分類:洋食
所在地:金沢市尾山町(尾崎神社近く)
探検時期:2006年12月
今回の探検目的:ちょっと1杯
今回のお品書き:酒飲んで3人で3品
今回の所要経費:1人3000円弱
探検隊の報告:
「ぼくねんに行ったが,誰なん?」
「ぼくねんに行ったん,ぼくねんて。」
以上金沢弁でした。
ここは尾山町にあるジャズの流れる居酒屋。ちょっとかっこよく言うと,ジャズバー。
そのコースターは左である。
宴会の帰りにふらりと立ち寄る。
ここに連れてきてくれたケイ氏のボトルをロックでいただく。
「ぼくねん」は「穆然」と書くらしい。とてもじゃないが漢字で書かれると読めない。
その意味はというと,手元にある「広辞苑」で調べたが出ていない。
それでいよいよ「新修漢和大字典」の出番である。博文館版で,1932(昭和7)年初版である。手元のものは1939(昭和14)年の177版である。だが,漢和辞典というものは古くても十分役に立つ。
さて,その「穆然」であるが,読みは「ぼくぜん」と出ている。
昔,左 卜全(ひだり ぼくぜん)というおじいさんがいたなあと思い出す。(と言って通じるのはいったい何歳以上の人であろう。)
話は戻って「穆然」の意味は「1 静かに思ふさま。又深く慮るさま。2 やはらぎつつしむさま。」とある。
ジャズの流れる店にはふさわしいと言うべきか,いや違うというべきか。
まあどちらでもよい。
「穆然」は,今の日本人に望みたい態度である。
つきだしの豆豆セットでは物足りないので,3人がそれぞれに1品ずつ注文する。
自分は「なんとかソーセージ」(名前忘れている。)。たった1個を小さく切って,みんなで分ける。でもうまかった。
右のものは「タイえびせん」「鯛」と「海老」かと思ったら,「thai」なのだった。タイの鯛じゃない海老せんを食べ,またあれこれ語る。
ここでもまたおしゃべりがつきることはなく,音楽も尽きることなく流れるのであった。
探検隊おまけの報告:
くわしくはウェブサイトへどうぞ:穆然のウェブサイト(外部リンク)