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金石町道路元標

kanaiwamachi dourogenpyou

 町中を歩いていると,ふと目に止まったのがこの「金石町道路元標」です。
 「あれっ?!こんなところにこんなものが」と撮影しました。

 この「道路元標」というのはよくよく調べてみると,「大正期に設置された道路元標は,1919年(大正8年)の旧道路法制定後に,同年11月に関係法令として制定した道路法施行令で3条にわたって規定したものである。この規定内容は,「府県庁,師団司令部,鎮守府,郡市役所または町村役場の所在地を国道,府県道,または郡道の路線の起点終点とするときは市町村における道路元標の位置によるものとする」とし,各市町村に一個ずつ道路元標を設置することとされていた。さらに,1922年(大正11年)に,道路元標の形状,規格,材料など細目が規定された内務省令が発布され,当時1万2000以上あった各市町村の自治体中心部に設置が始められた。」(ウィキペディアによる)とあります。
 また「1952年(昭和27年)施行の新たな道路法により大正時代の旧道路法は無効となり,現行道路法の第2条第2項第3号で道路元標は道路の附属物とされているだけで,設置場所や道路元標を路線の起終点にするなどの特段の規定はなく,道路の起終点は道路元標と無関係に定められている。」(同)ともあり,この「金石町道路元標」はつまりは過去の遺物ってことのようです。


 (撮影日 2014−08−02)

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