満腹探検隊
満腹探検隊の探検先:居酒屋浩司(いざかやこうじ)

分類:和食
所在地:東京都台東区浅草2丁目3−19(浅草寺近く・ホッピー通り) −−−お箸の仕切り線−−−
探検時期:2006年11月
今回の探検目的:宴会(って,一人で宴会もないものだが)
今回のお品書き:スジ煮+モツ焼き+ビール
今回の所要経費:2650円だったっけなあ
探検隊の報告:
 東京出張の夜は寄席に行くことにしている。この晩は「浅草演芸ホール」である。
 しかし,立ち見である。この日は酉の市(三の酉)の日だったらしく,そういえば熊手を持った人に何人もすれ違った。
 夜の部の主任はいっ平。酉の日にトリをつとめたのだが,最後にはリハビリ中の師匠のこん平が出てきて,一本締めで終わったのだった。こんなのも初めてだった。
 さて,そのあと晩ご飯というか,飲みに行く。
 そのあたりを歩いて,ホッピー通りとかいう居酒屋が軒を連ねるところの中の1軒に入る。何をもとにして選んだかというと,「牛すじ煮」という看板があったからである。
 ということで,「ホッピー」を注文したかといえばそうではなく,瓶ビールである。カウンターに座り,小さなグラスに手酌,これがいいのである。(なんてなことは人の好き好き)
煮込み  そして,「スジ煮」を注文する。表の看板は「牛すじ煮」と書いてあったようだが,お品書きは「スジ煮」である。
 つき出しにきんぴらが出てくるが,かなり醤油がらい。
 この牛すじ煮がいい味である。この通りの居酒屋では,いくつか牛すじ煮の看板が出ている。これもまたこのあたりでは有名なのだろうか。
煮込み  大きめの鍋でたくさん煮られているものを,若いお姉さんがうまくすくって入れてくれる。
 この店では,豆腐が入っている。最後にネギを散らしてくれる。小さな器のようだが,結構な量である。
 とにかく,一人酒なので,暇だから,ぼーっとお品書きなどを眺めつつ飲む。
 隣におじさんが一人でやって来て,「ホッピー」を注文する。そして,このおじさんも「スジ煮」である。
 しばらくでビール1本なくなったので,追加で「モツ焼き」とビールを1本注文する。
「タレですか,塩ですか?」とおねえさんが聞くので,「塩」とする。
モツ焼き  まもなく5本のった皿が来る。
 5本とは,シロ,タン,レバー,ハツ,あと何だっただろうか?しかし,一人で5本は多かった。最後の5本目は冷めてしまう。
 隣のおじさんが冷やしトマトを注文する。食材というのは季節感がなくなったものだなあ。
 左の若者達は電気ブランを注文する。ホッピーに電気ブランに,うーむ,ここへ来たからには,これもよかったか。
 店の方はコの字形のカウンターに奥の方に調理場,一方の壁にはテーブル席,そして,道路にはみ出すようにしてテーブルが出ている。冬場天気のいい東京だからこそできる,座席配置である。
 今日のおすすめの「銀だら煮」なんかがうまそうだったが,これ以上飲むと,部屋へ帰って風呂へ入るのもいやになるので,いい加減切り上げたのだった。
 でも,この浅草の,まだまだ古い東京の情緒が残るこの感じがいつ来てもいいと思えるのだった。
−−−ビールの仕切り線−−−−−−−−− 探検隊おまけの報告:
  お品書き
このときのお品書きいろいろ:
生ビール,ビンビール→600円,電気ブラン→450円,ホッピー→550円
煮込み→450円,モツ焼き→600円
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