分類:和食,洋食,中華
所在地:金沢市広坂(いしかわ四高記念公園(旧・中央公園)で行われる催し物)
探検時期:2007年2月
今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:いろいろ
今回の所要経費:いろいろ食べて結局不明
探検隊の報告:
フードピアというのも,冬の金沢ではおなじみの催し物になった感がある。
今日は帰省した子どもが,ぜひ行って,ラーメンが食べたいというので出かけたのだった。
しかし,このフードピアの催しの中でも食談などというのは庶民が行ける価格ではない。2万円,3万円がざらである。このフードピアランドくらいが庶民にはちょうどお手頃である。
そういえば,このフードピアが始まったころ,反骨精神の持ち主の当ウェブサイト内藤井肇仮想美術館の藤井肇氏は,安い居酒屋などを巡るチケットを提供する催しを開き「フードプア」などとやっていたのを思い出す。「フードピア」に対して「フードプア」というのも,なかなかいい命名である。
それにしても,冬というのに雪がない。こんな気候で大丈夫だろうかと思う今年の金沢であるが,主催者としては雨も雪も降らないのは助かることだろう。
さて,今回は4人でやって来て,とにかく,気に入ったものを買って食べるということである。
まずはカキ貝である。炭火焼きコーナーもあり,そこに陣取って,牡蠣を買って焼いてもいいのだが,あいにくと席は満席。この手の自分で焼くカキならば,穴水のカキまつりの方がいいということで,テントで焼いて売っている方を買う。自分たちで焼くと,もっと結構火を通すのだが,なんだこの程度の焼き具合でいいのかと思ったのだった。
続いては,ふらふら歩きながら,ぱっと見てとても美味そうに見えたさつま揚げを買う。
串に刺してあり,いずれもハタハタで作ってあるらしい。アスパラベーコン巻き,青のりホタテ,カニの3つを買う。各380円である。ちょっと温めてくれたが,まだ冷たい。
続いてはラーメン。
ものによって行列のできている店,できていない店があるが,そんなに味のちがいがわかってみんな並んでいるのだろうか?昔もこのフードピアランドに来たことがあるが,どれが美味しかったかも忘れているし,しかも種類は多くて,同じものを食べようとは思わないので,自分はどれでもいい。今日の自分は単に,これまで食べたことのないものを選ぶという判断基準なのだが,とりあえず自分が選んだのは「沖縄そば」。これは食べたことがなかったので,選んだのだった。
豚の角煮らしきものがどんとのり,600円である。100円増しで「ソーキ沖縄そば」となるが,そこまででかい肉を食べようと思わないおじさんは「沖縄そば」にしたのだった。
ただし,この「沖縄そば」ちょっとスープが温め。もう少し熱い方がよい。
続いては「鹿児島黒豚ラーメン」とんこつ味。
こちらも600円。
こちらの方はスープがかなり熱めでよかった。麺は細麺。まあまあの量が入っている。スープはうまい。
あとは「広島焼き」600円也。
それと,同じテントで売っていた「牛串」これも600円。
隣にやってきたお兄さんが,「この店は広島の店ですか?」と聞く。
「広島で修行をした店ですよ。毎年金沢のフードピアランドに来てますよ。」と答えている。
この手の催し物を専門にする店というか会社もあるんだなあということがわかる。
まあ,お祭りの露店なのだから,本当にその地域からの出店は半分もないかもしれない。
さて,これだけを食べて,だいたいおなかがふくれたが,まだ少々物足りない。そこで最後に何にしようかとまたふらふら歩く。
「佐世保バーガー」にしようかと思ったが,かなり大きい。しかも,850円もする。
と,歩いているとトルコのケバブサンドが目につく。手頃な大きさで,ちょうどおじさんがドネルケバブを切っている。それで,最後の締めをこれにしたのだった。
丸いパン(ピタと言うらしい)も焼いていて,それを半分に切って,開いて野菜を詰め,その上にケバブを乗せる。そしてちょいとソースをかけていた。
これが美味かった。
おまけに愛想のいいおじさんで,「肉がなくなったら追加するよ。」と大奉仕。実際に,いったん受け取ってからも,もう一回やってきて,上に肉を追加してくれたのだった。これが500円。
歩きながらこれを食べ,満足してフードピアランドをあとにしたのだった。
探検隊おまけの報告: フードピアの公式ウェブサイト(外部リンク)