韓国ソウル旅行記 −裕美と父の旅日記−

韓国のビール

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 チェックインのあと,部屋の冷蔵庫を開けてみるが,ミネラルウォーターが2本だけ。ミネラルウォーター2本だけはサービスのようである。
 そのほかに何もないので,ビール買いに行く。館内に自販機でもあるかと思って,少し探してみたが,それも分からないので探すより聞く方が早いとフロントに行く。
 フロントの女の子は日本語が通じないが,横にいたいい年のおじさんは日本語が分かる。これも過去の歴史のなせるわざか。
 「飲みに行くのか?」と聞くので,いや,単に部屋で飲むビールを買いに行くのだと言うと,裏へ出てすぐにコンビニがあるとのことだった。
 裏口から出ると,近くに「ミニストップ」があり,そこで韓国ビール2本買う。初のウォンの使用である。
 1本1600ウォンの2本。
 買って「ありがとう。」と日本語で言うと,驚いた顔。現地人と思われていたらしい。やはり,みんな顔が同じだものなあ。おまけに,こんな夜中にふらりとビールだけを買いに来るなんて,まるで現地人である。ちなみに,ホテルのスリッパのまま外へ出かけたのだった……
韓国で買ったビールその1 cass,hite,prime  ようやくビールにありついて,1本飲んでからシャワー浴びる。
 石けんはあるが,シャンプーがない。しかたないので今日は石けんで髪を洗う。明日はどこかでシャンプーを買うことにする。
 明朝は10時出発なので,ゆとりがある。
 日本のホテルと違って浴衣はない。(当たり前だ。)考えてみれば,ホテルや旅館で当たり前のように浴衣が出てくるのは,日本文化なのだなあと異国の地に来て気がつくのであった。持参のパジャマに着替え,もう1本ビールを飲んで眠りにつくのだった。

韓国で買ったビールその2 cafri,ob,ob blue  ところで,韓国のビールはかなり味が軽めだった。たとえて言えばバドワイザーのような感じ。いや,それよりも,もっと味が薄い感じだ。いつもサントリーモルツを飲んでいる自分にとっては,どうも水っぽい。それでも旅をしたら地元のビールしか飲まないことにしているので,韓国のビールをいろいろと探す。どれが韓国製なのかというと,よく分からなかったので,とにかくこれまで見たこともなく,表記がハングルのものを買ってみたのだった。それが,このページの写真のものである。自分が行ったソウル市内の小売店で見つけたものはこの6種類だった。

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