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シェムリアップからホーチミンへ

 また,シェムリアップ空港に行って,出国手続き。
 カバンのチェックにすごく時間がかかりました。X線検査機を通ったあとほとんどの人がスーツケースを開けられて,チェックされていました。
シティー・アンコール・ホテル
(左・シェムリアップで泊まっていたホテル。国道6号線沿いにあります。下左・国道6号線を見る。向かいには学校がありました。下右・国道6号線を走る荷物と人を満載した車。)

国道6号線 国道6号線を走る車

ベトナム航空のジェット機  再び滑走路を歩いて飛行機に乗ってホーチミンへ。
 13時20分発のベトナム航空VN826便です。今度はプロペラ機じゃなくて,ジェット機でした。
 1時間ほどなのですぐだったけど,その間に軽食が出ました。

(左・ベトナム航空のジェット機。)

ベトナム航空の軽食
(左・飛行機に乗ってすぐに出た軽食。)


ニュー・ワールド・ホテル・サイゴン  着いてからすぐにホテルに行きました。
 途中で町を通ったけど,バイクがとっても多くてあきれるくらいでした。
 信号があるのに右折や左折も適当だし,こんなところじゃ絶対運転できないと思いました。
 ここのホテルも立派でした。

(左・泊まっていたホテル)

ベンタン市場  しばらく,暇な時間があって近かったので,ベンタン市場まで行ってきました。
 狭い店に所狭しと商品が並べてあってごちゃごちゃしていました。

(左・ベンタン市場を後ろに見ています。)

 少し歩いて,スーパーのようなとこにも行ってきました。
 ここでは入り口でリュックやカバンをロッカーに預けなくてはならないところでした。
 ちなみに,ビールが安かったです。

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ホーチミン市街図

−−  チェックの仕切り線  −−

(父上コラム) ベトナム交通事情

 ベトナムでは一家に3〜4台のバイクがあるらしい。
 ちなみに,車はお金持ちしか持っていない。あと車はタクシーか,バスか,観光客を乗せた貸し切りの車か,トラックである。
 バイクというのは主要でかつ重要な交通手段である。
 バイクのタクシーもあるし,何よりも道路を無駄なく使うことができる。
 片側2車線ある道路は,必ず1つはバイク専用線である。
 車がかなりの渋滞をして走っていても,その隣を1車線に5列6列に横隊になっているバイクはどんどん先に行ってしまう。
 道路がバイクで数珠つなぎになっているのだから,その光景はすごい。
 それと一番驚いたのは交差点での通行の様子である。
 右側通行なのだが,右折するときにはそのまま曲がればよい。
 しかし,右側通行で左折するときがすごい。
 日本なら対向車線の車がとぎれてから曲がる。
 だがベトナムではそんなことはない。左折車と,対向してくる直進車とが交互に譲り合いながら通行するのである。車でも,バイクでも,とにかく対向車の隙間をぬって(といってもとぎれることなく車がやってくるのだが)交互にやり過ごしながら曲がっていく。
 まったくもって日本では考えられない光景である。
 2車線同士の道が直行するような交差点にも信号はない。
 交互にやり過ごしながら,交差点を過ぎていく。
 よくもまあこれで正面衝突しないものだと思う。
 4車線以上の大きな交差点にも信号はなく,ロータリー方式である。
 すべての車は一度ロータリーに入り,少しずつ車線を変更しながら行きたい方向へ行く。
 慣れなければ,とてもじゃないが運転はできそうにもない。
 それから,信号のある交差点もあるが,右折するバイクは常に信号無視である。
 そうするのが当たり前のようにして右折して,バイクの流れに乗っていくのだった。
 ちなみに歩行者も,横断歩道がなくても車の流れの中を横切っていく。
 歩行者用信号のある道はまれなのだ。
 横断歩道もなく,前に後ろにバイクの列がびゅんびゅん流れていく中を道路を横切るのはかなりのスリルである。
 片側4車線もある道路を横切るのは,まるで車にはねられにいくような気分である。
 これが当たり前のベトナムの道なのだった。

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ホーチミン市街図