満腹探検隊
満腹探検隊の探検先:らーめん真太(ラーメンしんた)

分類:中華(ラーメン) 所在地:富山県南砺市松原新(JR城端線福野駅前)
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探検時期:2014年9月  今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:福の塩そば+コク旨醤油ラーメン+福のちび餃子+瓶ビール(大瓶)
今回の所要経費:790円+810円+290円+650円
探検隊の報告:
 わざわざこのラーメン屋を目指してやって来た。祝日のお昼である。
 あまりにも気持ちのよい秋の一日で,こりゃどこかへ出かけようということになった。目的地を一旦は富山の東の方に定めて,お昼はここ福野駅前の「らーめん真太」にしようと決めた。というのも,その昔,新聞に「北陸ラーメン博」のチラシが入っており,とっておいたそのチラシの中の出店している店の一つにこの店があったからである。わざわざ県外にラーメンを食べに行く機会もないのだが,このチラシに掲載の店は大部分は東京や関西で,遠くて行けない。今回,金沢から福光へは山越えをして30分である。なので,お昼はせっかく富山に向かうのだから,ラーメン博にも出ている店にしようと,目的を定めてやって来たのだった。
 金沢から福光へ。そして,福光から城端線沿いに県道20号線を走り,このあたりで右折すれば駅でもあるのではないかという,町の中心らしい交差点を曲がると,まさしくそこに福野駅があり,その目の前にこの店があった。店は角地にあり,予想したよりもはるかに大きく,駐車場も何台も停められる。
 店に入ると,お昼時で,家族連れなども多い。半分ほど席が埋まっている。テーブル席が4つ,小上がり席が3つ,そしてカウンター席である。こちらは2人なので,まだ空いているカウンター席に座る。店は落ち着いた感じの,木をふんだんに使った造り。古民家で使われていた古材を活用して,洒落た造りにしてある。
 さて,何を注文するかだが,連れ合いが水を持って来た店員に
「この店のおすすめは何ですか。」
 と聞いている。そのおにいさんは
「やはり,おすすめはこの『塩そば』ですね。」
 と写真満載のお品書きの一番左上を指す。やはり左上はこの店の基本のお品書きというか,一押しのお品書きである。
「次はどれ?」
 と聞くと,
「どれもいいですが,自分のおすすめは『担々麺』ですかね。」
 という話。
福のちび餃子  おすすめを聞いた割には,ちょっと変わったものよりも,やはり基本のラーメンにしようということになり,注文はおすすめ一番の「福の塩そば」と醤油ラーメンの中でも「あっさり」の方ではなく「コク旨醤油ラーメン」を選択する。そして,一品の「福のちび餃子(7個)」も注文したのだった。
 まずは「福のちび餃子」がやって来る。たしかに小ぶりの餃子であるが,美味しい。
 ちなみに,さわやかな秋とはいえ,日が差すと暑い。で,連れ合いはビールをいただく。今日はこちらが運転手である。
福の塩そば  そうこうするうちにご所望のラーメンが2つ同時にやって来る。
 こちらがこの店一押しの「福の塩そば」。
 「福の」とは縁起がいいなあと思ったが,よく考えたらここは「福野」だった。今は南砺市だが,前は福野町という一つの自治体だった。
 お味の方はというと,まったくもってあっさりである。スープの基本の味が味わえるという感じである。最初に餃子をたれをつけて食べたので,むしろラーメンのスープは味があるのかと思うくらい薄味に感じた。だが,これが塩ラーメンなのだろう。上にはあぶられたかなりとろとろの美味しいチャーシューが載る。そして,水菜がたっぷり載っている。麺は細麺で,適度な茹で具合でおいしい。
コク旨醤油ラーメン  こちら「コク旨醤油ラーメン」。こちらの醤油味も,しっかりとうま味が出ている。こちらの麺はやや太めに感じたが,「塩そば」のみ,細麺なのか。いや,「塩そば」がえらくあっさりした感じで,麺も細めに感じたからだろうか。連れ合いとお互いに交換しながら食べたのだが,とにかくどちらも美味しかった。
 「福の塩そば」はほとんどスープまで飲み干した。最後に水を飲んでから,また一口スープをすすると,「塩そば」はむしろ甘みを感じるいい味である。いやはや,あちこちに美味いラーメン屋はあるものだね。
−−−お箸の仕切り線−−−
探検時期:2018年11月  今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:出汁香る煮干し塩そば+ゴマ香る塩ゴマそば
今回の所要経費:890円+890円
探検隊の報告:
 久しぶりの訪問で,お品書きがいろいろと増えていた。
 天気のよい秋の1日,金沢から富山を目指す。車を走らせ紅葉狩りの予定で,医王山を越え,福光に出る。そして福野に差しかかったあたりで。とっととお昼ごはんを済まそうということになり,前に来て美味しかったここ「ラーメン真太」を思い出し,立ち寄ることにした。
 しかし,開店11時30分に対して,まだ10分ほどある。駅前に2人ほどいて,バスを待っているのだろうか,と思ったら,この店の開店待ち。そのあと車が2台ほどやって来る。結局はちょっと店から離れた場所で待機していたので,開店から4組目のお客となる。
 それにしても,開店待ちのお客が並ぶことといい,開店10分ほどでほとんど席が埋まることといい,ここは人気の店となっている。
 さて,注文は,これまで食べたことのないものにしようと,連れ合いと2人「ゴマ香る塩ゴマそば」と「出汁香る煮干し塩そば」を選択した。 出汁香る煮干し塩そば  まずは「ゴマ香る塩ゴマそば」がやって来る。かなりの胡麻味。当たり前だが……
 うたい文句は「ゴマそば一杯当たり,約25000〜30000粒分の練りゴマを使用した,ゴマ好きにはたまらない,ちょっと濃厚な一杯」
 麺は中太麺。ただ,スープがちょっと温い。それでもたっぷりの胡麻味で,美味しい。ベースは塩味なのかも知れないが,それを打ち消す胡麻味であった。
ゴマ香る塩ゴマそば  こちら「出汁香る煮干し塩そば」。スープを一口すすれば魚介の味と香り。塩味がベースになり,煮干しのいい味が出ている。
 うたい文句は「煮干し,利尻昆布,混合削り節で煮出した和風だしと丸鶏スープのWスープ。煮干しを効かせた煮干し塩だれ,煮干し油を合わせた煮干し香る一杯。途中で真ん中に盛られた煮干し餡を溶かせば,より一層煮干し感が強くなります。そして,この繊細なスープに合わせるのは,低温調理し,しっとりと仕上げた鶏むねチャーシュー。仕上げの三つ葉がおり一層スープに切れを与え,最後の一滴まで飲み干す方続出のお子様からご年配の方まで,幅広く好まれるやさしい味わいです。」
 中から小さな煮干しが出てきた。
 こちらは細麺。麺に美味しいスープがからみ,美味しくいただけた。
 こちらのスープはそこそこ熱く,最後までスープをいただく。まるでうたい文句そのものである。
 それにしても賑わう店だ。このあたりにあっては一番の繁盛店かも知れない。店を出る12時前にはすでに店の中に10人の待ち客。外へ出ると天気がいいこともあってか,さらに外で待つお客も。確かに待つだけしても,それに報いある美味しいラーメンの食べられる店ではある。
−−−中華の仕切り線−−− 探検隊おまけの報告:
お品書き
このときのお品書きいろいろ
塩そば
福の塩そば→790円,塩そばDX→1390円,海老ワンタン塩そば→990円
鶏そば
鶏そば→790円,鶏そばDX→1390円,鶏だんご鶏そば→990円
醤油
コク旨醤油ラーメン→810円,あっさり醤油ラーメン→710円,真太つけ麺→890円,野菜つけ麺→990円
濃厚味噌
味噌ラーメン→890円,味噌野菜ラーメン→990円,味噌コーンラーメン→990円
特出し
出汁香る煮干し塩そば→890円,辛旨!赤の塩そば→890円,ゴマ香る塩ゴマそば→890円
そのほかトッピング,一品もの,ごはん物などあり

−−−お箸の仕切り線2 箸袋つき−−−
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