十五行の壁

校舎  この原稿は基本は十五行。二七〇字だから,原稿用紙一枚よりも少ない。ついだらだらと,しかも回りくどく文章を書く癖のある自分が,何かを書き始めると,すぐに数十行になる。
 最初に考えた内容では,あっという間に二百数十行,すなわち二ページ分を超えた。だから,それは自分のウェブサイト用の原稿にした。ちなみにその最初の表題は「子どもが変だ!」である。
 それにしても,論理的に,しかもわかりやすく,そして短くまとめて書くのは難しい。さらに,思いを込めたり,熱が入ったりすると,すぐ長くなる。
 いつの時代も,どんなときも,簡潔に,そして印象的に伝えることは大切なことだと痛感する。
 某国の新大統領を見習わなければ…

(泉中学校 学校文集「いずみ」 職員随想 2009年3月)

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