不満があれば…といって思い出しましたが,パースにいて,言いたいことは言わなくてはだめだと本当に実感しました。
今までも言いたいことは言ってきたけど,まだまだだった。
日本では言いたいことを言うと,咎められることもありますが,オーストラリアではとにかく言うべきでした。
無言は常に肯定であり嫌なら遠慮なくNOと言うし,してほしいことをしてほしいと言わないと絶対にそれがされることはありませんでした。
日本にいると,なかなか自分の意見を主張しづらい時もありますが,パースではどんどん自分の意見を主張でき,また主張することがほんとに大切だと思いました。
もっともっと主張できる能力を身につけるべきだと思いましたが,果たして身について帰ってきたんでしょうか…でも,語学の習得以外にも,自分の意見を持ちそれを主張できるようになるというのも,留学の大きな収穫のような気がします。
と,なんだか偉そうに言ってるけど私もまだまだ未熟者ですがね。
(←キングスパークから見たスワンリバー)
日本語と英語のニュアンスの違いはいろいろなところで感じたけれど,その一番簡単なのが好きとLIKEかも知れません。
オレンジ好き?と聞かれたら日本語なら,食べることができるか?という意味や,好きか嫌いかで言えば,といった意味がほとんどだと思いますが,英語でオレンジ好きかと聞かれてYESと答えると,それは好物だ,という意味にとられてしまいます。
そして,これでもかーっとばかりにたくさんオレンジをもらうことになってしまいます。
英語って難しい…
(←最寄りのバス停からステイ先に向かう道で)
外国の子供はほんとに小さい子がピアスをしていたりしますが,オーストラリアでも女の子が1歳くらいになると,お母さんが穴を開けたりするそうです。
ステイ先の女の子もちょうどそんな年頃でしたが,ホストマザーは「私にはとてもできない」と言っていました。
それに対してホストマザーのママは「私はリサ(ホストマザー)にやったのよ。彼女は大泣きしてたわ」となんだか楽しそうでした。
私だったらあんなにかわいいのに,絶対そんな痛いことできない!と思いますが,ステイ先の女の子はホストマザーや私の耳を見に来てはたどたどしい英語で何かを訴えかけるので,自分もほしいの?って聞いたらYESの返事。
ホストマザーは「でもすごく痛いのよ。きっと泣くよ」ってしきりに教えてましたが,さてどうなったんでしょう。
次に会う時は穴が開いてるのかな?
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