金沢桜百景


いもり堀(いもりぼり)

 所在地:丸の内

−− 桜の仕切り線 −−

いもり堀

 金沢城の南西側にある外堀の「いもり堀」の様子を鯉喉櫓台(りこうやぐらだい)から撮影したものです。
 平成に入り復元されました。以前はここには兼六園テニスコートがありました。

(2022-04-07撮影)

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★いもり堀★
 かつての「いもり堀」は,金沢城の南西側を囲む外堀で,明治40年(1907),旧陸軍により上部の削平と埋め立てが行われ,その跡地は陸軍用地を経て,戦後はテニスコートとして利用されました。
 江戸時代の堀は,幅が広いところで約40m,深さが10m以上あり,水を湛えていました。斜面は土羽で,比較的緩やかな勾配で造られており,南東端には鯉喉櫓台の石垣がありました。
★鯉喉櫓台(りこうやぐらだい)★
 鯉喉櫓台は,主に寛文4年(1664)の修築時の姿を残す,整然とした粗加工石積みの石垣です。
 高さは約八間(14.4m)ありましたが,明治40年に上部が崩され,いもり堀とともに埋められました。
(出典:石川県のウェブサイトの説明)