分類:和食(寿司)
所在地:長崎県五島市池田町3−8(五島列島・福江島・福江港から500mも離れていない)
探検時期:2019年7月
今回の探検目的:昼食・宴会
今回のお品書き:海鮮丼(海鮮丼+五島うどん)
+晩酌セット(にぎり寿司+刺身+小鉢+お酒)+生ビール×3+お通し
今回の所要経費:1400円+2200円+600円×3+お通しはサービス
→5400円のはずが5300円の支払い
探検隊の報告:
五島の海の幸をたっぷりいただいた。
長崎県は五島列島への旅である。朝に長崎市の大波止の乗り場からジェットフォイルで福江島の福江港にたどり着いた。そして,観光バスによる観光である。
長崎市からのジェットフォイル往復に,1日の観光バスに,泊まるホテル(朝食付き)がすべてセットになった商品で,これらすべてひっくるめて1人18000円。しかもこの島で使える「しまとく通貨」という電子通貨2000円分がついているので,実質16000円だから,結構お得なパッケージツアーである。
なにしろ長崎・福江のジェットフォイルの往復運賃が7990円だから,いろんなものひっくるめてこのお値段はお得価格である。
さて,午前の観光バスツアーも終わりに近づいて,お昼ご飯は各自である。なので,ガイドさんにどこがいいか,海の幸を食べたいのだがと聞くと,紹介されたのがここ「鮨・居酒屋 石松」だった。しかも電話連絡をしてくれて,開いていることまで確かめてくれたのだった。
とりあえず泊まるホテルに荷物を預けてから,この「石松」に向かう。
たどり着けば,すでに同じツアーの2人連れが,小上がりで食事中だった。
我々2人はカウンター席に座り,まるで寿司屋に来た気分。いや,寿司屋である。
何を注文するかだが,「おすすめ」という一覧表がある。その中に生ビール1杯付きの「晩酌セット」というのがあり,よさそうだが,「昼間」っから「晩酌セット」は可能かと聞いてみると,問題なしとのことで,一つは「晩酌セット」とする。
そしてもう一つはやはり五島の海の幸を味わおうと「海鮮丼」である。
瓶ビールを注文しようとしたが,ジョッキの生ビールしかないとのことで,ジョッキのビールを注文する。お通しはじゃがいものうま煮。お通しはサービスというのもいい。
そしてまずは「晩酌セット」の刺身がやって来る。
マグロが載っているが,バスの中でガイドさんが「マグロっていうのはほとんど食べません。食べるならあんな柔らかいものじゃなくて,歯ごたえのあるコリコリッとした魚です。」と言っていたのを思い出す。確かにマグロなんて,しかもトロなんて,まさしく柔らかいものの代表格である。
ちなみに,この皮の黒い魚は後で行ったスーパーマーケットで見たが,その名も「クロ」という名でたくさん売っていた。「ああ,この魚なんだ」とスーパーマーケットをぶらぶらしながら思ったものである。これは「メジナ」という魚で「グレ」などとも言うらしい。まさしくコリコリッとした魚である。
次に「海鮮丼」が出てきたが,なんとこれには「五島うどん」がついていた。
お品書きの写真にはなかったので,てっきり海鮮丼のみかと思っていたら,嬉しいおまけである。
五島名物を期せずしていただくことになる。
ご主人曰く,五島うどんというのはどれだけ置いておいても伸びないとのこと。あとでいくらでも美味しく食べられるうどんであるとのことだった。なので,よく鍋に入れたりするらしい。
なにしろカウンター席に座っていて,目の前に大将がいて,いろいろと料理をしながら話をしてくれる。それがこのカウンター席のいいところ。
そして最後に「晩酌セット」のにぎり寿司が出てきた。
まったくもって寿司三昧である。食べたかった五島の海の幸たっぷりのお昼ご飯であった。
それにしても,この日の観光バスのガイドさんの話の上手だったこと。笑わせ方が実に上手い。
「バスの前方をご覧ください。」と言うので,いったいどんな名所かと思ったら「この島で一番長い直線道路でございます。」との説明。あれやこれやと笑いのツボを押さえた話っぷりが実によかった。そうそう,美人だったしね。
ということで,美味しいお昼ご飯をいただき,午後からもこのガイドさんの案内するバスに乗ったのだった。
探検隊おまけの報告:
このとき(2019年7月)のお品書きいろいろ:
晩酌セット→2200円,海鮮丼→1400円,石松定食→2000円,
すし定食→900円,五島棒あじすし→1500円
上にぎり→1700円,並にぎり→900円,
上ちらし→1600円,並ちらし→900円,鉄火→700円,
魚フライ定食,焼き魚定食,とんかつ定食,唐揚げ定食,生姜焼き定食,すり身フライ定食→各900円 など
満腹探検隊2019年夏の九州旅行の日程と「満腹探検隊」の報告の一覧は「ちくわサラダ」のページにあります。