満腹探検隊
満腹探検隊の探検先:麺屋しらかわ

分類:中華(ラーメン) 所在地:金沢市大手町(金沢城大手門近く・NHK金沢放送局向かい)
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探検時期:2013年1月  今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:中華そば  今回の所要経費:650円
探検隊の報告:
 今日はここ「麺屋しらかわ」近くのKKR(国家公務員共済組合連合会)ホテル金沢で某地区の成人式があり,それに参列してきた。11時から式は始まり,きれいな振り袖の女の子たちを眺めながら,11時40分過ぎには終わる。その帰りである。
 近くにこの「麺屋しらかわ」があると聞いていたので,立ち寄る。普段はわざわざこのあたりには食事に来ることがないので,この機会にとやって来たのだった。
 店に入ると,まだ昼前のせいか,お客は誰もいない。コの字型の13人座れるカウンター席の真ん中あたりに座る。ご主人が一人待機している。荷物やコートを後ろの待合の長いすに置いてお品書きを見ると,「中華そば」のみで,大きさの選択が「並」と「大盛り」があるだけの,簡潔なお品書きのお店である。お品書きには「ただいま,オープンメニューにつき,中華そばのみの営業となっております。これから続々と新しいメニューも登場予定です。」というようなこと書いてある。
 「中華そば,並で。」と注文すると,「トッピングはよろしいですか?」と聞かれるので,「特にいいです。」と答える。
 さて,待つことしばし,見ているとまずはスープが作られる。そして最後に麺を茹でている。茹で時間は1分間に設定されている。
中華そば  出てきた「中華そば」,見た目はかなり黒い色のスープである。一見すると富山の「ブラックラーメン」といった体である。まずはスープを一口すするが,魚介の風味と言うよりも,鰹節の味と香りである。おそらくこの鰹節がなかったら,昔懐かしの醤油味の「中華そば」って味であろう。いや,もともと「中華そば」というお品書きなのだから,そんな味なのか。ちょっと濃いめに感じる。しかし,コクはある。麺は細麺の縮れ麺で,これにスープがからみ,なかなか美味い。ただ,この麺は茹で時間1分だったと思うが,とっとと食べないと,伸びてしまうって感じである。それほど細めの軟らかめの麺なのである。
 この日は礼服で白いネクタイ。それでラーメンを食べているものだから,カウンターの中で仕事をするご主人に聞かれてしまう。「今日は結婚式のお帰りですか?」と。「いや,この裏のKKRで成人式があって,その帰りです。」と答える。「今日はお天気がよくて,よかったですねえ。自分の時は大変な雪でしたよ。」とのこと。確かに,この日は1月の金沢にしては珍しく,晴れている。そして,爆弾低気圧とやらで,東京を始めとして太平洋側にえらく雪が積もっているのだった。雪だったというので,出身を聞くと,金沢とのこと。つまり地元なのだが,さらに聞くと,何と市内の同じ中学校の卒業だった。「大先輩ですね。」と言われてしまうが,確かに彼にとってはかなりの先輩ということになってしまう。
 といったことなどをしゃべりながら,この「中華そば」をいただく。スープも美味いのでほとんど飲み干す。ただ,先にも書いたとおり,麺は細麺で,とっとと食べないと,軟らかく感じてしまうのが難点である。最後には「またお近くに用事がありましたらどうぞ。」といわれて店を出るのだった。
 この店は,店に駐車場がないのが困った点だが,車ならば近所にコインパーキングもあるし,金沢城の大手門を降りてきたらすぐなので,金沢城に来たついでにでも来るとよいだろう。自分はこの日は車ではなく,送ってきてもらっている。この「麺屋しらかわ」のあとは1月とは思えない,傘のまったくいらない金沢の街を,歩いて武蔵方面へと向かったのだった。
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探検隊おまけの報告:

この時のお品書き 中華そば 並→650円,大盛り→800円
トッピング 煮玉子→100円,焼豚→300円
ごはん 並→100円,大盛り150円

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