分類:和食
所在地:金沢市片町
探検時期:2007年2月
今回の探検目的:宴会
今回のお品書き:飲み放題コース
今回の所要経費:5000円
探検隊の報告:
年に数回行われる,元同僚たちとの会である。
今夜の会場はここ「十二の月」。会場は毎回幹事さんにお任せである。幹事さんのおかげで,満腹探検隊もいろいろな場所に行くことができる。
今日ここを選ぶときには「年齢層はどのような感じでしょうか?」と聞かれたそうである。つまり,お客の年齢層にあわせて料理を考えるらしい。ついでに男女比も聞かれたらしい。これまた,それで料理を変更するのだろうか?
ここまでの料理,いずれもまあまあ上品である。
最初に椀物。続いてのお造り。そして左は煮物。
我々にあっているというべきか,ゆっくり食べる年寄り向けというべきか。今回は6人で個室だったが,料理を運んできてくれたおねえさんが,
「お向かいがちょっと若者が多くて,うるさくてすみませんね。」
と,気配りをしてくれる。
「いえいえ,いいんですよ。」
と答えるのだが,実は我々も,宴たけなわになるといつもうるさい集団なのであった。たまたま今夜はこの段階で静かなだけで,そんな,おねえさん気を遣わなくていいんですよ……
今日は酢の物ではなくて牛のタタキですと,おねえさんの説明。
我々は別に会席のお品書きにこだわるような集団じゃないので,煮物,焼き物,蒸し物,酢の物,揚げ物と何でもいいんですよ。
そんな,おねえさん気を遣わなくていいんですよ……
それよりも,ビール持ってきてね。
さて,締めのご飯物はお茶漬けであった。
そして,デザートが「リンゴのワイン漬け」。デザートがなかなかしゃれてるじゃない。
ということで,1次会は終わり,次へと行くのだった。
ちなみに,この会は12時前に終わることはない……
探検時期:2008年7月
今回の探検目的:宴会
今回のお品書き:飲み放題コース
今回の所要経費:きっと5000円
探検隊の報告:
今回は職場の同僚との会である。
ここへ来るのも2度目なのだが,今回今日の宴会のお品書きが載っていた。「時季の宴」と題して,今日の宴会の最初から最後までのお品書きが載っている。温泉などではよくお目にかかるのだが,こういうちょっとした宴会では珍しい。
ということで,このお品書きを写しておこう。
まずは「前菜」ということで「鼈甲梅,姫トマト蜜煮,もろきゅう,鮎有馬煮,クリームチーズ豆腐」である。しかし,まずは「鼈甲」(べっこう)からして読めない。なんて読むのだろうなどと言っているうちに,前菜が終わる。
続いては「造里」。「造り」をわざわざ「造里」と書くところも少々洒落ている。
「造里」は「ガンド・梶木・スズキ・甘海老・あしらい一式」
おとなりは「椀物」である。
「玉蜀黍真丈 清まし汁仕立 海老・絹さや・茄子・木の芽」とある。「玉蜀黍」(とうもろこし)は何とか読めた。
このようなお品書きがあるだけでも,話の種になるのだった。
「煮物」は「豚角煮 太胡瓜・五郎島金時・赤皮南瓜・加賀つる豆」と加賀野菜を食材にしている。
加賀野菜といっても現在15種類認定されているのだが,では全部言ってみなさいと言われても,言えないのだった。ちなみに,この際調べてみると,「五郎島金時(さつまいも),二塚からしな,金時草,へた紫茄子,金沢一本太ねぎ,せり,くわい,金沢春菊,打木赤皮甘栗かぼちゃ,源助だいこん,加賀太きゅうり,加賀つる豆,加賀れんこん,たけのこ,赤ずいき」である。
こんなものもあったのかと,今更ながらに思うのであった。
さて,左は「焼物」。「喉黒西京焼 ハリハリ漬け 矢生姜」である。
右は「酢物」。「サーモン・小海老・烏賊炙り 青林檎ドレッシング」
それと「揚物」。「茄子冷やし揚げ出し 利休あんかけ」となっている。揚げ物で,このように冷製のものが出てきたのも初めてであった。
そうこうするうちに,夜も更けてくる。あれやこれやと語らう我々であったのだが,年度初めからのこの4か月,語り尽くせないくらいいろいろなことがあったのだった。
食事は「月見とろろ蕎麦」である。
ついでにデザートは「カフェモカチーズプリン」。飲み放題ということで,最後にはウイスキーを飲んでいる。
通常なら2次会,3次会へと行くところだが,明日は早朝に出発する予定なので,これにて帰る。だが,ほかの面々も週末とあって疲れたのやら,2次会へも行く気配がない。
ほんとに疲れるよなあ,この仕事。
探検時期:2017年6月
今回の探検目的:三人宴会
今回のお品書き:会席料理+酒は好きな物を注文
今回の所要経費:三人で 会席料理4000円×3+酒9040円 総計21040円に消費税1683円 合計22723円 割り勘すると一人あたり7577円くらい
探検隊の報告:
久しぶりの昔の仲間との宴会である。
今夜の会場は「十二の月」。前にもここでやったことがあるなあと思い出す。今日は会席料理のコース。飲み物は飲み放題コースではなく,各自が好きなものを注文する。宴会には「お品書き」がついていたので,それを書き写しつつ,料理の紹介をしよう。
ちなみにお品書きには会席料理ではなく「懐石料理」とある。
まずは「先付」。
「鱧と素麺の煮凝り
オクラ 玉蜀黍 焼き茄子
海老 木の芽」
鱧の煮凝りなんて,いよいよ夏だねえ。
最初は乾杯で生中を頼む。生中は550円也。
続いて「造里」
前と同じで漢字は「造里」
「間八 平目 甘海老」
この仲間とは昔同じ職場で,よく飲み歩いたものである。
まだ週休2日制になっていない時代である。
土曜日は半日仕事。仕事が終わると帰ってもいいのだが,帰宅せずに近所に食事に出た。そして,そこでよく昼呑みをしたものである。
そんな中で職場の和や輪ができたものである。
こちら「焼き物」
「真河豚白子西京焼き 鴨ロース煮
丸十蜜煮 薑 酢橘」
載っているのはサツマイモなんだが,なんで「丸十(まるじゅう)」という風に言うんだったっけと忘れている。昔も調べたような気がする。
つまりは薩摩藩の紋が丸に十だったことにちなむということである。すぐに忘れているものである。年だねえ。
ついでに「薑」って読めない。「はじかみ」なんだが,酢取り生姜だけど,またの名を何て言うんだったっけとこれまた忘れている。
「冷鉢」ということで冷製の野菜である。
「蒸し鮑と加賀野菜の炊き合わせ
太胡瓜 ズッキーニ 姫トマト
ヤングコーン 絹さや 生姜餡」
いよいよ夏に向けて,冷製の炊き合わせも美味しい。
途中から日本酒になる。
自分のほかの2人は日本酒の方が好き。なので自分も途中からつきあって日本酒を飲む。
ちなみに今回酒は飲み放題ではなく,好きなものを注文することにしている。つまりはこのような日本酒は飲み放題には入らないからである。
飲んだものは生中550円也が4杯。途中でキリンラガーの瓶ビールに変えて,670円也が2本。以後日本酒である。
天狗舞(大)1100円也。手取川(大)1300円也。宗玄(大)1100円也。加賀鳶(大)1000円也が2つ。
どういう銘柄だったかはすでに不明。
「加賀鳶」が気に入ったらしく,2回注文している。
右は「揚げ物」
「若鮎の竜田揚げ 骨煎餅
玉蜀黍岩石揚げ 青唐 葛素麺」
しかし,いつもここの料理は美味しいねえ。酒が進む。
4000円でこれだから満足だね。
左「酢の物」
「輪島産太もずく酢」
右は途中でもう一度撮影したお酒。色が赤みがかっている。
お酒はすべて「大」を注文しているが,2合である。
そしてすべて冷酒。
酒飲みの3人の会なので,料理は4000円だが,酒はあとで割り勘すると一人あたり3600円弱。まあ料理代に匹敵するくらい飲んだってことか。
締めの食事は「氷見うどん 梅肉 貝割れ」
いつの間にか「氷見」では「氷見うどん」というのが有名になった。いったいいつからだろう。
最後のデザート。「甘味」とある。
「苺ムース 生クリーム チェリー」
こうやって2時間あまりの宴会が終わる。
この後は久しぶりのカラオケに繰り出すのだった。
こんな風に昔の仲間との飲み会があるのもいいものである。誘ってくれるうちが花だね。
探検隊おまけの報告:
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