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(写真説明 上左:朝ご飯。上中:ホテルの部屋から外を撮ってみる。上右&左:外へ出たところにあった車。)
チェックアウトを済ませてホテルの玄関に出てみると飾った車がある。このホテルで結婚式を挙げ,これから新婚旅行に出かける新婚さんのための車らしい。このような車を数回見かけたが,これがトルコの風習らしい。
さて,今日の観光はヒエラポリスと石灰棚である。ホテルはヒエラポリス近くなので,ホテルを出て20分もせずして目的地にたどり着く。
左は入り口にあった遺跡の案内図。これまた規模の大きなものだったらしい。
たどり着くと,南西側にある高い山々が目につく。
(写真説明 左:ヒエラポリスの入り口。右:温泉を流したという溝。)
入り口を入ると,広々としたところに出る。荒涼としたところと言うべきか。
歩いていくと温泉を流したという溝があり,こんなところに温泉を流して利用していたのかと感心する。
石灰棚のパノラマ写真である。これら6枚の写真の大きな画像は「
ヒエラポリス・パムッカレ・石灰棚のパノラマ写真 その1
」のページをどうぞ。
おなじく場所を移動して撮影した石灰棚のパノラマ写真である。これら5枚の写真の大きな画像は「
ヒエラポリス・パムッカレ・石灰棚のパノラマ写真 その2
」のページをどうぞ。
(写真説明 上左:遺跡の囲い。上中&上右:温泉に足をつける。)
入ってすぐに石灰棚を見学したあとは,石灰棚の中でも入れるところへと行ってみる。
今では遺跡の保護のために,入れるところが限られているらしい。
足をつけてみると,やはり生温い。遺跡の沈むプールからやって来たらしい水着姿のおねえさんもいる。
このあとは移動して遺跡の沈むプールへと行ってみるのだった。ちなみに最初に「遺跡のプール」と聞いたとき,まったく泳ぐプールつまりスイミングプールだとは思わなかった。遺跡の保護のために水に沈めてあるものと思っていたのである。と言うのも,うちのお隣富山県の魚津市にある埋没林博物館を連想し,プールに沈めることで,その様子を保存してあるのかと思ったのだった。よもや遺跡の沈むスイミングプールとは。
(写真説明 左:遺跡の沈むプールに向かう。下:遺跡の沈むプール。)
ここでは石灰棚を中心に見たので,古代の都市区画の部分へはまったく行っていない。つまりヒエラポリスに来たが,ヒエラポリスの中心へはまったく行っていないのだった。ようやく遺跡のプールへ行ってヒエラポリスの一部に入ったという感じである。
一応遠景だったが,その中の野外劇場の写真を紹介しよう。
(写真説明 上:石灰棚をふり返る。左:good-bye Pamukkale。)
最後に帰り際,石灰棚をふり返って見ると,結構先の方まで人が行っているのだった。
ということで,この日の午前の1時間半あまりの見学が終わる。やはり移動が多く,見学時間が短いなあと思いつつ,パムッカレを去るのだった。
パムッカレの外れには「Good-bye Pamukkale」と書いた門があった。このあとはひたすらコンヤへと向かう。400キロあまりの移動である。