分類:中華(ラーメン)
所在地:金沢市有松(有松交差点から高尾寄り)
探検時期:2009年5月
今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:福座ラーメン
今回の所要経費:650円
探検隊の報告:
土曜日の出勤である。お昼を食べようと車を走らせると,新しいラーメン屋がある。いつの間にできたのだろう,ということで,入ってみたのだった。
見つけたここ「麺や福座」に入ろうと,車をその裏の「ホームインホーマー」の駐車場に止めようとすると,以前「侍の道」だったところに新しいラーメン店ができている。その店は「冨單(ふうたん)」といい,つけ麺の店になっている。つい最近開店したばかりなのか,駐車場の回りは花輪だらけである。見ると,順番待ちであった。なので,順番待ちの嫌いな自分は,またいつか来ればいいと,この新規開店の店を横目に,当初の目的のこの「麺や福座」にやって来たのだった。
ちょうどお客が3人出るところで,カウンターに即座る。しかし,おばちゃんがちょうどバイトとおぼしき女の子と打合せ中で,先客の丼を下げてくれない。しばらくして気がついたおじさんが,おばちゃんに注意しながら,そして自分に謝りながら,テーブルの上が片付けられる。
さて,ラーメンは4種類あったが,やはりここはお品書き1番最初の「福座(ふくぞ)ラーメン」とする。
出てきたラーメンは,とんこつ醤油のようである。ちょっと辛め。といっても,醤油がらいのではなく,唐辛子が入っていると見られる。スープにはちょっと赤い粉が紛れているのだった。麺は太麺のやや縮れ麺。うまい麺だった。しかしスープはもう少し辛みがない方がいいと思ったのだった。味はそんなに悪くないと思うのだが,そのままを味わう方がいいのではないかと思ったのだった。
さて,あとの3種類はどんな味なのだろうか。次また来てみるか。
探検隊おまけの報告:
このときのお品書きいろいろ:
福座(ふくぞ)ラーメン→650円,中華そば→650円,京都時代の福さんラーメン→650円,1日限定20食 牛すじラーメン→800円
探検時期:2009年7月
今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:福さんラーメン
今回の所要経費:650円
探検隊の報告:
またもや土曜日の出勤である。今回いよいよ「冨單(ふうたん)」に行ってみようかと思って,前を通ると,またもや店の外に7,8人の順番待ちである。ここは職場から近いので,また来られるだろうと,あきらめて,再びここ「福座」にやって来る。1時をちょっと回ったところで,1人客が出たら,誰もいなくなり,1人でカウンターに座る。しかし,ものの5分としないうちに,カウンター席がすべて満席となった。世の中時機とはこういうもので,うまく空いているときはうまく座れるのであった。
さて,今回2か月ほどおいて行ってみると,お品書きが替わっている。中華そばと牛すじラーメンがなくなり,替わって海老塩ラーメン(800円)とやらができている。そして,夏季限定の冷やし中華が明日から始まるらしい。で,何を注文したかというと,前回食べてない「京都時代の」と枕詞がつく「福さんラーメン」である。その違いはわからなかったが,あとから来るお客の質問で判明した。つまり,「福座ラーメン」に比べて背脂が入っており,よりこってりした味であるということだった。唐辛子が入っているのは変わりがなく,ちょっと辛めのスープだが,こってりさが違うらしい。ちなみに,麺は細めのストレート麺。「福座ラーメン」のように野菜が入っているのではなく,ネギが入っている。
それにしても,注文の仕方もいろいろである。会社の作業服の2人連れのおじさんは「おやじ,何がおすすめや?」と聞く。おやじさんは即座に「福さんラーメン」と答える。しかし,そばのおばさんが,「今は新しい海老塩ですよ」とか何とか言うと,2人は「海老塩」に変更する。親子連れの2人は「福座ラーメン」と「福さんラーメン」を一つずつ注文する。女性が妊娠中らしきカップルは,それぞれのラーメンの特徴をまず聞いてから「じゃ,あっさりの方の福座ラーメン」と注文する。続いて入って来た若者2人は,即座に「海老塩2つ」と注文する。常連らしい。
先ほどの親子連れは,父親の箸の持ち方がおかしい。親指が立っている。でよく見ると,小学生らしき息子もまったく同じで変な持ち方であった。親が自分の箸の持ち方がおかしいと思わないのだから,子どもの持ち方を直すわけがないなあ,と納得して見ている。
とまあ,満腹探検隊は食べ歩きのほかに,かように人間観察をするのがおまけの趣味なのだった。
探検隊おまけの報告:
このときのお品書きいろいろ:
福座(ふくぞ)ラーメン,京都時代の福さんラーメン→各650円,海老塩ラーメン,冷やしラーメン→各800円
探検時期:2009年7月
今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:海老塩ラーメン
今回の所要経費:800円
探検隊の報告:
ここへ来るのも3回目である。そして,いよいよ「海老塩ラーメン」を味わってみる。
カウンターに座って,お品書きを見て気がついたのだが,この「海老塩ラーメン」と「冷やしラーメン」は夏の限定メニューの範疇となっている。前回来たときは冷やしラーメン開始の前日だったが,これらが夏の限定のお品書きだったとは今回初めて知った。ということは,牛すじラーメンはまた寒くなったら復活するのだろうか?
さて,今回の「海老塩ラーメン」はラーメンが届くとまずは海老の香りがする。そして,中には海老入りのワンタンが3きれ入っているのだった。スープも魚介系の味である。色は薄めだが,味としては結構濃いめである。もうちょっと薄味の塩味かと思ったが,そうではなく,かなり濃い。やはりこの店のスープは全般に濃いめである。味わいはあるのだが,京風というのがこのように濃い味なのかはわからないが,もっともっと薄目でもうまいような気がする。やはり麺に絡めるときには少々濃い味がいいのだろうか?とか言いながら,結構スープを飲んでしまう。塩分とりすぎ注意である。
探検隊おまけの報告:
座席数:カウンターのみで11席