満腹探検隊
満腹探検隊の探検先:小皿料理の菜と肴 のらり

分類:和食・ちょっと洋食
所在地:金沢市小橋町1−15

−−−お箸の仕切り線−−−
探検時期:2020年2月  今回の探検目的:宴会
今回のお品書き:大人10人子供1人いてあれやこれやと注文して呑む
今回の所要経費:総計31800円
探検隊の報告:
 地元密着のなかなか素敵な居酒屋だったね。
 今夜はアメリカからやって来たミスターAの送別会である。うちの職場の毎度おなじみアメリカからやって来たケイ女史のツテで,1か月ほど前に歓迎会をしたのがついこの間のようであるが,いよいよ送別会である。
 とはいえ,今話題の某肺炎のせいで,予約してあった上海経由の飛行機が飛ばなくなった。ミスターAはすぐにはアメリカに帰ることを断念し,まだしばらくは日本にいることになったので,本当の送別会ではないが,それでも予定していたので,宴会は決行。
 今夜の会場は,今ケイ女史が住んでいる近くの,そしてケイ女史御用達の居酒屋「のらり」である。
 いつものようにケイ女史と共に職場を出て,バスでやって来たのだが,その前にお決まりの0次会である。
 その0次会の「尾張町ビヤスタンド」にも,「ビールが呑みたい」という今日の主役のミスターAがやって来て,合流する。
 軽く飲んでからこの「のらり」のある小橋の方向を目指すが,店のすぐそばにある某うどん屋の駐車場に1人の外国人らしき人影がある。その彼にいきなりケイ女史が声をかける。どうも食べるところを調べている風だったので,一緒に来ないか,という感じである。こうやって適当に声をかけて,仲間を増やすのがさすがにアメリカ人らしいところ。
 何しろ今日の宴会も,場所を取ってあるだけで,人数は適当なのであった。
 さて,「のらり」の扉を開けると,カウンター席にはすでに地元のおじさんが2人飲んでいる。まずは自分とケイ女史,ミスターA,うどん屋のミスターLの4人がカウンター席に座り,勝手に宴会の開始である。
赤星  飲み物はビールなのだが「赤星」があったので,自分は赤星,ミスターAとミスターLは生ビール中グラス,そしてケイ女史は生ビール中ジョッキである。そして4人で乾杯である。
 この青年ミスターLはオーストラリアからの旅人らしい。そして,日本語の勉強をしていたとのことで,少し日本語がしゃべれる。
 でも,「赤星」なんてのは固有名詞なので,ミスターLには何のことやらわからず,「A car wash」 牛すじしぐれ煮 と聞こえて,「Car wash?」と怪訝な顔をされる。
 さて,今日は勝手に好きなものを注文する宴会なので,目の前のお品書きを見て,まずは「牛すじしぐれ煮」を注文する。
 牛すじやらホルモンにはついつい反応するのであった。400円お品書きの中の一品。
 こいつがかなり甘めに煮込まれているが,ちょいとつまんでしっかりとビールが飲める。
サラダ  これは「タコスサラダ」350円也。いやなかなかいい味に仕上がっている。
 これは最初2皿注文したのだが,とてもよかったとあとでさらに2皿追加。で,本日は売り切れである。
 このあと次から次へとケイ女史の誘った仲間というのか,知り合いというのか,ケイ女史の魅力に惹かれた人々が集まってくる。
 子連れのおかあさんやら,コンピュータ関係のおにいさんやら,レンタル着物店のおかあさんなどなど,「のらり」にやって来る。そう,うちの職場からも2人の女性が参加する。総勢大人10人,子供1人でわいわいとやる宴会である。
 以下適当に注文したものの紹介。
 自分が注文したものばかりではなく,みんなの注文したものもいろいろ。
のどぐろ唐揚げ  「のどぐろ唐揚げ」450円也。
 からりと揚がったのどぐろが美味しい。
 のどぐろもえらく金沢名物であるかのように有名になってしまったが,確かに美味しいは美味しいが,それほど騒ぐほどのものではない。のどぐろ以外にも山ほど美味しい魚がある。
 それに金沢で捕れるというよりも,ほかで捕れて金沢にやって来るのどぐろの方が多いというのが現状だ。
 「情報化社会」というのはこのようなものかとつくづく思い知らされるのが,食べ物の情報である。どこかで誰かが美味しいと言ったら, 山菜天ぷら それに飛びついてしまうという人間心理。もう少し自分で判断すればいいのに,と思うが,人のことは言えない。
 「山菜天ぷら」450円也。
 とにかく揚げ物はからりと揚がり,実に美味しいのである。
 まだ2月で,金沢あたりでは山菜はそんなに採れないが,それでもこの暖冬で,あちこちで春の山菜が採れるのだろう。
鯖甘酢あん  これは自分のリクエストの「サバの甘酢あん」450円也。
 鯖にもついつい反応するのだった。
 美味しい甘酢あん。一段とビールが進む。
 そうそう,ミスターAには石川県の伝統工芸品「九谷焼」のお猪口をプレゼントする。「九谷焼」とはなんぞや,なんて説明できないので,英語の説明文をウェブサイトからダウンロードして印刷してきた。
赤ウィンナーソーセージ  これは「情報化社会」の便利な側面。
 誰かが注文した「赤ウィンナー」400円也。
 懐かしの「赤ウィンナー」である。
 これをタコちゃんにしたらお弁当のおかずにぴったり。
 こちら「ナスの肉味噌田楽」350円也。
 この肉味噌がまたまたビールの進むいい味。
茄子肉味噌田楽  このように調理を一人でこなすのが,カウンターの中にいる通称「あいちゃん」。
 10人のわがままな注文を次々とこなしていく。
 ちなみに彼女は過去にバスケットボールをやっていたそうだが,予想に反した。
 「赤星」も3本目に突入する。何しろ「赤星」を呑む者はいないので,1人で勝手に手酌で「赤星」である。これもまた慣れたもので,好きなように注文して好きなよう呑むという,この会らしい飲み方。
九頭龍  結構お腹もいっぱいになってきて,最後は日本酒である。
 目の前のカウンターに並べられている一升瓶から福井は黒龍酒造の「九頭龍」である。
 これは好きな酒。
 注文すると大きめの利き酒用のぐい飲みが出てきて,なみなみと注がれ,あふれ出る。お迎えに行かなくてはならないもっきり。
 常温だが美味い。これで550円。なんともはや「九頭龍」でこの値段で,良心的な居酒屋価格。
菜の花辛子和え  そうそう,こちらは特別メニューの「菜の花の辛子和え」と言うべきか。ミスターAが旅に出て手に入れたものを大サービスあいちゃんが料理してくれた。
 ところで,一升瓶の並びには「農口尚彦研究所」の酒も並んでいたが,こいつはお値段が「九頭龍」の3倍ほどするらしい。これもまた「情報化社会」の中で有名になったお酒だが,何回か呑んでも,3倍もお金を出して呑むほどの酒ではないと思う。もちろん好き好きだが,3分の1の「九頭龍」で十分満足できるではないか。3倍お金を払えば3倍美味しいかというと,もちろんそんなことはない。おいしさに「何倍」なんて概念はない。
 美味しさはこのように,楽しい仲間と集って,なかなかに上出来なおつまみで,わいわい語らい,適当に酔っ払う,それが美味しさを作り出す。
 ということで,美味しい宴会も終わり,支払いだが,割り勘で3000円だった。結構呑んで,あれこれ食べて,こいつはなんともはや費用対効果の素晴らしい宴会であっただろうか。自分が呑んだのは「赤星」3本と「九頭龍」。あと注文は「牛すじしぐれ煮」と「サバの甘酢あん」。適当に人にもあげて,人の注文したものももらい,あれこれたくさん食べて,結構呑んだような気がしたが,これで1人3000円ですんだとは。

 あいちゃんの のらりとは見えぬ 愛と味

−−−ビールの仕切り線−−−
探検隊おまけの報告:
お品書き
このとき(2020年2月)のお品書きの写真(背後霊は気にしないでください……):
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