満腹探検隊
満腹探検隊の探検先:串焼きと食事処 居場所(いばしょ) 本店

分類:和食
所在地:金沢市片町1−1−21(片町から柿木畠入り口・K.Mビル1階)

−−−お箸の仕切り線−−−
探検時期:2020年1月  今回の探検目的:宴会前の0次会
今回のお品書き:2人でちょい呑み おでん4品+生ビール×3+黒霧島(焼酎)
今回の所要経費:990円+539円×3+539円→3146円
探検隊の報告:
 「横断歩道はよく見て渡りましょう」
 またもや宴会前の0次会である。そして,またもや一緒に行動するのがアメリカから来たケイ女史である。そして,またもやバスで街中を目指す。
 香林坊でバスを降りたのが5時前。6時開始の宴会までのちょい呑みに,店を探して「香林坊大和」から片町方面に歩くのだが,途中柿木畠の入り口で電話がかかり立ち止まる。そして,その電話のあと,目の前にあったのがここ「居場所」という居酒屋だった。いつできたのか,いや,いつ店が変わったのか定かではないが,店の前の看板に飲み物がえらく安い値段で書いてある。
 「ほぼ原価酒場」といううたい文句で,例えば,生ビール,焼酎,ワイン,メガハイボールなどが184円(税込みでは202円),ハイボール,サワー類,酎ハイなどが98円(税込みでは107円)である。
 そこで,ここもいいではないかと2人で入ったのだった。
 早い時間なのでまだお客は誰もいない。2人なので奥のテーブル席を勧められたが,ちょい呑みだからと,カウンター席に座ることとする。
 さて,店の前にあったえらく安い「ほぼ原価酒場」の内容だが,よくよく目の前の説明書きを見ると,条件があるのであった。
 ・1人1000円以上の料理を注文すること。
 ・席料500円を支払うこと(金,土,祝前日は750円)。
 ・席の利用は2時間程度。
 ・途中からのコース変更はなし。
 ・グループ内でのコース分けもなし。
 それを読み「なんだこれは」と思う。最後の3つはいいとして,最初の2つは0次会のちょい呑みには適していない。
 宴会前のちょい呑みなので,1000円以上も食べる気はない。そもそもそこで条件1に引っ掛かる。
 次に,まあ席料500円でも,生ビールを3杯呑めば通常価格よりも安くなる。しかし,1次会前のちょい呑みの短い時間で3杯も呑む気はない。そこで条件2に引っ掛かる。
 これならば,時々見かける「サービスタイム 生ビール199円(税別)」なんてな方が,お通し代金400円くらい出して,ちょっと一品注文してもお安くつくのであった。
 しかもこの「席料500円」は本当に席料だけで,お通し込みなのかどうかもわからない表現。いや,「お通しなし」で,きっと単なる「席料のみ」だろう。
 そして,「2時間程度」という条件なのに「30分あまり」で切り上げるちょい呑みに「席料500円」なんてのももったいないという,せこい感覚がある。
 ということで,飲み物代(ビール代)に2000円使うとして,最近よくある「2時間飲み放題2000円」と比べてみよう。
 この「ほぼ原価酒場」で2000円支払うときには500円の席料を除き,1500円分で,生ビール7杯呑めるから,確かに結構な量が呑めることになる。
 ここの通常価格では2000円では生ビールは3杯しか呑めない。
 つまりは7杯以下呑む人にとっては,「2時間飲み放題2000円」よりも呑んだだけ支払うので,無駄にならず,いい設定なのだった。
 つまりはこの「ほぼ原価酒場」のお値段はある範囲内では呑めば呑むほどお得感が増すって感じの設定ではある。ただし,1000円以上料理を注文しなくてはならないが。
 つまりはこの「ほぼ原価酒場」はちょい呑みには向いていないということである。
 結論 ジョッキビール何杯呑んだらどうなるのか。

1杯2杯3杯4杯5杯6杯7杯8杯9杯
通常価格53910781617215626953234377343124851
原価酒場
(席料込み)
7029041106130815101712191421162318
飲み放題200020002000200020002000200020002000

 1杯→通常価格で十分。席料いらないし,無駄に料理を注文しなくてすむ。
 2杯,3杯→料理をたいして注文しないならば,通常価格でもよい。
 4杯→4杯も呑むのだから,まあ料理は注文するだろうし,そろそろここが料理の注文による分岐点。
 5杯→いよいよ通常価格との差が1000円を超えるので,この際1000円の料理を注文した方がややお得。
 6杯,7杯→1000円の料理注文しても,「ほぼ原価酒場」が経済的。
 8杯以上→「飲み放題コース」がお得。でも,きっとビールだけなら呑み過ぎてお腹いっぱいのはず。
 などという計算をしつつも,つまりはこの「ほぼ原価酒場」はやめて,「ありきたりの居酒屋価格」の注文にしたのだった。
 これが「横断歩道はよく見て渡りましょう」,つまりは「居酒屋はよく見て入りましょう」ということである。
 あ〜,長い考察だった。
はじまり  さて,飲み物だが,ケイ女史は毎度おなじみ
「私は生ビール」
 と即断。
 お品書きには生ビール,瓶ビールだが,すべて「アサヒスーパードライ」。この「スーパードライ」をあまり好きじゃないことを知っているケイ女史が
「スーパードライでいいの?」
 と聞くが,ほかにビールの銘柄の選択肢はないので,これにする。539円也。「ほぼ原価酒場」価格の約2.7倍。
ビール  おつまみは軽く食べることにしていたので,お品書きを開く前に,一番上にあった1枚もののおでんのお品書きから選ぶ。
 自分は「牛すじ」と「大根」。「牛すじ」275円也,「大根」220円也。
 平仮名は読めるケイ女史が
「この『もちきん』って何?」
 と聞くので,
「『きんちゃく』に入った『もち』ってことかな。『きんちゃく』ってのは『あぶらあげ』,つまりfried tofu」
 などと,かなり適当な説明。適切な説明とは言いがたい。
 で,ケイ女史は「もちきん」と「大根」に決定。「もちきん」275円也。
おでん  まずはビールが出てきて,まもなくおでんが出てくる。
 このおでん,かなり黒い色。煮込まれて味がしみている風だが,醤油味ではなく,甘めの味噌味。関東炊きというよりも名古屋炊きといった感じ。
 まずは「大根」をいただく。甘めだが,なかなかうま味もあって,味がしてみていて美味しい。
 ただし,ぬるい。あのおでんの「はふっ,はふっ」って感じが味わえない。
 ついでにテーブルの上を見たが,おでんに定番の辛子はない。いや,そもそも辛子はなくてもいいのだが。
 この「大根」4分の3ほどで,ジョッキ1杯が終わり,ケイ女史はジョッキビールをもう1杯,自分は宴会のこともあるので,量的には少ない焼酎の「黒霧島」をロックでいただくこととする。これも539円也。
 「牛すじ」もしっかり煮込まれているし,かなり分厚い。
 ケイ女史が「この『席料500円』ってどういうこと?」と聞くので,「席料」についての会話が始まる。
「『table charge』って言えばいいのかな。アメリカにはないの?」
「そんなものない。」
「そうなんだ。あるかと思ったら。」
「もしもアメリカ人だったら,こんなお金払ったら,『ここは自分の席』ってことで,ずっと一晩そこにいる。」
「あはは。そういう発想か。でも,これっていわばアメリカの『チップ』みたいなものかな。おまけに払うってことで言えばね。日本じゃどこへ行っても『チップ』なんて払わなくていいし。」
「なるほど。そう考えたらいいのね。」
焼酎 「でも『チップ』なんて習慣日本にはないけど,アメリカ行ったらどれくらい,どう払うかって難しい。」
「まあ,料金の15%くらい。いや,18%くらいかな。」
 そう言われると,1000円で200円近いから,今夜チップを渡すとすれば,500円くらいは出すってことになるのか。じゃあ,席料500円と大して変わらないことになるか,と計算する。
「『チップ』は上手に渡すと,待遇がよくなる。」
「そうなんだ。」
「バーで最初の1杯にきちんと出さないと,バーテンダーはそのあと相手してくれない,などということも。」
 なんてなことを始めとしていろいろしゃべっていると,1次会の開始時刻6時が迫ってきた。そこで慌てて会計をする。ところがカード払いにしようとしたら,お店側の端末がつながらないらしく,時間がかかる。これはまずいぞ,開会の挨拶が始まってしまうかもしれないぞ,と慌てて2人で店を飛び出したのだった。
「Hurry up!」

−−−ビールの仕切り線−−−
探検隊おまけの報告:
お品書き
このとき(2020年1月)のおでんのお品書き
牛すじ,もちきん→各275円
だいこん,たまご焼き,百万石しいたけ→各220円
車麩,赤巻き,焼きちくわ,結び白滝→各165円

−−−お箸の仕切り線2 箸袋つき−−−
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