分類:中華
所在地:富山県富山市長附261−2(国道41号線沿い・長附交差点近く)
探検時期:2024年11月
今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:ランチセット(麻婆飯+ラーメン)+餃子+缶ビール
今回の所要経費:1000円+350円+400円
探検隊の報告:
味が濃かった。2つとも。
金沢から諏訪湖に向かう途中である。お昼時にさしかかったのが富山。なにしろ家を出るのが遅く,富山ですでにお昼である。国道41号線を南下し,結構飲食店の並ぶ昔の大沢野町あたりにさしかかる。このあたりで何か食べないと,あとはきっと何もないだろうと走っていると「中華料理」の看板が目に入った。かなり年季の入った風の店で,連れあいが「もしもほかに車が止まっていたら入ろう。」と言うのでさしかかると車が2台止まっていたので入ることとする。
この店国道41号線沿いだが,2車線のそんなにも広くない部分で,車を止めるのに少し苦労する。
さて,店に入ると2人連れが2組食事をしていた。この日は平日,どちらも仕事途中でここにお昼ごはんに来たって感じ。
我々は2人でカウンター席に座り,お品書きを眺めるが,連れあいが「そうだった,今日は平日なんだ。『平日限定』があるよ。」と言う。この日は金曜日。突然に仕事がなくなり,休みになったのと,あまりにも天気がよかったのとで旅に出たのだった。で,見たのは「平日限定ランチセット」。2品セットで1000円だからお得価格である。しかも,高齢者ゆえそんなに食べられないので,2人で1つ頼むこととする。選んだのは「麻婆飯+ラーメン」。あとは「炒飯」「中華飯」「天津飯」とのセットだったので,やはりここは最近食べない「麻婆豆腐」でしょと選ぶ。
それだけではちょっと足りないかと餃子も選び,おまけに運転しない連れあいはビールである。瓶ビールじゃ多いかと缶ビールの選択だった。
さて,まずは「麻婆飯」がやって来る。ごはんを覆い尽くし,皿一面の麻婆豆腐。これが結構辛め。麻婆豆腐が辛いのは当たり前だが,結構な濃い味。
続いては「ラーメン」,いわばこの店では「中華」がやって来る。昔ながらのチャーシューとメンマとネギの載るラーメン。いや,この店では「メンマ」ではなく「しなちく」だ。
懐かしの町中華の「中華そば」である。で,なぜだかレンゲはない。目の前には「レンゲ お出しできません」と書いてある。「身体が不自由な方,お子様のみ利用可能」とある。そういえば,昔のラーメンなんてレンゲがなかったねえ。勝手に丼持ってスープをすすっていた。それが普通だった。今回も,丼を持ち上げてスープをたっぷりいただいた。
ちなみに「身体が不自由な方」って,両手で丼を持ち上げられないってことなら,レンゲはいるねえ。
そして最後に餃子がやってくる。「目の前の瓶は『酢醤油』です」と言われて,それにラー油を入れていただいた。これまた町中華の餃子だねえ。いや,「何が町中華なの?」って聞かれたら,餃子の形がそろってる,焼き方がいいってことかな。家で作ると形はかなり不揃い,焼くとき結構苦労する。
ということで,ラーメンスープも飲んだけど,結構に濃い味だった。麻婆豆腐はもちろん辛いけど,ラーメンスープも濃い味。ラーメンスープはもうちょっと薄めでもきっと美味しく仕上がると思うけど,それは大将の方針だからね。
でも,ランチセット1000円は平日働く人たちにとってはお手頃なランチメニューなんだね。
探検隊おまけの報告:
このとき(2024年11月)のお品書きいろいろ: