湯涌温泉は,金沢市の南東にある温泉です。
古くから開け,「金沢の奥座敷」とも呼ばれています。
いくつもの温泉旅館があり,元湯もあるので,気軽に温泉につかりにいけます。
(左・湯涌温泉街を見る)
湯涌温泉は金沢市の中心部から,兼六園のある小立野台地を走り,土清水で左に分岐する県道10号線を走ります。
兼六園からはおよそ10km弱くらいで着きます。
ちょっとしたドライブをして,温泉につかるにはぴったりの場所です。
この湯涌温泉では,気軽に入れる公衆の総湯(元湯)があります。
「湯涌温泉総湯 『しらさぎの湯』」です。
(左・しらさぎの湯の入り口のところにある碑)
これは湯涌温泉の温泉街の中にあります。
入浴料は大人300円。サウナもあります。ソフトドリンクの自販機もあり,休憩場所もありますが,ビールがないのが難点(なんてこと思わない人にはどうってことないけど……)
年中無休です。
(左・道路から見た「しらさぎの湯」の全景)
この近辺には湯涌温泉の総湯のほか,いくつかの入浴施設があります。
(右・この湯涌温泉は竹久夢二ゆかりの地で,夢二に関する展示がある「湯涌夢二館」があります。これは道路から見た「湯涌夢二館」の全景です。)
(右・下の写真は「湯涌夢二館」の入り口あたり。)
この近辺の入浴施設の概略をご紹介しましょう。
まずは「湯楽」
金沢方面から来て,湯涌温泉街に入らず県道10号線を走ります。今回のドライブコースの途中。湯涌温泉街と離れ,富山方面へと走ってまもなくです。
サウナ,露天風呂もあります。
休憩するのはベンチのような畳だけど,ビールに酒の自販機もあり,いいですね。(なんてこと思わない人にとってはどうってことないけど……)
「さらに,この湯楽から奥に行くと「銭亀」って料理屋があり,そこの風呂に入ることもできます。
確か500円だったかな。
まあ,川の瀬音が聞こえるような,川縁のところにあり,ちょっとせまいお風呂です。
ゆっくりひなびた風情に浸るところです。
なぜか風呂がぬるくて,それが秋口に行ったときには物足りないというべきか,風呂上がりもちょっと寒かったのでした。
さて,この県道をしばらく走るとかなり狭い山道となっていきます。
途中には採石場もあり,一体どっちへ行けばいいの?これって本当に県道?と思うようなところを走ります。
またアスファルト舗装も途絶え砂利道となります。
それでも,天気のよい日は気持ちのよい道です。
(左・刀利ダムへと抜ける県道。砂利道です。秋なので,ススキの穂が太陽に照らされて,きれいに見えています。)
ちなみに,雨の日や,雨の次の日などはふつうの車はやめたほうがいいでしょう。
車が茶色くなることは間違いありません。
(左・まもなく県境です。通行止めにするための鉄の扉が県境。道の向こうの林の向こうには刀利ダムがあります。)
そうこうすると,再びアスファルト舗装の道に出て,峠を越えると県境に出ます。
降雨量が多いと通行止めになる道なのですが,気持ちのよい山の中の道です。
富山県へ出ると,すぐにダム湖が見えてきます。
(左・今度は県境からふり返って石川県側を見ています。)
(上・これが刀利ダムです。左の写真は下流方向を見ています。右は対岸を見ています。)
この日はダムを渡って,トンネルを抜け,ブナオ峠の方へ抜けたかったのですが,残念ながら通行止め。
どうもこの道は,崖崩れか何かのあと,復旧していないようです。
一回くらいはブナオ峠越えをしてみたいものですが,いつ通れるようになるのでしょうか?
ということで,しかたがないので,福光の方へと抜けました。
福光からは東海北陸自動車道を使い,目的地を世界遺産の白川郷としました。
秋の紅葉の時期,すでに遠くの山には雪が降り,冬の訪れを感じさせていましたが,湯涌温泉や刀利ダムはまだまだ紅葉も美しく,さわやかな秋のドライブだったのでした。
金沢港上空10kmから東の方向を見た鳥瞰図です。
★広角レンズ★ 湯涌温泉は金沢の南東,あと数キロで富山県です。 大きいサイズの鳥瞰図 |
★標準レンズ★ 浅野川と犀川にはさまれているのが小立野(こだつの)台地。湯涌温泉は浅野川の上流です。 ちなみに,この浅野川は順尾山源流があります。 大きいサイズの鳥瞰図 |
★望遠レンズ★ 刀利ダムは富山県です。 大きいサイズの鳥瞰図 |
★超望遠レンズ★ 今回のルートは湯涌町,芝原町を通り過ぎ,横谷町経由で刀利ダムに行きました。 南側(地図では右),ブナオ峠方面は通行止めです。 大きいサイズの鳥瞰図 |
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