分類:和食,洋食
所在地:愛知県日進市折戸町
探検時期:2005年8月
今回の探検目的:夕食
今回のお品書き:結局食べない
今回の所要経費:もちろん使わない
探検隊の報告:
愛知県は日進市折戸町にある「炭火焼・創作料理酒房」という「ENYA(縁家)」(えんや)という店,たまたまこのあたりに用があり,晩ごはん時になり入ったのだが,結局はそこで食べずに終わった。1時間も待ったのに……
何が「プロが作る創作料理と炭火焼で全国の美味を!」かね?!その前にプロなら接客をしっかりすべきじゃないのかね。
ちなみに,この店で一切料理は食べていない。食べる前に出てしまったのだから。
待つこと1時間,いったいどうなっているのかと聞いたら,その店員が「ただ今準備中です。」の一言だけ。
玄関先で待っていたのは我々ともう一組。
おなかをすかせた我ら一行は,ついに頭に来てこの店を出たのであった。
そもそも入ったときには空いている席があった。ただし,テーブルの上は片付けてなかったが。途中で客も出た。そのあともそのテーブルの上は片付けられなかったが。
なーにが座席120席(掘りごたつ94席,掘りごたつ個室10席,ソファ16席)かね。結局片付けて客を入れなきゃ,120席なんて言わないだろ。あいてる場所があるのだから,客を座らせればいいだろうに。
それで料理が出てくるのがまた遅いのなら,これも120席もつくった方が間違いである。
まあ,座って料理も注文していないので,いったい料理の出方が早いのか遅いのか,どうなのかは分からないが……
入口の目の前に厨房があり,料理人も見える。それで,接客係が見えないので,その料理人に「どうなってるんですか。」と聞いても,「ちょっと,お客さんが呼んでるよ。」と言って接客係を呼ぶだけ。
はっきり言って,この店で何聞いても「すみません。」と言わなかった。
マニュアルどおりじゃなくて,もっと臨機応変に対応すべきじゃないのかい。
と言うことで,1時間たってもテーブルの上は散らかしっぱなしのこの店をあとにしたのだった。
お客への御教訓
一,聞くと見るとでは大違い。
何事も経験が大切である。
よくないと思ったら,去ればよし。二度と行かぬがよし。
経営者への御教訓
一,接客はマニュアルじゃない。臨機応変に心を込めてやるべきだ。
アルバイトを雇ってもいいけど,単にマニュアルを教えて,接客言葉を教えてもだめである。
やはり,その場に応じて何を答えるかの基本を教えなくてはならない。
つまり,「ああ言えばこう言え。」ではなく「お客がどう思っているかを読みとれ。」これが一番である。その上で「臨機応変に答えよ。」である。
これって結局はアルバイトの資質なのかね。
つまり,そのアルバイトの性格であり,育ってきた環境であるのかも。
教育っておそろしい。
一,客が去ったあとは即片付けるべきだ。
なんで1時間以上も前のお客が食べた皿をほったらかしなのか,謎である。
一,できもしないことを表示してはいけない。
席が空いていても,席も準備できないのに,120席とは誇大広告である。
もしかして,このあたりってバイトもいないほど人手不足?