「読んでみまっし金沢弁」によせられたおたより大特集

金沢弁 「いっぺこっぺ」
      みちゃこさん  (おたより番号:63)

(このおたよりに登場する金沢弁→いっぺこっぺさりく)

★みちゃこさんより 第1弾(いや,もう第何弾かわからないけど,今回の第1弾)★

この間メールしたばっかりなのに。
きときとの金沢弁が実家から届きました。

母「新潟の方に(主人の実家)何差し上げたらと思うて」
私「佃煮とかどうや?ほかなんか考えてる?」
母「いまだ年やしねえ。いっぺこっぺさりくのもたいへんでいね」
私「(あー!きた!これは標準語に変換すると…)あっちこっちいくのもねえ。」
母「ほんねんて…」

と,いうわけで,この言葉「いっぺこっぺさりく」は久しぶりに聞いたんですが,あっぺこっぺという人もいるようです。
むかしべったべたの金沢弁を使う同級生がいましたが,彼がよく使ってましたね。
思い出しちゃいました。
でも今や「死語の世界」に入ってますね。
ちなみに母70歳です。

みちゃこ

田舎の雰囲気の仕切り線

☆PKPよりお返事☆
まさしく「死語の世界」と思う私は,きっと若いのかも。
ようやく土曜日,今頃雪が積もって当たり前の金沢で,なぜか布団を干しているというのは,やっぱり変な世界?
しかし,「死語の世界」になる前に,収集しなくてはね。
ところで「いっぺこっぺさりく」は分解すると「いっぺ」は「あっち」,「こっぺ」は「こっち」,「りく」は「いく」って言えばいいのですかね?
お母様の,金沢弁の布教をこのあともしていただきたいものです。

田舎の雰囲気の仕切り線

★みちゃこさんより 第2弾★
あの…いっぺこっぺはたしかにあっちこっちという雰囲気なんですが,問題は「さりく」がどうも…
友人が使っていた頃のフィーリングでは「さ=りく」ではなく,「さりく」で「うろうろする」とか「さんぽする」という意味だったんですよ。
しかも語尾が変化しない。
「さりいた」とか「さりかん」とはなっていなかったみたいです。
しかしほんとにこれは金沢の言葉なんでしょうか。
こちらのサイトの古い方の用語集にも出てなかったし…
あーなんかまじに突っ込んでます。

みちゃこ

田舎の雰囲気の仕切り線

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