(←ノーンカーイ駅)
翌11月14日は再び移動の日でした。
タイの国鉄東北線の終点の地,ノーンカーイまでもう一度三等電車に揺られて向かいました。
電車の中では大抵誰かが隣に座って話しかけてきましたが,みんな気さくでおもしろく,親切な人たちでした。
(←ワット・ケーク)
翌日の11月15日はワット・ケークに行きました。
このお寺はバラモン僧が建てたものらしいのですが,とにかく奇抜で個性的な像がたくさん並んでおり,そのインパクトの強さは,今回のタイ旅行で一番といっても過言ではないほどです。
(←ワット・ケーク)
とにかく,どの像もそれぞれおもしろくて個性があるため,それほど大きいお寺(お寺といっても像がたくさん並んでいる公園のような造りでしたが)ではないのに,見飽きず,見るのにも時間がかかりました。
ノーンカーイからメコン川を挟んで対岸はラオスになっています。
ノーンカーイの市内から2〜3kmの所にタイ・ラオス友好橋というのがあり,外国人はそこからラオスに入国することができます。
私たちもその日の午後,友好橋を渡りイミグレーションを通ってラオスに入国しました。
橋からラオスの首都ヴィエンチャンまでは25kmほどと聞いており,私たちは橋からタクシーに乗りました。
が,しかしあれをタクシーと呼んでもいいのでしょうか。
ほんとに走るのかと疑いたくなるような,古くて汚い車で,恐ろしく埃っぽい町の中をエアコンがないので窓を全開で走りました。
途中で止まってしまいそうな車でしたが無事にホテルまで連れて行ってもらえました。
ラオスの通貨はキープなのですが,タイバーツが通用するところがほとんどで,それほど不便は感じませんでした。
またラオスはフランスの植民地だったらしく,所々にフランス語の看板があり,また国民も横文字に慣れているのか,タイの田舎と比べると英語が通じる人が大変多く意志の疎通をはかる上でも過ごしやすい国でした。
しかしあまり覚えていませんが,確か1バーツが300キープか400キープかだったので,例えばタイなら20バーツのラーメンを食べても6000キープや7000キープと数字が大きくなるため安いのか高いのかさっぱり分からず苦労しました。