満腹探検隊
満腹探検隊の探検先:大衆酒場ヤングマン

分類:和食・洋食
所在地:金沢市本町2丁目7−1(六枚町交差点北東側)

−−−お箸の仕切り線−−−
探検時期:2020年11月  今回の探検目的:宴会
今回のお品書き:4人でいろいろ食べていろいろ呑む
今回の所要経費:4人総計で10296円
探検隊の報告:
 「大衆酒場」の名に恥じない,実に素敵な「大衆酒場」だった。
 そして何よりも「鯖サンド」がよかった。
 今夜は「桂文我 落語独演会」であった。そのあとに,知人2人と合流する約束をして,ここ六枚町交差点角の「ヤングマン」にやって来た。
 ちなみに,知人2人というが,1人はいつものアメリカからやって来たうちの職場のケイ女史である。そして,
「『ヤングマン』ってお店はいいよ。一度一緒に行こう。」
 と誘われていたのだった。ついでにイケメン大好きケイ女史からは
「『ヤングマン』はイケメン揃い。」
 とお墨付きを頂いていたのだった。
赤星  さて,自分と連れ合いの2人は落語が終わってから駆けつけたのだが,知人2人は先陣を切ってやって来て,先に飲み始めている。カウンター席は2人分予約席として取っておいてくれてあり,たどり着くと「駆けつけ三杯」ではないが,直ちにサッポロラガー,通称「赤星」が用意してくれてあって,座って一息ついて飲み干す。
セーラームーンのビールグラス  そのビールのグラスが何と懐かしの「セーラームーン」である。そして,連れ合いの分も「セーラームーン」。ちなみに,知人のものは「タッチ」。
 この店はまた,どういう趣味なんだか。いや,おじさんとしては「セーラームーン」は一向に構わないのだが,この店のコンセプトは懐かしのアニメヒーローが登場する「大衆酒場」か。ほかのグラスのデザインは分からないのだが,もしかしていろいろとあるのか。だとすれば,どんなデザインのものに出会えるのか,なんだか楽しみではないか。
 いや,真面目に呑まないと「月に代わってお仕置き」されるかも。
牛もつ煮込み  さて,まずはビールのアテに何を注文するかだが,知人おすすめの「刺し盛り」を選ぶ。「これって,この値段で,これだけはすごいよ。」と言うので選択。
 それから大好き「塩牛すじ煮込み」と「牛もつ煮込み」を注文しようとしたら,「すみません。牛すじは今日はないんです。」と言われ,「牛もつ煮込み」だけとなる。
 まずは「牛もつ煮込み」605円也がやって来るが,甘辛く煮込まれたモツが美味い。実にビールが進む味である。
 で,あっという間に「赤星」お代わりである。「赤星」は1本638円也。
刺し盛り  そして程なく「刺し盛り」748円也がやって来る。
 小さな桶に,上手に盛られた刺身である。
 甘海老,鰤,サワラ,鯛,タコ,それにイクラにウニだから,豪華7点盛りか。
 確かにこのお値段で,これだけ入っておれば,上出来である。
 この「刺し盛り」をはじめとして,板場で包丁を振るうイケメンの「はまちゃん」と話し好きのうちの連れ合いとが会話を始める。
「ここっていつオープンしたんですか?」
「今年の3月です。」
「えぇ〜〜,それじゃあコロナがはやり始めて,すぐじゃあないですか。」
「そうなんですよ。開店したはいいが,あっという間に開店休業状態でした。」
 そう言うが,今は結構繁盛している模様。周りを見ると,お客の8割以上は女性である。しかも若い。いや,男の一人酒や,男同士でやって来ているお客は誰もおらず,せいぜいがカップルでやって来ている男性が一人いるくらい。あとは女性の2人連れが多数。女性4人のグループもある。そしてみな20代,30代と見える。我々熟年,いや老年夫婦がこの店の平均年齢を引き上げている。
生ビール  さて,飲み物だが,来店以来「赤星」だったのだが,連れ合いがお品書きの中をめざとく見つける。「おつかれの一杯」というのがあり,「最初の1杯は180円(税込み198円)」というのがあったのである。それで「これはいいか?」と聞くと,「まあ普通はダメですが,いいですよ。」と認めてもらえる。何しろ来店時にはすでに先遣隊が「赤星」を用意してくれていて,飲み物に悩むこともなく,メニューも見なかったのである。「はまちゃん」の優しい心遣いで中ジョッキを頂く。
 さて,この店に入ったときから,いや,入る前に表ののれんを見てから気になっていたのが「鯖サンド」である。何しろ鯖には目がない。これはいったいどういうものかやはり食してみようと思っていたので,注文する。
鯖サンド  そしてやって来たのがこちら「鯖サンド」858円也。
 いやはや,見事に予想は裏切られ,期待は裏切らなかった一品である。
 何しろ「鯖サンド」とくれば,これまで揚げた鯖フライをパンに挟んだものしか食べたことがなかった。よもや,このように締めた鯖が挟まれていようとは。そしてまたこの鯖の分厚いことったら。いや,これは鯖好きにはおすすめの一品である。
 しめ鯖やら鯖寿司もいいのだが,このように食パンに挟まれたものを居酒屋で手で摘まんで食べるというのもまた一興である。
 そして,この分厚さでこのお値段だから,やはり「大衆酒場」と呼ぶにふさわしい。
 ちなみに,「刺身盛り合わせ」「牛モツ煮込み」「鯖サンド」の3つが「名物ベスト3」とあったから,今夜はベスト3制覇である。
海老焼売  こちら連れ合いの注文した「海老焼売」528円也。
 これまた入り口ののれんに書いてあったそうで,お互いに注文するものは,まずは目に入ったものに注意力が行くらしく,しかもそれが好きなものとなると,脳にインプットされるらしい。
ポテトサラダ  さて,あと二品自分は注文したのだが,一つは好物の「ポテサラ」418円也。
 居酒屋の定番である。
 お品書きには「ポテトサラダ君」と「君」付けで載っている。
 この「ポテサラ」の特徴は,上に半熟卵の載っていることか。この値段にしては量がちょっと少なめかと思ったが,見かけが上品なのでよしとしよう。
画像ファイル  そしてもう一品が「きゅうりの1本漬け」。
 このきゅうりが目の前でいくつも注文を受けて出て行くのを見て,いかにも美味しそうに見えたのだった。
 しかもこれが198円という見事な「大衆酒場価格」。で思わずこれを注文したのだった。これも酒の進むちょうどよい浸け具合。
 先遣隊の方もいろいろと好みのものを注文して,楽しく呑んだ。
 お客も若けりゃ,店員も若い。オールドマンは自分だけで,まさしくヤングマンの集う「ヤングマン」だった。

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−−−ビールの仕切り線−−−
探検隊おまけの報告:
お品書き
このとき(2020年11月)のお品書きいろいろ:
名物ベスト3
刺身盛り合わせ5種→748円,牛モツ煮込み→605円,鯖サンド→858円

一品
福井らっきょ,きゅうりの1本漬け→各198円,冷ややっこ→308円,
ガリトマト,能登もずく,山芋短冊つがる漬け,→各352円,
山芋とろろ海苔酒盗のせ→385円,
黒枝豆,ポテトサラダ君,アボガドちゃんじゃ,アボガド卵黄のせ,にんにくのオイル煮→各418円,
カニ味噌クリームチーズ,フライギョポテト→各528円,
チャーシューエッグ,グラタン→各638円,
ヨダレ鶏,カキのオイル煮→各660円
天ぷら
なす,かぼちゃ→各110円,
紅生姜,まいたけ,加賀蓮根,アボガドご飯ですよ→各165円,
五郎島金時→176円,
かしわ,味玉トリュフ塩,カプレーゼ,とろろ明太,おでん大根,明太子→各275円,
アスパラ豚巻き,キス梅肉ソース→各308円,
親子串,大エビ,さきいか→各352円
刺身
各種418円,炙りしめ鯖→638円
煮込み
塩牛スジ煮込み→528円,牛モツ煮込み→605円,
嫁の麻婆豆腐→616円
焼売
肉焼売,海老焼売→各528円
そのほかご飯もの,デザートなどもあり

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−−−お箸の仕切り線−−−
探検時期:2021年11月 今回の探検目的:宴会
今回のお品書き:おつかれの一杯×2+お通し×2+梅サバ+天ぷら海鮮3種
+赤星+バブリーレモンサワー
今回の所要経費:200円×2+330円×2+480円+700円
+650円+580円→3470円
探検隊の報告:
 久しぶりの外での2人宴会である。
 駅前で映画を見た帰りである。しばらく前にCOVID−19の緊急事態宣言が解除され,映画館の座席も全席使える。飲食店もアルコール類の提供を始めている。そんなときに駅前での映画の帰り,久しぶりに宴会をしようではないかと連れ合いと2人ふらり歩いたのだった。
 1次会は六枚町交差点近くのここ「ヤングマン」に久しぶりに行く。お手軽,お手頃でなかなか美味しいので,やってきたのだった。
おつかれの一杯+お通し  ちなみに前と違っているのは注文が自分のスマホでやること。目の前のQRコードを読み取り,そのアプリから注文するという,まったくもってICTの時代らしいやり方。
 とはいえ口で注文しても,代わりに店のスマホで女の子がやってくれるんだが。
 さて,まずは「おつかれの一杯」を注文する。最初の1杯のみ200円というやつで,2人とも生ビールを注文する。
梅サバ  「お通し」330円也が出てくる。今日は和え物。
 そして注文は今日は「鯖サンド」はやめにして「梅サバ」にしてみる。太巻きの中身が締めた鯖である。
 どこへ行っても鯖を注文するねえ。
 これもなかなかいけるお品書きだったね。

天ぷら海鮮3種  こちらは連れ合いが食べたいからと注文した「天ぷら海鮮3種盛り」。
 大葉にくるんだイカ,海老,キスである。
 揚げたてが美味い。
 そして最初の生ビールがなくなり,自分は毎度おなじみ「赤星」である。
 今夜のグラスは「パーマン」。懐かしい。
赤星  連れ合いは「バブリーレモンサワー」580円也。
 大将の話ではお品書きはみんなでいろいろと話し合って考え出すらしい。「バブリーレモンサワー」なんてのも,これは「泡だらけ」という意味なのか,それとも「バブル時代」を懐かしむ味なのか。
 ということで,久しぶりの外での宴会1次会はこれくらいでお開きである。やはり世の中こんなことができなきゃ,面白くないし,やってられない。早く昔の日常が戻ることを祈りたい。

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