「読んでみまっし金沢弁」によせられたおたより大特集

金沢弁 「おとこおっとこおんなおんな」
      1年6組 ヒロmamaさんより (おたより番号:45)

(このおたよりに登場する金沢弁→おる,おっとこ,おんな)

金沢と言えばトランポリン。
トランポリンの世界年齢別大会でjapanチームに金沢弁を広めてきた。
小さい子ほど,すんなり覚えちゃって,「大会のたび,金沢弁になってる」と親たちにも好評…!?
1ばぁ〜ん受けたのは,

「おとこおっとこおんなおんな〜」

だった。
男子チームの所で騒いでる,女子に言った一言。
意味分かる?分かったあなたは偉い。
トランポリン界では,金沢弁パワーが炸裂しているぞ!
共通語になる日も近いだろう……!!

p.s さんまちゃんの「しっとるけ」は,
さんまちゃんが金沢弁を聞いて,おもしろいからって使いはじめたって,「しっとったけ?」

             1年6組 ヒロちゃんmama

田舎の雰囲気の仕切り線

★PKPからの補足説明★
☆登場人物説明
 ヒロちゃんmamaとは,某学校の時の保護者です。
 その娘ヒロちゃんとはトランポリンをやってて,その世界年齢別大会に日本チームとして出たってことです。
☆金沢弁説明
おとこおっとこおんなおんな
おとこ」とはすなわち「」,つまり,共通語ですね。
次が問題。「おっとこ」とは次のような構成です。
金沢弁では「いる」(居る)を「おる」と言います。
「誰かおるけ?」(誰かいるか?)といった具合。
「とこ」は「ところ」の省略形ですので,「おっとこ」は「おるとこ」すなわち,「いるところ」ということになります。
最初の「おんな」は「」です。
つぎの「おんな」は金沢弁「おる」に禁止を表す終助詞「な」がついて「おるな」つまり「いるな」という意味になります。
以上まとめますと,
おとこおっとこおんなおんな

いるところに,いるな
こういうことですね。

というように聞こえて,じつは深い意味があったんですね,はい。

田舎の雰囲気の仕切り線

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