満腹探検隊
満腹探検隊の探検先:旬菜麺茶屋 五目亭(ごもくてい)・
          五目ラーメン 五目亭(ごもくてい)

分類:和食・中華(ラーメン)
所在地:あちこちにあります。探検場所は以下の報告を参照してください。

−−−お箸の仕切り線−−−
所在地:福井県福井市中央1−3−7【駅前店】(福井駅前・駅の西側すぐ)
探検時期:2020年1月  今回の探検目的:昼食兼宴会
今回のお品書き:
2000円ぽっきり!!コース+生ビール+国産純けいの炭火焼き
2000円ぽっきりコースの内容は「飲み放題メニュー」の中の飲み物60分間飲み放題
+やみつき塩キャベツ+ほかほか枝豆+若鶏唐揚げ+さきイカの天ぷら+五目亭餃子
+越前塩仕立ておでん盛り合わせ+〆のミニらーめん
今回の所要経費:2200円+594円+638円→3432円
探検隊の報告:
 福井から金沢への帰りである。正月三が日も終わり,電車で金沢へと帰る。
 福井駅前にたどり着いたのは12時ちょっと前。土曜日ということもあり,新しくなった駅舎や駅ビルは人々で賑わっている。試食で食べた好物の「鯖寿司」も美味しかったので,これを買って電車の中で呑むという手もあったのだが,やはり駅に来る途中でいくつか面白そうな店が目に入り,とりあえずは連れ合いと2人,駅前探検に出かける。
 しかしこの福井駅前はかなりの店が大手のチェーン店に占拠されている。いろいろと再開発がされたようだが,見かけた飲食店,居酒屋は全国チェーン店が半数以上を占めており,どこかで見たことのある店ばかりである。頑張れ地元民!という感じである。
 そうやって歩いていて目についたのがこの「2000円ぽっきりコース」というやつである。
 同じくこれとほとんど同じような内容の「2000円ぽっきりコース」という「八葉(はちよう)」という店もあったが,これはお互いに対抗し合って,このような「2000円ぽっきりコース」を出しているのかと思ったが,そうではなかった。似ているのもそのはず,後で知ったが,同じ会社の経営する店だった。
 ということで,実はこの2つの店の表の「2000円ぽっきりコース」を見比べて,「〆のラーメン」のあるこちら「五目亭」にしたのだった。
 ちなみに,この2つの店の経営母体は地元福井の会社である。こういう地元の店こそ頑張れ!と言いたいところだが,成長するに従って,福井県内に次々とチェーン店を出し,「没個性化」していくのではないかと憂慮するが,余計なお節介ではある。
 さて,連れ合いと2人店に入り,空いている窓際の席に座る。
 お品書きを眺めて,とにかく2人で「2000円ぽっきりコース」を2つにしようという計画だったが,やって来た接客のおねえさんに「1人だけがこの『2000円ぽっきりコース』で,もう1人が別のものを頼んでもいいのか?」と聞くと,いともあっさりと「いいですよ。」との答え。
 通常の宴会ならば,酒を呑んでも呑まなくても,全員が同じ飲み放題コースである。誰かが飲み放題コースにして,知らん顔してほかの者がその飲み放題の飲み物をいただくということは許されないのが基本である。つまりは昼間っからまるで宴会のように呑んでいく団体もなかろうということであろうか。つまりはここで酒を呑むのは自分だけで,連れ合いはきっと食事だけをするのだろうから,「2000円ぽっきりコース」は1人だけでもいいですよ,という発想なのであろう。
 ということで,方針が決定する。
 「2000円ぽっきりコース」は1つとあとは何か単品をちょっとだけ注文して,連れ合いも呑むつもりなので,アルコール類をとりあえずは1つ注文しておこう,という方針である。
ビールと冷酒  さて,呼び出しボタンを押すと,先ほどのおねえさんがやって来る。で,飲み放題でビールを注文しようとしたら,こいつが発泡酒しかない。飲み放題メニューにはビールがないのだった。だから安いのか,と納得する。発泡酒は飲む気がしないので,連れ合いの注文するものを「生ビール(一番搾り)」594円也とし,最初から冷酒をいただくこととする。
 そして注文する単品は,お酒のアテになりそうな「国産純けいの炭火焼き」638円也である。
 まずは「生ビール中ジョッキ」と冷酒がやって来る。
 冷酒はまあ一合弱であったろうか。銘柄は聞きそびれたが,すっきりとした飲み口の冷酒であった。
ほかほか枝豆+塩キャベツ  程なくして,「2000円ぽっきりコース」の「やみつき塩キャベツ」と「ほかほか枝豆」がやって来る。
 「やみつき塩キャベツ」は塩味のごま油がかかっており,全くもって単純な料理だが,酒が進む。
 「ほかほか枝豆」は温かい。少々冷えている外を歩き回ったので,温かいものもありがたい。

若鶏唐揚げ+さきイカの天ぷら+五目亭餃子  しかし,次のおつまみがなかなか来ない。だが,飲み放題であるので,この際おつまみは気にせず,冷酒のお代わりである。
 ついでに,うちの連れ合いもちょっともらうからと白ワインを頼む。
 ワインが届いたついでに「おつまみになるものまだですか?」とバイトらしき女の子に聞いてみるが,次の「さきイカの天ぷら+若鶏唐揚げ+五目亭餃子」が出てきたのは,最初の「枝豆」から25分近くも経ってからである。
 これらは量的にはそんなに多くはないのだが,2000円で飲み放題でついてくるおつまみだと思えば,よしとしよう。
 そして,先ほどの女の子に冷酒のお代わりを注文したら,「その徳利に入れますので」と言われ,徳利を空にしようとしたが,お猪口に入りきらずにその場で呑んで徳利を渡す。
 そうやって出てきた冷酒は,1回目よりも2回目よりも多く,「この際だ,あのお客にはたっぷり入れておけ」って感じで,一合よりはたくさん入っていた気がする。
純けいの炭火焼き  そしてそのすぐあとに,本日のメインディッシュの「国産純けいの炭火焼き」がやって来る。
 これが実にいい味で,鶏のコリコリとした食感といい,酒のアテにぴったりなのだった。
〆のラーメン  さて,この「2000円ぽっきりコース」も30分あまり過ぎた頃に「〆のミニらーめん」がやって来る。
 ラーメンを中心とする店だけあって,優しい味の醤油ラーメンであった。
 たっぷりと日本酒をいただいているので,このラーメンスープが美味しい「和らぎ水」となり,すべて飲み干す。
越前塩仕立ておでん盛り合わせ  このあと,またもや冷酒を注文したのだっただろうか。何しろ調子よく呑んでいるので,よく覚えていない。落語の「住吉駕籠」ではないが,「銚子を調子よく並べた」のであった。
 で,確かこの「2000円ぽっきりコース」には「おでん」があったはずだと,通りかかったおねえさんに「〆のラーメンはいいけど,その前に『おでん』が来てないけど」と言う。
 そうしてやって来たのがこちら。表の「2000円ぽっきりコース」には「こんにゃくの田楽」とあったが,店内のお品書きにはしっかりと「福井塩仕立てのおでん盛り合わせ」と書いてあり,表のお品書きよりも充実したものがやって来た。
 いやはや,ここの「2000円ぽっきりコース」はおつまみはまあまあお手軽なものであったが,60分間飲み放題でたっぷり呑んで,実にお安いコースであった。

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−−−お箸の仕切り線−−−
福井県福井市新保北1−409【新保店】(国道8号線上り線沿い)
探検時期:2022年12月 今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:五目ラーメン(和風醤油味)+酸辣湯麺+生ビール中ジョッキ
今回の所要経費:850円+850円+500円→2200円
探検隊の報告:
 どちらもスープの美味いラーメンだった。
 金沢から福井へと向かう途中である。お昼時に福井市へさしかかり,今日はどこかで昼ご飯を食べる予定だったので,何にしようかということになる。で,この先運転を交代する連れあいが「今日はラーメンの気分」というので,やって来たのがここ「五目亭」であった。
 この店は国道8号線の上り線沿いにあり,多くの店が建ち並ぶあたりにある。何度も見かけているのだが,お昼ご飯を食べるというタイミングにはならず,横目で眺めていただけの店だった。
 今日はこのあたりでお昼というタイミングで,ここへは初訪問である。
 日曜日のお昼時ということもあり席は8割方埋まっている。その中で空いているテーブル席に座る。
 選択は,何と言ってもこの店「五目亭」の名を冠した「五目ラーメン」でしょと,一つ目は決まる。味の選択は3種類あったが,一番上の「和風醤油」とする。
 もう一品は「担々麺」も捨てがたかったが,このあと運転手となる連れ合いに敬意を表して,「これにする」という「酸辣湯麺」にしたのだった。
生ビール中ジョッキ  そうしてお昼の幸せちょい呑みだが,「瓶ビール」と言うと,それはないらしく「ジョッキビール」ということになる。
 ところで,お品書きの「福井らーめん かたいけの」というのを見ていて思い出した。昔福井駅前で「五目亭」という店に入ったことを。そこには「かたいけの」というラーメンがあり,その時はラーメンは食べずに一杯呑んでいたのだったが……  さて,見ていると給仕ロボットが動いていることに気がつく。上下2段に商品を載せ,地上の障害物を避けながら,目的のテーブルまで自動でやって来るのだった。
 まずはビールがやって来たが,こちらは生身の人間が運んできた。
五目ラーメン(和風醤油味)  「あの給仕ロボットもメイド服のアンドロイドだと面白いのに。」などとおじさんらしい願望をしゃべりつつ待つ内に,こちらのテーブルにもラーメンを2つ載せて給仕ロボットがやって来た。
 まずは「五目ラーメン」だが,スープを一口すすれば,実にいい味わい。
 たっぷりの野菜もさることながら,スープにコクと旨味がある。
 上に載る野菜も少々あんがかかっており,麺に絡んでいい味なのだった。
酸辣湯麺  「酸辣湯麺」はちょっとした酸っぱさの中にもやや辛めの味わい。かと言って子供でも食べられる辛さ。
 これもまた旨味あふれるスープだった。
 麺はそこそこだが,このどちらも旨味あふれるスープに対して,これで充分であろう。
 どちらにもたっぷりと野菜が載っているので,それをすくいだすべくできれば穴あきレンゲがほしいところだ。
 とは言えほとんどすべてをすくいだしていただいた。「酸辣湯麺」の方はスープを飲み干した。
 このラーメン屋はスープが美味い。

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−−−お箸の仕切り線−−−
福井県福井市新保北1−409【新保店】(国道8号線上り線沿い)
探検時期:2022年12月 今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:福井らーめん かたいけの+四川麺(中辛)+生ビール中ジョッキ
今回の所要経費:830円+830円+500円→2160円
探検隊の報告:
生ビール中ジョッキ  何のことはない,3日前にやって来て,またやって来た。今度は福井から金沢への帰りである。
 またもやお昼時を過ぎ,どこかで食べて帰ろうということになる。
 それではやはり未練を残さないように,あの「かたいけの」を食べてみるかということになり,行きと同じ「新保店」に立ち寄ったのだった。
 今度もここで運転交代で,またもやビールをいただく。今度は3日前に聞いたので「瓶ビール」ではなく「生ビール」と注文する。
 今日は平日で,午後1時も過ぎていることもあり,空いている。
 これだけ空いていたら給仕ロボットもお休みだな,なんて言っていたら,またもや給仕ロボットがラーメンを2つ載せてやって来た。
福井らーめん かたいけの  今日は「またもや」特集である。
 「かたいけの」は見た感じ少量のラーメン。そして,見るからに薄めのスープ。だが,スープを一口すすれば,味わい深く,濃いめにも感じる。
 お店のうたい文句は「化学調味料や添加物を使用していない,福井の食材をふんだんに使った体に優しいラーメン。国産純けいと伊吹産の煮干しが絶妙にマッチする。だし醤油の優しい旨みのあるスープを使っています。麺は健康ふすま麺を使用。」
 テーブルの上の解説には「福井ねぎ」「越前水菜」「越のルビー」「国産純けいのたたき」が載っているとある。
四川麺(中辛)  こちらもう一つの「四川麺」。辛いラーメンはもう一つ「担々麺」があったが,「担々麺」はあちこちで食べるので,ここは一つ珍しい「四川麺」を選択。
 辛さには3段階あり「普通」「中辛」「激辛」の中から無難に「中辛」を選ぶ。
 スープを一口すすれば,そこそこに辛く,旨みも感じられる。
 これなら「激辛」でもいけるかという感じ。
 辛さの中にも旨みのあるこのスープもなかなか美味しい。
 辛いけど美味いので,スープはほとんど飲み干す。
 やはりここはスープが美味い。

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探検隊おまけの報告:
お品書き このとき(2022年12月)のお品書きいろいろ
五目らーめん(和風醤油・越前塩・味噌)→850円
特製らーめん→650円,福井らーめん かたいけの→830円
濃厚ぽたぽた豚骨らーめん→830円,担々麺→850円,四川麺→830円
五目煮込みらーめん→850円,かき白湯らーめん→880円
その他セットもの,一品料理などあり

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探検隊おまけの報告:
くわしくはウェブサイトへどうぞ: 「五目亭」のウェブサイト(外部リンク)

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