トルコ旅行記
 −エフェソス遺跡からシリンジェ村へ向かう途中にシシケバブのお昼ごはんと革製品の店に立ち寄る−

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 エフェソス遺跡での約1時間半の観光を終えて,12時過ぎエフェソスを去る。そして15分ほど走って,お昼ご飯である。
今日のビールはツボルグ アイランと今日のスープ 今日のお昼ご飯
(写真説明 上左:今日のビールはツボルグ。上中:アイランと今日のスープ。上右:今日のお昼ごはん。)
シシケバブ シシケバブのアップ チャイ
(写真説明 上左:シシケバブ。上中:シシケバブのアップ。上右:チャイ。)
 今日のお昼ご飯はシシケバブということである。しかし,羊肉ではなく日本人向けに牛肉にしてあるとのことであった。いわば牛串という感じである。どうせなら地元民の食べる羊肉を食べてみたかったのだが,まあ致し方あるまい。日本人はそれほど羊肉が嫌いなのか?
 ちなみに今回のビールもツボルグ。それと,トルコでは有名なというか,当たり前に供されているアイラン(Ayran)という塩味のヨーグルトをいただいてみる。(確か3ドル)ビールの中ジョッキに泡立てられた飲むヨーグルトがやってくる。まあ,塩味とはいえ,すっきりとした塩味である。どこのホテルにでもヨーグルトが置いてあったが,日本のように甘いものはなく,しかも,ヨーグルトだけをいただくよりも,料理に使われていることが多かった。自分たちも,生野菜にかけてみたりして,毎日ヨーグルトを食べたのだった。
アイランの機械  これがアイランの機械である。ヨーグルトに水を加えて撹拌するらしい。この写真ではパイプから何も出ていないが,店にはいるときにはここからヨーグルトが出てきていて,この丸いお釜のような容器の中は泡だらけだった。その国その国の料理用の機械があるものだと感心してみていたのだった。

美味しそうなものを作っているおばちゃんたち  食事を終えて,道路脇に行ってみると,店の片隅でおばちゃんたちがなにやら作っている。ピザのように生地をのばし,その上になにやら具材を載せ,折りたたんでいる。実に器用に作っている。シシケバブがちょっと少量で物足りなかった自分としては,このおばちゃんたちが作るものがえらくおいしそうに見えたのだった。

レストラン レストランの前の道路 レストラン
(写真説明 上左:レストラン。上中:レストランの前の道路。上右:レストランの様子。)
途中で見かけた車 (写真説明 左:途中で見かけた車。)
 トルコの国産車は何というのかは知らないが,いろいろな車が走っている。日本車も走っているが,そう多くはない。ヨーロッパの車の方が目立つ。中にはかなり古いが,しっかりと走っている車も多数である。

革製品の店のファッションショー 革製品の店のファッションショー  レストランを出て30分もせずして,革製品の店に着く。ここではまずファッションショーが始まり,モデルがいろいろな製品を着て出てくる。それらはみんな店の中に置いてあり,番号札がついている。気に入ったものにチェックする用紙もくれる。あとで店の中でそれを確認するためのものだ。ついでに我々ツアー総計21名の中から3名がいきなり指名されて,楽屋裏に入っていく。素人モデルとなり,革製品を着て出てくるのだった。もしかして眼光鋭いマネージャーがお客を観察して,買いそうな人を選んだのだろうか。
 ファッションショーが終わると店の中へ。流ちょうな日本語で説明がある。確かに皮は薄くて軽くて,なかなかいい製品のようであるが,だからといって買う気は全くないので,店の中をぶらぶらするだけである。ヨーロッパなどのブランド品として加工されると,値段は一気に3倍ほどになるそうである。袖の長さはいずれも長くて,その場でサイズを測って修正してくれるのであった。中で一番高かったのは90万円ほどのコート。だが,もちろん私には全くご用はない。椅子に座って店の英語のパンフレットを読んでいたのだった。
 さて,この店は大通りからちょっとはずれたところに入っていった場所にあったが,この革製品の店からUターンして今度は山の中へ入り,シリンジェ村(Sirince)へと向かうのだった。

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ご飯を食べたレストラン


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革製品のお店


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