分類:和食(麺類・蕎麦)
所在地:長野県白馬村(国道148号線沿い,国道408号線分岐点近く。)
探検時期:2008年9月
今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:ざるそば+米おやき
今回の所要経費:700円+150円
探検隊の報告:
金沢から黒姫高原をめざした。
しかし,上越経由で上越自動車道を利用するのは,楽なのだが芸がないので,北陸自動車道を糸魚川でおり,松本街道(糸魚川街道)を南下したのだった。
1時もまわったころ白馬村にたどり着き,いよいよお昼ご飯にしようと,目についたここそば屋の「一ぷく」に入ったのだった。
外ではおばちゃんが花の世話をしている。声をかけて店に入る。
さて,注文したのは単純に「ざるそば」である。
座ると,温かいお茶が出てくる。
「今日はちょっと涼しいので,温かい方をお出ししますね。」とのこと。
そして,漬け物の皿が出てくる。この漬け物がなかなかうまい。おばちゃんに「おいしいですね。」と言うと,「いや,これはまだ漬かりが浅くて。」とのことであった。
しばらくすると,何と天ぷら盛り合わせが出てくる。「これサービスですから,どうぞ。」とのこと。
おそらく,自分のところで採れた野菜なのだろう。実に美味い。カボチャ,サツマイモ,ナス,エノキダケなどが載っている。まるで,天ざるを注文したかのような天ぷらの量であった。
いよいよご所望のざるそばがやってくる。手打ちである。
太いのやら細いのやら,長いのやら短いのやら,つるつるしこしこ美味い。
天ぷらサービスがあったので,ちょっとひいき目にみるわけじゃないが,700円で十分いける。
店は決して新しいとは言えないが,おばちゃんと若奥さんが切り盛りしている。田舎の素朴な蕎麦を食べ,田舎の素朴なもてなしをうけたという感じであった。
そしてもう一品。目についた「米おやき」とやらを注文してみる。実に多種のタネが選べるお焼きである。
今回はお品書きの一番最初の「ナスみそ」を注文してみた。
米おやきと言うことで,もち米のお焼きであるが,笹にくるまれ,これも素朴な感じである。ただ,おそらく冷蔵されているものを温めるのであろうが,ほんの一部冷たいところがあった。全体としては,ほかほかのナスみそが美味い。
ということで,満足してこの店をあとにして,国道148号線からそれて,国道408号線に入り,鬼無里をまずはめざしたのだった。
探検隊おまけの報告:
米おやきの種類いろいろ(各150円,売り切れ御免):ナスみそ,からみそ,ミョウガみそ,ネギみそ,あざみ,おから,味付きダイコン,ふき,野沢菜,チーズ,あずき,あずきさつま,あずきかぼちゃ,黒まめ,うめ,カレー,カツ,切り干し,とうもろこし
探検時期:2016年4月
今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:ざるそば大盛り+野菜天ざるそば+ビール
今回の所要経費:900円(700円+大盛り200円)+1000円+???円
探検隊の報告:
金沢から信州をめざした。北陸自動車道を糸魚川でおり,松本街道(糸魚川街道)を南下したのだった。そうしてお昼時,白馬村にさしかかり,お昼ご飯に以前来たことのあるここ「一ぷく」を選んだのだった。
なにしろ前回に来たときにえらくサービスがよかったので,今回もここならいいだろうとやって来た。
店に入ると結構な賑わいである。
席につくとお茶が出て,それには美味しい漬物がついてくる。これがこの店のいいところである。
ちなみに運転手は自分なので連れ合いはさっそくビールを注文する。
そして,これまたこのビールについてくるサービスのお通しが実にたっぷりである。3品もあって,これがサービスなので,これだけでビールが飲める。
こちら連れ合いの注文した「野菜天ざるそば」1000円也。
「天ざるそば」というのが1300円なのだが,こちらには野菜天に追加して海老天が載っているらしい。海老天まではいらないので,「野菜天ざるそば」であるが,充分な量である。
こちら自分の頼んだ「ざるそば大盛り」。結構な量である。
そしてそれに引き続いて「ざるそば大盛りの方へのサービスです。」となんと天ぷらがやって来る。サツマイモ,カボチャ,ナスと田舎野菜たっぷりの天ぷらであった。
いやはや大サービスのこの「一ぷく」である。
探検隊おまけの報告:
このとき(2016年4月)のお品書きいろいろ:
冷やしそばの部
ざるそば→700円,
田舎そば,冷やしたぬきそば,冷やしとろろそば,冷やしおろしそば→各900円,
冷やしねこんぶそば,くるみそば,野菜天ざるそば→各1000円,
天ざるそば,鴨せいろそば→各1300円
温かいそばの部
かき揚げ天ぷらそば→700円,山菜そば,おろしそば,肉南そば→各900円,
温ねこんぶそば,きのこそば,天ぷらそば→各1000円,
鴨南そば→1300円
そばの大盛りは200円増し
温かいうどんの部
かき揚げうどん→700円,天ぷらうどん→1000円,鍋焼きうどん→1300円
天ぷらの部
かき揚げ天ぷら→100円,野菜天ぷら盛り合わせ→500円,
天ぷら盛り合わせ→900円
一品料理の部
そばがき→600円,そばがき天→700円,そばうす焼き→800円
定食の部(ミニそば付き)
いっぷく定食→500円,
かき揚げ丼定食,おにぎり定食→各800円,
野菜天丼定食→1000円,天ぷら定食→1200円
ごはんの部
半ライス→100円,ライス→200円,おにぎり(3個)→400円
漬物盛り合わせ→500円
探検時期:2020年11月
今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:家族盛ざるそば+瓶ビール
今回の所要経費:2400円+600円→3000円
探検隊の報告:
「蕎麦を食べに行こう」と信州へとやって来た。
お天気のいい晩秋の1日,あまりに天気がいいので,どこかへ行こうということになり,「蕎麦を食べに行こう」と言うと,連れ合いがすぐに賛成した。「どこまで行くの?」と聞くので,「鬼無里(きなさ)をとりあえずの目的地にしよう」と金沢を出る。
しかし,夕べ外で飲んでいて,目覚めが遅い上での出発の決断である。金沢を出たのが10時半である。北陸道を糸魚川でおり,松本街道(糸魚川街道)を南下して,小谷(おたり)村ですでに12時を回っている。そのため,この松本街道(国道148号線)沿いの「道の駅 小谷」に立ち寄り,ここでお昼ご飯にしようかと思ったが,えらく混んでいる。順番待ちはあと10組以上。なので即ここはやめて,白馬村を目指す。
(白馬村に入り「岩岳入り口交差点」の300m手前くらいから望む白馬連峰)
(このパノラマ写真は「白沢峠(嶺方峠)からの白馬連峰の眺め」のページへどうぞ)
白馬村に北から入ると,目的とする「鬼無里」への国道406号線へと曲がる手前にこの蕎麦屋の「一ぷく」があることは,すでに二度訪問して知っていたので,この「一ぷく」で蕎麦を食べることにしたのだった。
店に入ると,お客は半分ほどの入り。しかし,次から次へとお客はやって来て,入れ替わり立ち替わりである。
さて,まずはそば茶とお茶うけの「自家製漬物」がやって来る。これは「野沢菜」「生姜づけ」「カブの酢漬け」だろうか。
窓際の席に座り,もちろんざるそばなのだが,どの量のものにするか,悩む。
2人で分けるのだが,通常盛りのほかに「大盛り」「特盛り」「家族盛り」とある。大盛りになればなるほどお得なのだろうが,この「家族盛り」をはじめ,それぞれのざるそばがどれくらいの量なのか分からないので,聞いてみるが,接客のおばちゃんの説明では的を射ない。「家族盛りは普通盛りの3倍くらいですかねえ」「蕎麦好きの人は食べますよ」とか言われても,あとのものが何倍くらいで「大盛り」なのか「特盛り」なのかよく分からない。それぞれが「普通盛りの何倍」とかってあると,値段と相談しながら決められるのだが。
で,まあいいや,とにかく「蕎麦を食べる」を目的に信州に来たので,「家族盛り」という「普通盛り」の3倍ほどのお値段のものを注文したのだった。
ちなみに運転しない連れ合いは当然のごとくビールを注文する。
そうしてやって来たのがこの「ざるそばの家族盛り」。
「普通盛り」の4倍は確実にあるだろうか。
「おお!さすが『家族盛り』というだけの量がある!」と感激する。
ここの蕎麦はつるつるシコシコの美味い蕎麦である。
店の表には「新そば」と書いてあったが,そばつゆにちょいと浸けて,美味しくいただく。
そうこうするうちにサービスの「天ぷら」がやって来る。
とにかくこの店はサービスが多いのである。
天ぷらは,かぼちゃ,レンコン,ミョウガ,そして何やら葉っぱが2種類。名前を聞いたが忘れてしまった。カリカリに揚げられていて,いい味だった。
こちらはビールのお通しというべきものか。「白菜の朝鮮漬け」と「百合根」,それに「奈良漬け」であっただろうか。しっかりとサービスのお通しがやって来るのもまたこの店の大サービスのいいところ。
実に「ざるそば」以外にも盛りだくさんの田舎料理がやって来るのだった。
「家族盛り」は量的には結構あったと思うが,2人ですべて食べ尽くした。確かに4人家族でもこれくらいでいいという人もいるかもしれない。しかし,2人でも,食べ尽くした。いやはや,満腹であった。これぞ今日の目的「蕎麦を食べる」にふさわしいお昼ご飯であった。
さて,お腹も満たされて,このあと鬼無里を目指す。
初めて「奥裾花(おくすそはな)」まで行ってみたが,いかんせん11月1日から冬の通行止めで「奥裾花大橋」までしか行けなかった。
よろしければ,「奥裾花大橋」でのパノラマ写真をどうぞ。
いやはや,天気がいいと,どこを走っても気持ちがいい。
探検隊おまけの報告:
このとき(2020年1月)のお品書きいろいろ:
探検時期:2023年5月
今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:野菜天ざるそば(特盛り)+瓶ビール
今回の所要経費:1700円(1200円の500円増し)+600円
お通しと漬物はサービス
探検隊の報告:
いつものことながら美味しい野菜の天ぷらと蕎麦だった。
金沢から野沢温泉へと向かう。旅程は北陸自動車道を糸魚川で降りて南下。白馬から鬼無里村を経由して戸隠神社に参拝したあと,飯山から野沢温泉へと向かう。
12時を少し回ったあたりでたどり着いたのが白馬村である。
そしてお昼ごはんはここにしようと決めていたのがここ蕎麦屋の「一ぷく」である。
糸魚川から南下してくると最初に目につく店であると同時に,ここを過ぎたらすぐに国道406号線に入るので,食べ物屋は鬼無里までほぼないのであった。それ以上にここの蕎麦は美味しいし,なにしろ天ぷらも毎回その時その時のとれた野菜や山菜中心で美味しいのだった。なので,この「一ぷく」でお昼ごはんにしようとやって来た。
2人で分け合うこととして,「野菜天ざるそば」が野菜天もあってビールのアテにもなるだろうと,決まったが,あとは分け合うので蕎麦は通常よりも大盛りにすることにした。で,「大盛り」以外にも「特盛り」「家族盛り」とあるが,「野菜天ざるそば」の「特盛り」ができるかと聞くと,できるとのことだったので,それを注文した。
まずはお茶と共に漬物の盛り合わせが出てきて,これがまたどれも美味しい。
運転手は自分で,ビールを呑むのは連れあいなのだが,自分もお茶うけにピッタリの漬物である。
そしてこれはビールのお通しといった感じで出てきた3種盛り。
真ん中の菜っ葉は名前を聞いたが忘れてしまった。とにかくなんだか雑草のようにして生えているという印象だったが,これがまた,しっかりと処理されていて,美味しくいただけるのだった。
そうしてまずは「特盛り」の「ざるそば」がやって来た。
今回はその量を見ていただくためにちょっとばかり横から撮影もしてみた。こんな感じの山盛りで,2人で美味しくいただいた。
そして野菜天である。
何種類入っていただろうか。
さつまいも,ズッキーニ,パプリカ,ごぼう,レンコン,かぼちゃ,ウドの葉それにそばがきの天ぷら。それと真ん中の筆のようなのは何だったか?
「これだけも!」と思ったら,さらに一皿「入りきらなかったので」ということで出てきたのがイタドリの葉っぱの天ぷら。これもパリパリに揚げられていて,美味しい。
連れあいは漬物が美味しかったので,冷蔵庫に入って売っていた漬物を購入。300円也。
ということで,やはりここでのお昼ごはんは正解だった。
探検隊おまけの報告:
このとき(2023年5月)のお品書きいろいろ: