9月15日,昼過ぎに金沢駅から電車に乗って関西国際空港へ向かい,夕方飛び立って夜中にタイに着く便で飛び立ちました。
タイまでは5時間半前後という飛行時間なので,とても短く感じられました。
ドン・ムアン空港にはタイ人のガイドさんが迎えに来てくれており,ワゴンのような車で滞在するホテルまで送ってもらいました。
私が初めてタイに来たときは,同じようにツアーで来たのですが,なにしろ3年も前のことなので記憶が定かではなく,記憶にあることと言えば過去2回,個人でタイに来て暑い中荷物を運んでバスに乗った,というようなことばかり。
それなので,お迎えに来てもらい,ホテルの入り口まで送ってもらう,となると夢のような話でした(笑)
(← ホテルの窓からの夜景。ひときわ高いビルは,バンコクで一番高いバイヨーク スカイ ホテル。地上309メートル,88階建て。この写真の大きいサイズは大きな写真のページへ)
ホテルはとても綺麗で部屋も広く,快適でしたが,まずは移動の疲れもあり,時間も深夜だったのでシャワーを浴びて翌日に備えて寝ることにしました。
さて,シャワーを浴びようとしたのはいいのですが,カランからお湯は出てくるのに,どうやってもシャワーからは出てこないのです。
しかし浴室に切り替えるためのレバーやスイッチのようなものは見あたりません。
唯一それらしきものを引っ張ると,それは外れてしまい,結局シャワーは出てきませんでした。
そのままでは困るので,仕方なくフロントに電話をして,シャワーの浴び方が分からないことを伝えると,相手は私の質問の意味が分からないようでした。
そこでお湯は出るけれど,シャワーからは出てこないのだと言うと,今誰かをそっちにやるから待っていてほしいとのこと。
しばらく待っていると,見に来た人があれやこれやといじっていましたが結局出てきません。
そこで今度はエンジニアを呼んでくる,ということになりました。
そしてまたもや待つこと数分の後,やって来た人は引っ張ると外れてしまっていたものを取り上げ,その下に何かを差し込んで引っ張りました。
すると下からねじのようなものが出てきて,それに先ほど取れたものをくっつけ,お湯を出しながら引っ張ると,シャワーが出てきました。
ちょっと分かりにくいでしょうが,つまりお湯を切り替えるためには,小さなねじに持ちやすいようフタがしてあり,そのフタごとねじを引っ張り上げるとシャワーになるのです。
しかし,そのねじが下に入ってしまったまま出てこず,フタだけが外れてしまっていたのでした。
そうしてようやくシャワーを浴びることができました。
エンジニアと言われていた人がねじを引っ張り,ほんの10秒ほどで直してしまったもののために,1時間近くもシャワーを浴びることができなかったのでした。
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バンコク市内地図
風呂上がりのビールを飲むのに,1日目は到着時刻も遅く,もう暗いので,近所のコンビニエンスストアを探しに行く元気がなかった。
しかたないので,ホテルの冷蔵庫の中のビールを飲むことにした。
これから先,頻繁に飲むことになる「シンハ・ビール」の瓶があったのでそれにした。
ちなみにお値段はホテル価格で90バーツ。約270円。
日本の感覚にすれば,ホテル価格では安いが,コンビニではその3分の1くらいの値段だった。
ホテルでは市販価格の3倍というのは日本と変わらないなあ。
ちなみにそのときの換算相場
関空にて 1バーツ→3.35円 1円→0.299バーツ
タイにて 1バーツ→2.90円 1円→0.345バーツ
現地で両替の方がかなり得であった。
2日目からは近所にコンビニエンスストア(セブンイレブンばかりがバンコクでは目についた)があることがわかり,必要な飲み物,ビールをいつも買っていた。
そこにはタイのビールが4種類おいてあり,とりあえず全種類飲んでみた。
いずれも日本のビールに似た味で,そんなに苦くなく(自分は苦いのが好きなのだが)飲みやすかった。
これ以外のビールといえばどこに行ってもハイネケンがあった。
輸入物ではなくて,ライセンス生産らしきものだった。
ちなみに,ハイネケンはだいたいタイのビールの2〜3割増しの値段だった。
コンビニエンスストアにあった4種類のビール
左より順に名前とコンビニ価格,ビアタイ 20バーツ,レオビア 24バーツ,シンハビール 30バーツ,ビアチャン 25バーツ
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