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夏休みの計画を立てよう

1988年度 金石中学校 3年7組 学級通信「elan vital」
第46号(1988.7.16発行)

 いよいよ中学校生活最後の夏休みがやってきます。
 毎年夏休み前になると言われてきました。「夏休みでなければできないことがあるぞ。」と。「規則正しい生活をしろよ。」と。
 そして今年の夏休み……それに加えて「夏休みが勝負を決めるぞ。」という一言を付け加えましょう。それは君の生活のしかたにかかっているのです。
 この言葉,もう一度学年だよりで読むことになるだろうけれども,でも事実そうだ。君の生活のしかたが今後を決めると言っていい。そんな夏休みを有意義に過ごして欲しい。
 そのために毎年してきたことであるが,「夏休みの生活設計表」を完成させて欲しい。次のように考えて作ろう。

@決まっている学校,個人の行事を初めにおさえる。
 登校日,実力テスト,家族の行事,旅行,地域の行事 など
A1日のうちいったい何時間学習についやすか決める。
 やっぱり1日に最低4時間は必要だ。もちろんこれはあくまでも最低の時間である。平均すればみんな6時間くらいはやってる。
B学習時間をいつとるか考える。
 朝型,夜型いろいろあるが,夏休みということもあるので,午前中と夜の分散型をおすすめする。(ボクの中3の時はこうしてた。)
 午前中するためには,きちんと早起きをして,8時過ぎから始められるようにすること。そして,暑くなる前にやめる。
 夜するためにはこれも8時過ぎから始められるようにすること。そして12時には眠るようにすることだ。もちろん,ノッテきたらそう簡単にやめられないけどね。ボクも読書やコンピュータのプログラミングをしていると,時を忘れることがある。そんなときはのってるついでにずーっとやってみるのもよいけどね。そんなときでも次の日早起きはすることだ。そして暑い時間に昼寝をするのがよい。それが夏休みのいいところだね。
Cやるべき課題を考えて,いつ何をするかの計画を立てる。
 課題はたくさんある。特に時間がかかるもの,集中して時間を必要とするもの(読書感想文,私の主張文,一人一研究,電波障害ポスター,大徳中校章のデザイン)は7月中には取り組みを始めて,8月中旬には終わらせておくことだ。
また講座のシートについては,実力テストの日時を考えて,8月8日までには4講座の内容を完了するようにすることだ。
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  課題                 
 ・講座のシート45枚(3講座4〜5講座)
 ・コース別特訓セミナーのFステップまでの範囲
 ・読書感想文(3〜5枚)        
 ・一人一研究              
 ・主張文(3〜5枚)          
 ・電波障害ポスター           
 ・大徳中の校章のデザイン        
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D以上のことから学習設計表に次の要領で記入をして完成させること。
 行事予定の欄には,記入してあるもの以外の学校や個人の行事を記入する。
 1日の予定については次の色分けで,予定を立てる。
  赤←国,社,数,理,英の学習
  橙←上記以外の学習及び課題に対する取り組み
  青←学校関係の行事(登校日,実力テスト,部など)
  緑←個人の行事
  白(無色)←生活時間(食事,入浴など)自由時間(読書,テレビなど)
  黒←睡眠時間
 学習内容については上記の「赤」「橙」で塗った部分の内容について,何をするのかを具体的に書く。
 例としては,講座の番号を書くもよし(「国4−1」などのように),具体的な項目名(「1次関数」などのように)を書くもよし,あなたに任せます。
Eこの生活設計表は,7月18日の月曜日に提出すること。
 内容の確認をして,通知簿渡しの日に保護者の方に返します。
 未提出の時にはおうちの方にたっぷりイヤミを言ってさしあげます。
 「あーら,夏休みの計画も立っていないんですって。大丈夫でしょうかしらねえ。オホホホホ。」てなぐあい。
 
 ついでですが,3年7組だけの課題。
 ベルマークを一人50点以上集めてくる。親戚,ご近所に協力を頼み取り組んでみる。

 ついでですが,2学期当初の取り組みについて…
 9月3日土曜日の段階で課題について一つでも未提出のある人は9月の座席替えに参加する権利を失います。ついでに,未提出の数に応じて,2学期いっぱいの座席替えに参加する権利も失います。優しい担任だなあ。

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