満腹探検隊
満腹探検隊の探検先:横濱家系らーめん 元喜家(げんきや)

分類:ラーメン
所在地:金沢市大額(大額2丁目南交差点と大額3丁目交差点の間くらい)

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探検時期:2012年3月  今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:ラーメン並  今回の所要経費:650円
探検隊の報告:
 ちょっと濃いめの「家系」ラーメンだったがいい味だった。
 土曜日のお昼である。夕方からの出張の仕事があるのだが,その前に午後に一度職場へと向かう。その前に腹ごしらえにと立ち寄ったのがここ「横濱家系らーめん 元喜家」である。
 この通りにある「とみ軒」と「天下一品」にはこの1か月の間に来たのだが,このようなところにこのようなラーメン屋があるとは初めて知ったのだった。何しろ,ここは「天下一品」からほんの近いところにある。かなり前からあったようだが,気がつかなかった。
 さて,通りから車を入れて止めると,そこには扉はあるのだが,「入り口は裏側です」とある。ここは前は何の店だったのか,とにかく,その店を改装してラーメン屋としたらしい。
 入り口から入ると,券売機がある。基本のラーメンのみで,あとは大きさの選択と,トッピングの選択である。で,やはり満腹探検隊は一番左上にするかと思いきや,それは「ラーメン小」だったので,そのお隣の「ラーメン並」である。これが650円。そして,トッピングのたぐいは一切選ばない。
 カウンターに座って食券を出すと,どのようなのがお好みですかと聞かれるので「すべて普通で。」と答える。麺の硬さ,醤油の多さ,脂の多さが選べるようである。
 待つことしばし,その間暇なので,目の前の説明を読む。まずは「横濱家系」とはなんぞやという説明がある。書き写すと以下のように書いてある。
「横濱発祥。豚骨醤油ベースのスープに,太いストレート麺。スープの表面には鶏油(チーユ)が浮かび,具にチャーシュー・法蓮草・大判海苔・刻みネギが定番のらーめんです。このようならーめんを出しているらーめん屋の屋号に「〜家」とついているところが多かったところから,いつのまにかこのらーめん自体が「家系」らーめんと呼ばれるようになりました。」
 前にも書いたが,「家系」なんて「いえけい」とは普通読めない。いや,読まない。「かけい」である。しかし「いえけい」というのはつまり業界用語ということである。知ってる人は知ってるが、知らない人は知らない。基本的に学校では習わない,国語辞典にも載っていない単語である。
 次にこのラーメンの食べ方が書いてある。それは「横濱家系」の説明よりかなり長いので,書き写すのはやめた。簡単に言うと@レンゲを使わずまずは丼を持ってスープをすする。A麺を食べてみる。B海苔をスープに浸し,スープを吸ったところで海苔を食べる。C麺を食べ終わったら,残ったスープにご飯を入れる。というものである。
ラーメン並  さて,やって来たラーメンであるが,とりあえず書いてあったとおりにレンゲは使わずに,どんぶりを持ってスープをすすってみる。かなり濃いめの味であるが,自分は好みである。隣にやって来た若者が「味は濃いめで。」と注文していたが,これをこれ以上濃くするなんて,かなりの濃い味であろうが,まあ人の好き好きだな。
 麺は太麺。もちもち感がいい。海苔は3枚。麺をくるんでいただく。なぜほうれん草と海苔なのかはよくわからないが,これが「家系」の伝統なのだろう。大好きおつゆを全部飲み干そうかと思ったが,結構濃い味だったので最後は残す。おそらくこれぞ「横濱家系ラーメン」の味なんだろうな。

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探検時期:2023年9月 今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:横濱家系らーめん(並+味玉)+旨辛醤油(並+味玉)+瓶ビール
今回の所要経費:800円(味玉はクーポン券使用)+900円(味玉はクーポン券使用)+550円
探検隊の報告:
 やはり基本の変化球なしの「らーめん」の方が美味しかった。
 久しぶりの「元喜家」である。この日は金沢から福井へと向かうその途中である。連れあいと共に向かうのだが,某タウン誌にクーポン券がいろいろとあり,南下するのにできるだけ脇道にそれずにそれが使える店を探してやって来た。この「元喜家」のクーポン券は「グループ全員可」となっていて,ならばここにしようとやって来る。久しぶりの訪問である。
 店に入ると券売機がある。一番上の列は基本の「らーめん」であり,一番左上は「らーめん小」だったので,それは少ないだろうと「らーめん並」を選択する。
 続いて同じものにしようとしたら,横で見ていた連れあいが下の方に「旨辛らーめん」というのを発見する。同じく「味噌らーめん」というのもあったが,これは現在販売休止中。そこで同じものでは面白くないだろうともう一つは「旨辛らーめん」にしたのだった。
瓶ビール  ちなみに,ここから運転手交代なので,自分は瓶ビールのボタンをポチッと押す。
 さて,食券をおねえさんに渡すと「『旨辛らーめん』は辛さが1から3で選べますがどうしますか?」と聞く。「どうしますか?」って言われてもねえ,どの辛さも経験したことないので,「はいこれです」と言いようがない。そこで「3って結構辛い?」と聞いてみると「辛い物好きな人ならいいと思います」との答え。まあ,質問する方もする方だが,答える方も味の好みについて適切に答えられるはずもない。つまりは無難に「2でお願いします」で落ち着く。
 まずは瓶ビールがやって来て,グラスに注いでいると,「お通しです」とチャーシューのぶつ切りがやって来た。ラーメン屋でビールにお通しが出てくるなんてまずないことで,実にうれしいサービス。ラーメンを待つ間,チャーシューをつまんでビールをいただき,食前酒で空腹感が増す。
横濱家系らーめん(並+味玉))  ほどなくして「らーめん」「旨辛らーめん」と2つ同時にやって来た。
 目の前の「お召し上がり方の一例」では「レンゲを使わず丼を持ち上げてスープをすすってみてください」とあったが,言うこと聞かずにレンゲでスープをすする。
旨辛醤油(並+味玉)  「旨辛らーめん」は辛味が勝りがちで,本来の豚骨スープの旨さに負けている。これで「2辛」だったので,「1辛」にして,スープの旨みを味わった方がよいようだ。単に辛い物好きなら「3辛」かもしれないが,もう一つの基本の「らーめん」のスープをすすった感じでは,基本の「らーめん」のスープが美味い。
 途中で丼を交換して「らーめん」を食べたが,やはりこの基本の「豚骨醤油味」が実にいい感じだった。
 そして,この麺がやはり美味しい。
 結論。この店は基本の「豚骨醤油ラーメン」すなわち「横浜家系らーめん」が一推しである。

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探検隊おまけの報告:今回は特にありません。

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−−−お箸の仕切り線2 箸袋つき−−−
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