分類:和食
所在地:あちこちにあります。探検場所は以下の報告を参照してください。
所在地:奈良市今御門町【奈良店】
探検時期:2010年1月
今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:柿の葉寿司盛り合わせ+鮎寿司+生ビール+日本酒
今回の所要経費:3150円
探検隊の報告:
奈良のお昼である。新薬師寺の拝観のあと奈良町へと戻り,元興寺(がんごうじ)極楽坊(ごくらくぼう)を拝観したあと,奈良町にあるここ「平宗」へとやって来た。昨日もこの奈良町かいわいを歩き,目をつけておいたのだった。なにしろ奈良を代表する郷土料理は「柿の葉寿司」と言われたら,食してみねばなるまい。
ちなみに。店の名は「ひらそう」と読むらしい。「へいそう」かと思ったが,違っていた。「へいそう」なら感心して,「へぇぃそう!」と言うところだったが,おやじギャグの出番がなかったので,ここに書いておこう。
さて,時間は1時を回り,今日はお客が少ない。昨日のお昼時にのぞいたときには,店内で食事をしようとする人が順番待ちだった。しかし,今日はすぐに入れる。しかもテーブル席と,畳席も選択できた。それで,畳席を選んだのだった。
注文したものはといえば,まずは「柿の葉寿司」の「盛り合わせ」である。鯖と鱒の2種類の柿の葉寿司があるが,やはりどちらも味わってみねばなるまい。
それと,2人して同じものでは芸がないので,もう一品は「鮎寿司」とした。鮎寿司を注文すると,「酢で締めたものですか,焼いたものですか。」と聞かれた。
「焼鮎寿司」と言えばお品書きにそうあったので焼いたもの,単に「鮎寿司」と言えば酢で締めたものかと思ったのだが,いちいち確認をされたのだった。
それと,うちの連れあいはビールにしたが,この日少々寒かったので日本酒とする。
通常のお酒の熱燗じゃちょっと寂しいかと思い,1ランク上の吟醸酒にして,熱燗と言ったら,この酒はぬる燗までで熱燗にはできないとのこと。まあ,酒の飲み方はその人の自由であろうと思うのだが,吟醸酒とか,大吟醸とかは冷やで飲むものという通念があるのか,熱燗にはしてくれなかった。熱燗にすると味が落ちるのだろうか?
自宅では日本酒も適当にその日の気分で,冷やで飲んだり,熱燗にしたりしているが,通という人にはこだわりがあるのだろうか。まあ,あまりこだわりのない自分は,美味しくいただければいいので,ちょっと熱燗を飲みたかったのだが,それならば,一番安い酒で熱燗にすればよかったのだった。
寿司はいずれも美味い。鮎寿司も1匹がそのままの姿で載っており,このような鮎の寿司は初めて食べた。
なるほどこれが,奈良の名物かと,今回の奈良の旅で初めて地元の名物を食べたのだった。
探検隊おまけの報告:
このときのお品書きいろいろ:
柿の葉寿司盛り合わせ→920円,古都寿司盛り合わせ→1180円,焼き鮎寿司盛り合わせ→1340円
献上鮎寿司→940円,焼き鮎寿司→940円,山菜ちらし→790円,ちらし寿司→1070円
生ビール(中)→550円,瓶ビール→690円,清酒→630円,純米酒→740円,純米吟醸→1050円,純米大吟醸→1260円など