そして,なんだか実感もそうないまま,5月の初めにいよいよパースに向けて名古屋空港を旅立ったわけです。
いやー,あん時は寂しかった。
彼氏に空港まで送ってもらったけど,別にそう長い間行ってるってわけでもないのに,やっぱり寂しいものでした。
しかも!飛行機の中がさっそく英語だらけ。
日本発なんだから,って思ったけど私が座ってた側には日本語できるスチュワーデスさんが来なかったみたいで,英語ばっかりでした。
そして乗り継ぎ先の香港で,真夜中に「あー,ついに出発したのかー。」としみじみとしてました。
でも飛行機で一緒だった日本人の女の子としばらく話をしたりしてとても気が紛れました。
彼女はフランスに観光に行くって言ってたけど,フランスはどうだったのかなあ。
香港からパースへの飛行機の中はひたすら眠ってました。
途中でスチュワーデスさんが機内食を食べますか?って私を起こしたけど,寝ぼけて非常に不機嫌な私がいらないと言うと,ごめんなさい,じゃあいいんですというようなことを何度も言って立ち去っていきました。
(←パースで見た虹)
そして,ついにオーストラリア上空で目を覚まして外を見たら,虹がたくさん見えたんです。
後々知ることになったのですが,オーストラリアは雨はいつも通り雨で,日本のように雨といったら降り続いたりするわけではないので,虹も見える確率が高いみたいでしたが,その時の私はとてもきれいな虹は何かいいことの象徴って思いたかったようです。
でも,ほんとにきれいだったなあ。
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