分類:和食(寿司)・洋食(あれこれ)・中華(ラーメン)
所在地:愛知県常滑市セントレア1丁目1(中部国際空港)
探検時期:2019年7月
今回の探検目的:昼食&昼呑み
今回のお品書き:以下の報告参照
今回の所要経費:以下の報告参照
探検隊の報告:
セントレア(中部国際空港)に最近できたらしい「FLIGHT OF DREAMS(フライト・オブ・ドリームズ)」に初めてやって来た。ここはボーイング787初号機の展示をメインとした飛行機テーマパーク。3家族,総勢13人でやって来たのだった。
ちょっとした行列をして入場し,子供たちがお楽しみのいくつかの見学,体験をしたあと,お昼ご飯のためにいったん出場する。そしてやって来たのが,2階にあるSEATTLE TERRACE(シアトルテラス)という飲食店やらお土産物やらが並ぶところである。そこのいわゆるフードコートといったところの一角に席を取り,適当にいろいろな食べ物を調達してくる。ここにはご飯が食べられそうな店が10店舗以上あったと思うが,とりあえず調達したのは,以下の5軒。その報告が以下である。
Beecher's Handmade Cheese(ビーチャーズ ハンドメイド チーズ)
SHIRO KASHIBA(シロウ カシバ)
SEATTLE FISH MARKET(シアトル フィッシュ マーケット)
Eltana(エルタナ)
Ethan Stowell PIZZA & PASTA(イーサン ストゥウェル ピザ アンド パスタ)
今回のお品書き:スモークターキーサンド+缶ビール6本
今回の所要経費:900円+400円×6→3300円
探検隊の報告:
まずはおすすめがここ「Beecher's Handmade Cheese(ビーチャーズ ハンドメイドチーズ)」
何がおすすめかって言うと,ビールが都会の観光地でありながら,さして高くないこと。これがおじさんにとっては重要条件である。
ビールは「ハイネケン」「バドワイザー」「一番搾り」の3種類。いずれも缶のレギュラーサイズだが,400円。お祭りの屋台のよくある「缶ビール500円」に比べたら,良心的ではあるまいか。
なので,ここではビール飲む3人に対して,上記3種類を1本ずつ購入。そして,「スモークターキーサンド」を買ってみる。
しっかりビールに合うねえ。
ちなみに,ビール以外のものはみな都会の観光地価格。ほかの店もおしなべて高い。いや,あまねく高いと言うべきか。
この店は店名の通りチーズがウリで,チーズとチーズ料理の店。宣伝文句は「シアトルの観光名所『パイクプレイスマーケット』で行列ができるチーズ専門店。伝統的な製法で作り,添加物や着色料を一切使わないこだわりのチーズの販売に加え,本国で人気の熱々のマカロニにチーズをからめた『マック&チーズ』やとろけるチーズがたっぷり入ったホットグリルサンドをお楽しみいただけます。」
ここではその「マック&チーズ」が有名とは知らず,パッと目についた「スモークターキーサンド」を購入したのだが,このサンドイッチにも一応チーズが入っていたはず。何しろ総勢13人もいたので,二口ほどかじって,次の食べ物の調達に行くので,ゆっくり味わう暇がない。まるでツバメの親の気分。ピーチクパーチク言っているヒナたちのために,食べ物を持ってきては,また次の食べ物を調達に行くのだった。
ちなみに,「マック」とは「マッキントッシュ」でも「マクドナルド」でもなく,「マカロニ」の略らしい。知らなんだ。
そうそう,この店のいいところは注文したらすぐに作ってくれるところで,長い行列がないところ。したがって,ビールのお代わりを購入に行き,ビールのみ3本を追加購入したが,行列がすぐになくなって,すぐに注文できて,すぐにビールがやって来るところもまたいい。これがビールしか買わないのに,長い行列だったら,並ぶ気がしない。これもまた,おじさんのおすすめする点。たかが缶ビールを取り出してきて,プシュッとプルタブを引っ張るのに待たせないでね,と思うから,この店の待つこと30秒余り,注文から取り出しまで10秒余り,支払い30秒余り,最後にプシュッと開けて10秒余り,総計1分30秒程度で缶ビールを渡されるのはいいねえ。
結論:おじさんにとってのいい店の条件は,ビールが安くて,すぐに手に入ること。
このとき(2019年7月)のお品書きいろいろ
★MAC&Cheese(マカロニ&チーズ)→700円
★スープ
トマトフラッグシップスープ→650円,ピーチャーズオニオンスープ→500円
★グリルドサンドイッチ
スモークハムグリルサンド,フラッグシップグリルサンド,グリルチーズサンド→各850円
スモークターキーサンド→900円
★セットメニュー
グリルサンドセット,マック&チーズセット→各1000円
★ビール
ハイネケン,バドワイザー,一番搾り→各400円
このほかサラダや飲み物などいろいろあり
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今回のお品書き:カシバロール&シアトルロールセット
今回の所要経費:1280円
探検隊の報告:
ここはフードコートでは一番奥にある店。寿司という日本ではおなじみのものも,いつの間にやら世界でも有名になっている。いや,自分が高校生の頃にはすでに「スシ」はそのままアメリカで通じる単語だった。
この店の宣伝文句は「新鮮な魚介類が豊富で日本食が大人気のシアトルで,『シロウ カシバ』は知らない人がいない寿司職人。シアトルで本格的な江戸前寿司を広める役割を担い,この度日本に凱旋!シアトルの地元市民で愛された名物ロールを飛行機を眺めながら楽しむのもよし,店内の「立ち喰いスペース」で寿司職人との会話を楽しみながら食事をするのもよし,様々なスタイルでお楽しみください。」
「シロウ カシバ」とは人の名前だったのかと,この宣伝文句で知る。漢字で書くと「加柴司郎」らしい。「シアトルでは知らない人がいない」らしいが,「金沢に住むおじさんはまったく知らない」。
注文は,せっかくなのでこの店の名を冠した「カシバロール」と「シアトルロール」の「ハーフ&ハーフ」というやつ。
最初は「カシバ」ってのも「樫の葉」ってことかな?そんな葉っぱで巻いた寿司?「朴葉」や「柿の葉」ならともかく「樫の葉」なんて,巻けるの?などと思っていたのだが,もちろん違っていて,「カシバさん」の作った寿司。特徴は日本の太巻きのように外側に海苔があるのではなく,中に海苔があり,外のご飯に何だかついている。
日本人にも合う味だったね。もちろんビールにも。
ちなみに,この店にもビールがあり,おそらくプラスチックカップだが,アサヒスーパードライのエクストラゴールドが580円。まあそんなに高くはない。このフードコートでお手軽にビールが調達できるのはここ「SHIRO KASHIBA」と「ビーチャーズ ハンドメイド チーズ」くらいだったような気がする。
結論:食は文化,料理は創作物。
このとき(2019年7月)のお品書きいろいろ
★おまかせ握りセット
(おまかせ握りにカシバロール2貫,あさり汁,茶碗蒸し,小鉢付き)
Kashiba SET(12貫)→3980円,Sora SET(9貫)→2200円,
Kizuna SET(7貫)→1400円
★丼セット(あさり汁付き)
シアトル丼セット→1980円,絹姫サーモン丼セット→1400円,
国産うなぎの蒲焼き重セット→2280円,海鮮丼セット→1480円,
ふわふわ煮穴子重セット→1490円
★ロール
カシバロール&シアトルロールセット レギュラー→1280円,ハーフ→680円
元祖カシバロール レギュラー→980円,ハーフ→580円
シアトルロール レギュラー→1280円,ハーフ→680円
★そのほか
シアトル海鮮サラダ→980円,一本焼き穴子握り→580円
せんべい 牛トロ炙り握り(2貫)→880円
出し巻き玉子串→480円,煮穴子つまみ 磯辺巻き→680円
まぐろづくし握り→1850円,とろさばづくし握り→980円
あさり汁→280円,茶碗蒸し→300円,
ちょい足しセット(あさり汁&茶碗蒸し)→380円
そのほか 飲み物(日本酒,焼酎も)いろいろあり
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今回のお品書き:フィッシュ&チップス(レギュラー)+フィッシュバーガー+シアトルバーガー
今回の所要経費:980円+1000円+1350円→3330円
探検隊の報告:
まず目についたのが「フィッシュ&チップス」。こいつはビールのつまみになるんじゃないかと思ったが,しっかりとそうなった。
この店の宣伝は「港町シアトルで地元市民に愛される『フィッシュ&チップス』。『シアトルフィッシュマーケット』では,定番の白身魚だけでなくシアトル名産のサーモンをカリッと揚げたフィッシュ&チップスがおススメ。自家製タルタルソースをたっぷりつけて,熱々をお召し上がりください。」
元々「フィッシュ&チップス」というのはイギリス料理だと思うのだが,このシアトルでもよく食べられるらしい。というか,アメリカってそもそもイギリス人がやって来た国という感じだから,イギリス料理があっても当たり前か。
で,この「フィッシュ&チップス」は魚が大きい。しかも,この「サーモンを揚げたやつ」が実に美味い。これまでに食べた「フィッシュ&チップス」は白身魚のフライが基本だったから,大きなサーモンがからっと揚げられているやつは,魚好きの日本人としても,好みだろう。いや,自分の好みと言うべきか。とにかく,予定通りビールのおつまみである。
芋のフライは子供たちにとられる。
あとは「シアトルチーズ フィッシュバーガー」「シアトルWサーモンバーガー」を注文したが,なんと言っても揚げたてで,熱々のフライが美味しい。
結論:何はなくとも,料理はできたての熱々。
このとき(2019年7月)のお品書きいろいろ
★フィッシュ&チップス
シアトルフィッシュ&チップス レギュラー→980円,ハーフ→680円
シーフードオールスター&チップス→980円
★バーガー
シアトルWサーモンバーガー,とろ〜りカニコロ&クラブバーガー,プレミアム手切りミンチの和牛バーガー→各1350円,
プレミアム手切りミンチの和牛チーズバーガー→1400円
シアトルチーズフィッシュバーガー→1000円
名古屋エビフライタルタルバーガー→1200円
★カレー
濃厚シーフードカレー,ビーフハンバーグカレー→各1350円
★サイドメニュー
シアトルクラムチャウダー→400円,シーザーサラダ,コブサラダ→各680円
シアトルチーズ&ベーコンフライ→600円
カニクリームコロッケ→430円,スモークターキーレッグ→780円
ポップコーンシュリンプ→500円
など
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今回のお品書き:スモークチキンサンド+スモークサーモンサンド
今回の所要経費:648円+594円
探検隊の報告:
おじさんとしては,ここの「FUJIYAMA GO★GO SEATTLE RAMEN STAND(フジヤマゴーゴー シアトル ラーメン スタンド)」なんて店のラーメンもいいかなと思ったが,「せっかくここに来て,ラーメンよりもシアトルらしいものでしょ」ということで,選ばれたのがここ「エルタナ」というベーグルの店。
この店の宣伝文句は「シアトル発,釜で焼くハンドメイドベーグル専門店。高温の釜で焼くため,表面はカリっと固く仕上がるものの,生地の水分は保たれ中はもちもち。このユニークな食感のベーグルと一緒に13種類のスプレッドもご用意し,いろいろな味のコンビネーションをお楽しみいただけます。」とある。店内で食べることもできるが,持ち出してフードコートで食べることもできる。
ちなみにこのときにはスプレッドは10種類しかなかったような気が……
ところだ,ベーグルという穴の開いたものにサンドイッチって,いったい穴からすっぽ抜けないの?とは余計な心配であるらしい。
ベーグルにもいろいろな種類があり,塗ったくるスプレッドにもいろいろな種類があり,はさむものにもいろいろな種類があり,つまりは数学的に場合の数を計算すると,300通りはできあがる勘定だ。すべての場合を食べてみることは大変だから,はさむものを全種類食べてみるのも面白い。いや,ベーグルの店だから,そもそもベーグルを全種類食べてみる方が先か。
結論:郷に入っては郷に従え。シアトル入ってはシアトルの食べ物。
このとき(2019年7月)のお品書きいろいろ
★ベーグル 各216円
プレーン,ソルト,セサミ,ポピーシード,エブリシング,シナモンレーズン
★スプレッド
ハニーアーモンド,チョコクランチ,アンチョビバジル,ベリークリームチーズ,メープルミックスナッツ,スパイシーガーリック,シナモンクルミレーズン,プレーンクリームチーズ,ハニー&ブラックペッパー→各172円
スモークサーモンチーズ→216円
★サンドイッチ
スモークチキンサンド,イエメンエッグサンド,パストラミサンド,海老アボガドサンド,チキンシャワルマサンド→594円
スモークサーモンサンド→648円
★飲み物いろいろ
コーヒー,紅茶,ジュース,フローズンドリンク,レモネード などいろいろあり
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今回のお品書き:マルゲリータ ピザ+フェンネルソーセージ&ベジタブル ピザ
今回の所要経費:900円+1100円→2000円
探検隊の報告:
子供たちが好きなのがピザ。いや,親が好きだとそうなるのか。
ここでは「マルゲリータ」と「ソーセージ&ベジタブル」を調達。「マルゲリータ」のバジルの葉っぱが小さいのが印象的。ついでに「ソーセージ&ベジタブル」はちょっと辛めで,大人の味。なので,こちらは大人だけが食べることとする。つまりはビールのおつまみにぴったり。
この店の宣伝文句は「シアトルを代表するシェフ,イーサン・ストゥウェル氏が手がけるイタリアン。料理界のオスカーとも言われるジェームズ・ビアード賞にもノミネートされた経歴を持つシェフが大事にするのは,食材の味を最大限に生かしたナチュラルな味。手作りにもこだわり,手捏ねのピザやできたての生パスタはシアトルの店舗そのままの味をお楽しみいただけます。」
「ジェームズ・ビアード賞」なんてのも,まったく知らず,初めて聞くのだが,知っている人は知っていて(当たり前か),知らないおじさんにとっては,その賞の価値がまったくわからない賞である。きっとわからない人がいるから「料理界のオスカー」なんて修飾語がついているのだろう。しかし,「オスカー」だの「アカデミー賞」だのよりも,日本人向けに「料理界のレコード大賞」,いや,「料理界の有線大賞」の方がおじさん向けか。決して採用されない案ではあるが。
ここ「SEATTLE TERRACE(シアトル テラス)」には「THE PIKE BREWING RESTAURANT & CRAFT BEER BAR(ザ パイク ブリューイング レストラン アンド クラフト ビア バー)」というレストランがあり,言わばアメリカの地ビールが飲める。しかし,そもそもかなりお高め。200mLのビールで842円,300mLでは1242円であり,中ジョッキ500mLに換算すると2000円を超える。ちょっとシアトルの美味しい地ビールを飲んでみようかなという気にはなれないお値段である。
そこでのビールなのか,特別な商品なのか,ビールは,向かいにある店「THE PIKE SHOP BEER, WINE & MORE(ザ パイク ショップ ビア ワイン アンド モア)」で販売しているようだったが,これもいいお値段だった。缶ビールのレギュラーサイズ(350mLくらい)で700円近かったように思う。日本の缶ビールの3倍はしていたから,これもお高め。
やはり外国から本物を輸入するというのは高くつくものである。
ということで,つまりはこの報告はほとんどがビールのつまみのことか,ビールのことであった。
結論:おじさんにとって,昼食とは宴会である。
このとき(2019年7月)のお品書きいろいろ
★ピザ
生ハム&セルバチコ→1450円,アスパラガス&キノコ→1250円,
フェンネルソーセージ&ベジタブル→1100円,
ペパロニ&パイナップル→1000円,
マルゲリータ→900円
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探検隊おまけの報告:
くわしくはウェブサイトへどうぞ:フライト オフ ドリームズのウェブサイト(外部リンク)