こちらのページでは「冥土喫茶『冥土』」でおすすめしているブランド,今冥土で流行りのブランドをご紹介しております。
すべて「メイド イン 冥土」でございます。
冥土にお越しの際はぜひ「御堂筋通り」にそっくりな「冥土筋通り」に建ち並ぶこちらのお店にお立ち寄りください。
解説:そうでございますよ。閻魔の庁は「地獄の入り口」。いや,閻魔様の采配により極楽に行けるかもしれません。いやいや,閻魔様の采配よりも生前の行いでございますね。
ここは「地獄の入り口」あるいは「極楽の入り口」なのでございます。
解説:そりゃそうでしょう。閻魔の庁にいるからには「生きているんじゃあるまいに」。
プロデュースは桂文珍師匠です。
「地獄八景亡者戯(じごくばっけいもうじゃのたわむれ)」は面白い落語ですねえ。文珍師匠のくすぐりからいただきました。
いや,この「メイドイン冥土」自体が文珍師匠からのご教示でございます。
解説:亡者のみなさまは全員「死に人」でございます。
生前「ルイ・ヴィトン」がお好きな日本人は多ございましたねえ。あの世にはお金も土地もブランドものも何一つお持ちいただけませんよ。身体一つと死に装束でございます。そんな生前のブランドに未練の残るあなたにお贈りするのが「シニビトン」。死に装束にロゴを入れるサービスがございます。
これも桂文珍師匠のプロデュースブランドでございます。
解説:「シンデル」はまさしく「死んでる」。いや,ケンシロウに言われなくても閻魔の庁にたどり着いたからにはすでに死んでおります。生前に「シャネル」に執着していたみなさまには特に好評のブランドです。死んでも「死んでる」を持ち歩きたいあなたに,「シンデル」です。
ロゴにはもちろん「角帽子(すんぼうし)」をあしらってございます。
ちなみに桂文珍師匠のプロデュースブランドは「シャネル」ならぬ「シネル」でございました。
右が予想される「シネル」のロゴマークでございます。
解説:ただいま閻魔の庁では一番人気のブランドがこれ「ゴクラクデ ラクシテー」でございます。
閻魔様に判定していただき極楽に行き「極楽で楽してぇ」と思うのは亡者みな同じ。しかし,生前の悪行がねぇ……
ちなみに日本にお住まいのキリスト教徒のみなさまには「テンゴクデ ラクシテー」をおすすめしております。
その昔「帰ってきたヨッパライ」という歌がございましたねえ。「天国よいとこ一度はおいで 酒はうまいし ねえちゃんはきれいだ」なんてね。やっぱり,天国も極楽もいいところのようでございます。
解説:閻魔の庁で「ゴクラクデ ラクシテー」と人気を二分するブランドがこれ「アクギョウ バレンチノ」。
生前の「悪行」がバレないようにと願って人気のようでございますが,閻魔様の前では浄玻璃鏡(じょうはりのかがみ)にてお見通しでございます。
最近偽ブランド制作を得意とする隣国では,開き直って「アクギョウ バレテンノ」というブランドを立ち上げたようですが,本家本元はこちら「メイドイン冥土」でございますので,購入の際にはお気をつけください。
解説:正塚婆(しょうづかのばば)が運営するブランドでございます。
正塚婆は奪衣婆(だつえば)とも言われ,三途川(さんずのかわ)またの名を葬頭河(そうづか)で亡者の衣服をはぎ取る老婆の鬼でございます。
はぎ取った衣類は三途の川の畔に立つ衣領樹という大樹に掛けられ,掛けた亡者の衣の重さにはその者の生前の業が現れて,衣が掛けられた衣領樹の枝のしなりぐあいで罪の重さがはかられるのでございますよ。
正塚婆は,はぎ取った衣服をリサイクルして「ショウヅカノ バーバリー」ブランドとして販売しております。冥土もいまやSDGsでございますよ。
解説:亡者が生前最後に寝かされているという「北枕」を回収して,極楽に行かれる亡者の方々のために枕を製造販売するブランドでございます。
ちなみに,地獄の亡者には枕などございません。そんな快適な生活はできませんので,地獄に行かれる亡者の方はお買い上げいただけませんので,ご了承ください。
とはいえ「北枕は縁起が悪い」などというのは日本だけでして,お釈迦様が亡くなったときと同じ北枕なんて,なんて幸せなんでございましょう。
悪行を悔い改めれば,極楽でお釈迦様がお待ちでございます。