大桐の集落を過ぎたあたりに大桐駅あとがある。
ホームがそのまま残っているかのような部分である。
「大桐駅跡」という碑の裏には大桐駅の経歴が以下のように書いてある。
大桐駅の経歴
明治43年3月31日,北陸線の難所といわれ,山中トンネルを頂点とした1000分の25の勾配を有し,列車運転の緩和とスイッチバックの拠点として大桐信号所が開設された。
その後地元の要望に応え,同年6月1日停車場に昇格し,旅客,貨物の取扱営業を開始した。
当時,旅客7本,貨物6本,計13往復の列車が運行された。昭和37年6月9日,北陸本線複線電化の近代化により,新線開業と共に廃止となる。
その間54年の永きに渡り,生活物資の輸送等,住民のシンボルとして大きい役割を果たした。
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撮影地近辺の地図(黄色→北陸本線旧線,黄緑色→北陸自動車道,赤色→現在の北陸本線(そのうちの桃色部分は北陸トンネル))
この地図の作成に当たっては,国土地理院長の承認を得て,同院発行の数値地図200000(地図画像),数値地図50000(地図画像),数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平22業使,第251号)