ウィークエンドマーケットにでかける

 21日はタイ観光の最終日です。
 その日は日曜日だったので,私たちはチャトゥチャック市場(ウィークエンドマーケット)に行ってきました。
パヤータイ駅
(← パヤータイ駅。このBTSの駅は鉄道の上にあります。)

 BTSで北方向の終点のモーチットまで行き,降りてすぐのチャトゥチャック公園で開かれるマーケットに向かいました。

モーチット駅
(← 終点のモーチット駅。ホームからチャトゥチャック市場のある公園の緑が見えます。)

 だいたい9時頃に開くという話だったので9時半過ぎに着いたのですが,すでにたくさんの観光客と地元の人で賑わい,お店もすべて開いていました。
 BTSの駅ではすでにマーケットから帰ってきたらしき人たちともすれ違いました。

チャトゥチャック市場(ウイークエンド・マーケット)
(← チャトゥチャック市場の中にて)

 服から食料品,お土産など,まさになんでもあるこのマーケットを見て回り,お土産を探したり変わったものを見つけて歩くのはとても楽しいものでした。

チャトゥチャック市場
(← かごの中がニワトリです。)

 変わったものと言えば,ペットなども売っているのですが,一体何に使うのかたくさんの小さな蛙なども売っていました。
 マーケットの中には屋台やレストランもたくさんあったのですが,私たちはサヤーム・スクエアまで戻って遅めの昼食をとりました。

ネイル・アート
(← ネイル・アートしてもらっています。)

 その後は,前回タイに来たときも行ったネイルアートのお店に行って,ネイルアートをしてもらいました。

 その日と翌日の22日,タイのBTSではCAR FREE DAYと言うキャンペーンをしており,バンコクの排気ガスを減らす努力をすると言う目的で,車のかわりにBTSを利用してもらい,そのかわり2日間はBTSの運賃をどの区間乗っても10バーツにすると言うものです。

オーン・ヌット駅  そこで暇だった私たちはこの機会にBTSのまだ行ったことのない方向,東方向の終点であるオーン・ヌットまで行ってみることにしました。

(← オーン・ヌット駅)

 私もこれまで途中までは乗ったことがあったのですが,終点までは行ったことがなく何があるのかも知りませんでしたが,その終点にはショッピングセンターがありわりと多くの人で賑わっていました。
 しかしショッピングセンター以外のところは森のように木が生い茂っていたりと,急に自然が増えた感じがしました。

 その日は夕食にタイのタイスキの有名なお店の一つ,MKでタイスキを食べました。
 そこでは好きな具材を選ぶことができたので,何かを詰めたイカや変わった練り物などを食べてみました。
 またジャパニーズ・トーフとトーフと言う2種類の豆腐があったりもしました。
 私たちはトーフの方を食べてみました。
 どこが日本のものと違うのかはよく分からなかったのですが,見た目は円柱形の豆腐でした。
 そしてお腹がいっぱいになってホテルに戻り荷造りをしました。
タイスキ タイスキ
タイスキ (上左・注文した具材が届いたところで,これから入れますよ状態。メニューを見て,自分の食べたいものを注文できる。このような赤い小皿に具材が入って出てくる。
上右・だいたいできあがって食べ頃ですよ状態。
下左・追加注文したイカをこれから入れますよ状態)

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父上コラム

マーケットの王様,チャトゥチャック市場

 いろんな国でマーケットに行った。
 (何しろ娘も妻も,必ずやガイドブックでマーケットを探し出し,半日,あるいは丸1日は必ずそこで時間がつぶされる。)
 しかし,このチャトゥチャック市場は売っているもののその雑多さでは,これまで見た中では最高である。
 わけわからん各種の飼育用の魚。
 (大きいのやら小さいのやら,色とりどり。おまけにえさなのかミミズみたいなのが大量に入れ物の中でうじゃうじゃしている。)
 カブトガニらしきものも売っている。(このカブトガニ飼うの?)
 古着。(Tシャツ1枚3バーツくらいから)
 蛇にカエルにコオロギ。(何匹もまとめて袋に入ったカエル,あれどうするんだろ?コオロギは唐揚げがあるらしいから,料理の材料なのか?)
チャトゥチャック市場
(← 手前が,袋入りカエル,後ろのなんだか卵のパックみたいなものが入っているのが,コオロギ)

 コケコッコーとうるさいニワトリ。
 日用雑貨におみやげ物。
 しかも広い。(全体としてはくの字に折れ曲がった敷地なので,ときには迷う。)
 活気あふれる。(しかし,お客に声をかけるそのかけ声は地元金沢の「近江町市場」には負けている。あの金沢の近江町市場の「やっすい!やっすい!」とか,「もう最後や,まけとくよ!」ってなやかましい声はない。)
 それでも品物を見た店では,必ずや電卓を出してきて,値段を示し,そのあと0にして,こちらの希望する値段を表示するようにとのジェスチャー。
 アラビア数字は世界共通だなあ。
 ここでいろいろ回ってついに見つけたのは(というほどの代物ではないが)トイレ表示ステッカーである。
 タイ語で「トイレ男子」「トイレ女子」という2枚を買って帰り,さっそく家のトイレのドアに貼り付けた。
 1枚10バーツであった。
 ちなみにこのお店のおばさん,英語が通じた。
 ステッカーの意味を英語で説明してくれた。

タイスキ大好き(おやぢギャグ……)

 スキとはすき焼きのスキであり,日本語のはずだが,いつの間にタイに広まったんだろう?
 スキというメニューでタイに広まっているようであり,これも外国の外来語になった日本語ということになるのだろうか。
 ちなみに,寿司は完全に外国でも通じる日本語のようである。
 タイでもいろいろなところににぎり寿司やら手巻き寿司,細巻きなどが売られていた。
 日本料理の店もたくさんあった。
 ちょうど「ZEN」とかいう店がキャンペーン中で,それが「うなぎ&あなごパレード」ということだった。
 この命名に思わず笑いつつも,いったいどういうものが出てくるのだろうと,興味を持ったのであった。
 しかし,このタイスキはたれを調節すればそんなに辛くならず,しかもいろいろな材料のダシがきいて,とてもおいしいものであった。
 これを醤油で食べると,まったくもって日本の鍋料理そのもの。
 注文も食べたいものを食べたいだけ言えるところがよい。
 ちなみにMKレストランでは,白菜10バーツ,チンゲンサイ9バーツだったような気がする。