満腹探検隊
満腹探検隊の探検先:大正浪漫ダイニング 高粋舎(たいしょうろまん だいにんぐ ハイカラヤ)

分類:和食・洋食・中華
所在地:あちこちにあります。探検場所は以下の報告を参照してください。
−−−お箸の仕切り線−−−
所在地:愛知県愛知郡東郷町大字和合字牛廻間【153広場店】(国道153号線沿い,和合ヶ丘入口交差点近く,153広場の一角)
探検時期:2014年3月  今回の探検目的:夕食・宴会
今回のお品書き:大人5人,子供3人でいろいろ食べて呑む
今回の所要経費:食べ物17品,飲み物8品で総計14976円のクーポン使って10%引きの13478円の端数の8円値引きの13470円円
探検隊の報告:
 愛知へ来ての夕食,いや,宴会である。どこへ行こうかということになり,まだ行ったことのないここ「大正浪漫ダイニング 高粋舎」というところへ行くことにする。「高粋舎」と書いて「ハイカラヤ」と読ませるらしい。
 「はいから」なんて,最近では死語である。自分が小さい時に使ったし,今でも時々使うが,若い世代には通じない。大学生の頃に「はいからさんが通る」なんてマンガが流行って,少しは「はいから」も復活したが,今ではその語源を知っている人も少ないだろう。確かに「ハイ」は「高い」だし,「ハイカラ」には「粋」という意味もあるから,「高粋舎」か。「や」に対して「家」や「屋」を使わず「舎」を使うのもまた「ハイカラ」な感覚か。
 さて,今夜は大人5人と小さな子供3人の計8人である。店に入り,「8人」と告げると,しばし待たされ,「6人の部屋でもよいか。」と尋ねられるが,もちろん,子供たちは小さいのでそれでよしとする。個室に通され,大人5人が,1人は「お誕生席」に座って,間に子供を入れて,ちょうどいいあんばいである。
 ということで,以下注文したものを紹介しよう。特に変わったものについては説明付きである。ちなみに,飲み物は瓶ビール。ここでは「モルツ中瓶」525円也。
 さて,注文は専用の紙に書く。それぞれのお品書きには番号がついており,その番号で注文するのである。これもまた合理的な方法というべきか。店員は番号の書いた紙を持ち去って行くのであった。
 こちらつき出し。というか,お品書きには「席料(口取り)として380円(税込み399円)頂戴いたします。」と書いてある。今夜の口取りはもみじこ(いや,これは金沢弁だった。共通語ではたらこ)入りの出し巻き玉子。小さな子供もつまんで食べられる。
 ちなみに,この席料,さすがに大人5人分しか取ってない。子供の分まで席料は取らないのだった。
 待つことしばし,まずは「シーザーサラダ」628円也,がやって来る。結構早く料理が登場する。
 上に載っかっているのが1辺数ミリのクルトンかと思ったら,結構大きめ,2〜3センチほどもある固いパンのようである。
 左より「サーモンとアボガドのサラダ」523円也。子供たちの大好き「枝豆」313円也。
 右は「ポテトもち」418円也。
 「ポテトフライ」313円也。
 とイモ特集。
 左より「ハイカラ揚げ(プレーン)」418円也。まあ,「唐揚げ」なのだが,「ハイカラヤ」にちなんで「ハイカラ」+「カラ揚げ」→「ハイカラ揚げ」ということで,オヤジギャグか。
 お隣「ほうれん草とソーセージのピザ」609円也。かなり厚めのピザ。
 「海老マヨネーズ」661円也。海老の天ぷらを入れてあるもの自体がおせんべいのように食べられるので,子供たちは喜んで食べる。
 「長田ぼっかけ焼きそば」714円也。「ぼっかけ焼きそば」は過去にも食べたことがある(「天神橋こなぼうず」「よしもとうまいもんや」)があるが,これは大阪の名物かと思ったら,神戸の発祥のものらしい。この「長田」というのは「神戸市長田区」のことらしいのだ。
 こちら「串5本盛り合わせ」451円也。
 ここまでの10品が,最初の「口取り」が出てきてから10分以内に出てくる。なので,総勢8人いたのだが,次々といろいろなものが食べられる。子供にしても,種類の違うものがいろいろと出てくるので,飽きずに食べられる。やはり,居酒屋はこれくらいのスピードで料理が出てこなくっちゃね。
 「ヨウショクチーズ」609円也。「ヨウショク」とはいったい何なのかということを探求せずに,食べてしまったので,はてこれはいったい何だったのか。お好み焼きみたいな,オムレツみたいな,なんだかはさまったみたいなものであった。「ヨウショク」にも3種類あり,「元祖ヨウショク 」504円也,「ネギバンバン」609円というのもある。今回はチーズ好きがいて「ヨウショクチーズ」である。
 左「ハムタマポテトサラダ」313円也。
 右は「もちチーズ春巻」346円也。
 餅とチーズの好きなものがいるんだよなあ。
 そしてさらに右が「鉄板棒餃子」418円也。この餃子も美味しかったね。
 途中からビールをやめて冷酒にする。瓶で出てくる冷酒は「升亀」という新潟の酒らしい。
 この店は「大正浪漫」と頭に付くように,全体的に暗い造りで,二階に上がる階段の手すりが赤いなど,いかにも昔っぽい造りである。個室も結構照明の照度が落としてあり,黒を基調としている。まあ何が大正時代を象徴するのかということについてはよくわからないが,とにかくちょっと古いかなという雰囲気をかもし出している。
 さて,結構食べて,いよいよ締めにさしかかり,うどんを入れて食べられる「チリトリモツ鍋」1554円也を注文する。
 右下に見えるのが「鍋〆うどん」313円也。
 大きな四角い鉄板に野菜や鶏モツが載る。大きな四角い鉄板は「ちりとり」で,その上で「もつ鍋」を作るので,これまたオヤジギャグで「ちりとり」+「鶏モツ」+「もつ鍋」→「チリトリモツ鍋」ってことか。
 鍋と言いながらも,スープはほとんどなく,どちらかと言えば,「チリトリモツ炒め」って感じである。味は味噌味らしい。火を付けて,どんどん炒めているうちに,水分が少々出てくる。
 とかなんとか言っていると,もう一品「たこカルパッチョ」523円也,が出てきた。日本酒をいただきながら,このたこも美味い。
 そして「チリトリモツ鍋」もできあがるが,鍋をいただく前に,水分のあるうちにうどんを入れてしまう。
 そして,炒めうどんの風情である。
 できあがって取り出したのが右。
 ほんとに,どちらかというとモツ野菜炒めって感じなのだが,なかなか美味かった。本日の締めである。
 最後の支払いは10%引きのクーポンをネットで調べて印刷してきたものを使って,会計をする。そして,支払額の1の位を「端数値引き」をするというのも素晴らしい。なので,最後に8円引きである。まあ,願わくば,この席料,すなわち口取りが399円というのが少々お高い感がする。5人で2000円の席料である。どうせなら1つ313円の枝豆を5つくらい出してくれると,まあそんなもんかという気にもなる。まあ,大人5人で割ると1人あたり2500円強だから,全体的にはそんなに高いとは言えないのだが……
−−−海老フライの仕切り線−−− 探検隊おまけの報告:今回は特にありません。

−−−お箸の仕切り線2 箸袋つき−−−
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