韓国ソウル旅行記 −裕美と父の旅日記−

コエックス(COEX)に行く

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 9月18日月曜日。
 8時起床。ごはん食べて,地下鉄に乗る。
 午前の目的地はコエックス(COEX)である。
貿易センタービル  ホテルから最寄りの駅,往十里(ワンシムニ)からは地下鉄1本で行く。三成(サムソン)駅で降りるのだが,この日初めて,この地下鉄2号線が循環線になっていることに気が付いたのだった。
 しかし,地下鉄はどの駅もどの出口から出たら何があるかの表示がわかりやすい。出口はたくさんあるが,ワールドトレードセンターの前に出てくる出口に向かう。
 ワールドトレードセンターは大きな立派なビルだ。
 朝まだ早いので,人通りも少ない。

映画街の撮影用セット (左は映画街の中で。いくつかの映画の宣伝用のセットがあり,そこでいかにも登場人物のように写真を撮ることができるようになっている。)

 昨日NANTA(ナンタ)のチケット代金を払ったら,ウォンが残り少なくなったので,両替する。
 ワールドトレードセンターの地下にあるところで,銀行というよりも旅行案内所という感じだった。
 しかし,昨日の銀行よりレートがいい。10000円が79930ウォンだった。

水族館 水族館
水族館 (左は水族館の中に電話ボックスがあり,その中で魚が泳いでいる。)
 地下を少しぶらつき,まだまだ開店前の店が多く,それでは水族館に入ろうとしたら,小学生と思しき団体がやってきていた。こんな子たちと一緒に入ると,にぎやかで,ゆっくり見てられないだろうと,やり過ごすことにする。
 それをやり過ごすために,少し地下の別のところを回ってみる。地下全体にいろいろな店があり,結構広い。
 フードコートも偵察に行く。
水族館のトンネル水そう  それから水族館に向かったら,今度は幼稚園児らしき団体。
 そうなのだ。今日は平日,月曜日である。日本は敬老の日で,祝日だが,韓国は通常の日なのだった。これはいかんと,あわててその前に水族館に入る。
 入場料は1人15500ウォン(約2000円)。さすが,チケット売り場の女の子は英語が通じる。
 久しぶりに水族館を歩く。ここの売りは,トンネル水槽である。あとは,韓国の魚がいろいろいたが,日本のものとよく似ている。当たり前か。同じ海を隔てているだけの国なのだ。

キムチチャーハン  そのあと昼ご飯は,コエックスの地下のフードコートに行く。
 娘は韓国冷麺。できあがったあと,はさみで麺を切られたらしい。自分はキムチ炒飯。「キムチ フライド ライス」と書いてあったので,そう言って注文する。
韓国冷麺  このキムチ炒飯もいい味だった。ちょっと辛いけど,うまい。相変わらず,すべてにキムチが付いてくる。
 このフードコートはいろいろなお品書きがあるし,値段もお手頃。おまけに写真付きやろう細工の見本ありで,最悪の場合,指させば注文ができるのがよい。
 この中にある,キムチ博物館へ行こうと思っていたのだが,月曜定休日だった。そこで,ここはあきらめて,次はもう一つの宮殿景福宮(キョンボックン)へ行くことにしたのだった。

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