我可屋タイトル
我可屋の入口のドア

ビアパブ "我可屋"(わがや)

 我可屋は金沢は柿木畠にある洋風の居酒屋です。
 かっこよく言うと「ビアパブ」ってことですね。
通りからながめた我可屋のビル
 左これは柿木畠を入っていったところから撮影したもの。
 この年(2000年)金沢の雪はほんの少し。
 道ばたに,少し雪が見えます。

我可屋入口
 そして,右が入り口の看板。
 この安宅歯科のある安宅ビルの2階に「我可屋」はあります。
 ちなみにこの「柿木畠」というのは金沢の旧町名です。
 ここに立っている案内の石碑によりますと
 「寛永8年・12年の火災の教訓から,この一帯を火除け地とするため,藩士の邸宅を移転させ空き地にし,柿木を植えた。万治年間から再び藩士の邸地となったが地名として残った。」
 と書いてあります。

我可屋のカウンターでくつろぐツッチー
 左は入り口を入ったところから見たところ。
 今宵は友人つっちーと2人でカウンターに陣どります。
 
 この我可屋の内装は,確かイギリスチューダー朝の屋敷を模したものだとか。
 自信はないがどこかでそんなことを聞いた気がする。
 何しろ酔っぱらいの2人は聞いた話を忘れている。

ピアニスト・ツッチー(うそに決まってるじゃない)

 カウンターの後ろ側にはボックス席がある。
 カウンターはまあ8人ほど座れるかな。
 ボックス席は6+6+6+12人くらいの感じ。
 そこにはピアノが置いてある。
 (ちなみに,つっちーはピアニスト……なわけがない。ただの人)
我可屋サラダ
 ここのおすすめメニューは我可屋サラダとピザだと思う。
 昔から変わらぬこのサラダ。
 ちなみにこの店に初めて来たのは学生時代だから,かれこれもう25年も前のこと。
 そのころからこのサラダがあった。
 そのころはマグロのサラダオイルづけ(要するにシーチキン)なんてものは珍しい時代だった。
 だからそれののってるこのサラダが実に新鮮で,うまかった。
 写真はフラッシュが強すぎてとんでしまった。

我可屋のカウンターで調子のよいツッチー
 それとピザが実にうまい。
 これは絶品である。
 ちなみに「タバスコ」だのなんだのをかけてはいけない。
 そのままできたてをいただくのであります。

バカルディ ホワイト バカルディ ゴールド ロンリコ ホワイト  ロンリコ ゴールド
 ラムはサトウキビ(甘藷)を原料とする蒸留酒である。
 普通,サトウキビの絞り汁を煮詰めて砂糖の結晶を分離したのち,残った糖蜜を発酵,蒸留してつくられる。
 しかし,サトウキビの絞り汁をそのまま薄めてつくることもある。
 ラムの発祥地は,西インド諸島。
 しかし,ラムの原料であるサトウキビは,この地方にはじめから自生していたわけではない。
 サトウキビの原産地は,東南アジアであり,それが西へ広まって,スペインに伝わった。
 そして,コロンブスの西インド諸島発見以後に,スペインからこの地に移植されたものである。
 17世紀のはじめ,この地方の小アンチル諸島のバルバドス島に,蒸留技術を身につけたイギリス人が移住してきた。
 そして,たくさん繁茂しているサトウキビを利用して蒸留酒をつくったのが,ラムの起源となった。
 そして,この強い酒を生まれて初めて飲んだ原住民たちは,酔って「興奮」(当時の英語で"rumbullion")した。
 このランバリヨンという英語は現在は廃語となっているが,この語頭が残ってラムという酒名になったといわれている。
(上の写真はバカルディとロンリコのそれぞれホワイトとゴールド。写真,文とも講談社「'87-'88世界の名酒事典」より)

 ところでつっちーもだいぶ酔ってきたね。
 今宵の酒はラムです。
 「バカルディ」はうまいね。
 いつもは「バカルディ」のブラック(ダークラム)を飲むが,今日は「ロンリコ」
 「ロリコン」ではありません。
 ラムについては左側のコラムをどうぞ。

我可屋にて
 とかやってるうちに夜は更ける。
 今宵は我々2人の貸し切りだった。
 マスターにマダムも加わり,話は弾む。


所在地:金沢市広坂1−5−6(柿木畠)安宅歯科医院2階
電話:(076)232−0760