分類:和食・中華(ラーメン)
所在地:岐阜県高山市丹生川町(国道158号線沿い)
探検時期:2011年9月
今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:しょうゆラーメン(並)+飛騨牛串+飛騨牛肉まん
今回の所要経費:690円+500円+??円
探検隊の報告:
金沢から高山経由で長野へとやって来た。自分も連れあいも久しぶりに日曜日が休みとなり,少しは気温も下がってきたので,じゃ,たまにドライブにでも行くか,と出かけたのだった。
朝,金沢を出発し,福光インターチェンジから東海北陸道に入る。そして久しぶりに飛騨清見インターチェンジでおりて,中部縦貫道を高山へと向かう。それから国道158号線を走り,安房峠を越える予定である。久しぶりに安房トンネルではなく旧道を走って安房峠を越える。昔は高山方面から松本へ抜けるために多くの車が利用していた。自分もよく走った。この狭い道でよく観光バスとすれ違ったものであるが,今ではほとんどが安房トンネルを利用するので,途中途中にある温泉をめざす人か,くねくね道を走るのが好きな人くらいしか通らない。そういうルートで松本へと抜ける前にたどり着いたのが,ここ「ドライブステーション板蔵」である。
この先安房峠越えを始めると,店もないだろうし,お昼も過ぎるだろうからと,手っ取り早く見つけたこの国道158号線沿いの「ドライブステーション板蔵」へ入ったのだった。こういうドライブステーションをみていると,営業力がものをいうなあと思うのだが,観光バスが数台,団体客を運んできている。そして,団体用の食堂で食事である。このあと観光バスの後ろについて走る羽目になったのだが,観光バスは松本方面へと抜けていく。国道158号線沿いの山の中にも「赤かぶの里」とかいうドライブインがあったが,ここもまた観光バスがたくさん止まっていた。
さて,話は戻って,このラーメンを食べたところは何という名前の店だといえばいいのだろうか。まあ単に「お食事処」と言えばいいのか,そこに書いてあった「レストラン飛騨そばの里」というのは団体用の食事場所のようだし,ということで,まあとにかく,食べたのはそこの「しょうゆラーメン」である。醤油味で,麺は細めの縮れ麺である。よくある醤油ラーメンという感じであるが,高山ラーメンの特徴とは何なのであろうか?とにかく変わっているのは,チャーシューのほかに豚肉が入っていることである。ウィキペディアによると,高山ラーメンというのはスープの作り方に特徴があるらしい。つまりは見た目にはわからないということか。ということで,ここでは連れあいと一つを分けあって食べた。
ちなみに,店の中ではなくて,外で食べた。なぜならラーメン以外のものも食べようとしたからである。店のおばちゃんに外で食べてもいいですか,と聞くと,最初は渋っていたが,奥に聞きに行って,いいと言われたらしい。でてきたラーメンと引き替えに代金を払い,外の風通しのよいテーブルで食べたのだった。
連れあいはラーメン一つまでもいらないということで,同じくこのドライブインで色々と売っているものの中から飛騨牛串と飛騨牛肉まんを選び,これも二人で分けあいながら食べたのだった。ちなみに飛騨牛じゃない串焼きはもっと安いらしい。
しかし,このあとすぐに連れあいが反省していた。「せっかくこういうところへ来たのだから,蕎麦を食べればよかった。もうちょっと走れば,お蕎麦屋さんがあったのに。」と。まあ,こっちは高山へ来たのだから,高山ラーメンを食べたかったのだが,食べるにしても,もうちょっと専門店風のところでもよかったかとは思ったが。それともここは高山ラーメンの専門店と言うべきなのか。
探検時期:2014年9月
今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:かけそば+牛串+野菜天
今回の所要経費:550円+650円+500円
探検隊の報告:
久しぶりの長野へのドライブである。目的地は青木村の温泉「有乳湯」(うちゆ)である。
コースは金沢→医王山越え→福光インターチェンジ→東海北陸道→飛騨清見インターチェンジ→国道158号線→安房トンネル→野麦街道→松本→青木村とまあこんな感じである。
高山市を過ぎたあたりで12時も回り,ここらでお昼ご飯にするかとやって来たのが,以前にも同じようなコースをたどったときにやって来たここ「板蔵」であった。
今回は運転はすべて自分がするので,連れ合いにビールの権利を譲る。自分は前日飲み会だったので,水分補給も兼ねて,「かけそば」である。ここの名を冠した「板蔵ラーメン」でもいいのだが,まあ,このラーメンはいまいちだと思うので,外にいろいろとある店の中から,「かけそば」を選択する。
ちなみに,左は連れ合いのおつまみにもなった「牛串」。そして,右は「野菜天ぷら」。
この「野菜天ぷら」がよかった。この店の店頭で売られている新鮮野菜をその場でさっと揚げてくれる。この中からいくつかをそばに入れて「勝手に天ぷらそば」である。揚げたての天ぷらも美味しい。これで運転しなかったら,確実にこれで美味しいビールを飲んでいたはずである。
ついでながら,野菜高騰の折,売っている野菜が安い。結構たくさん野菜を買う。トマトもまだ少々青っぽい方がこのあと置いておいて長く先に食べるので,それを盛りかご1つ買ったら,やたらとおまけをしてくれた。
最後に,ここはラーメンの製造工場もあり,試食させてくれる。締めにラーメンの試食である。細縮れ麺の醤油ラーメンである。まあ,このラーメンはこのくらいをちょっと食べるのがよい。
ということで,このあとは目的地の「有乳湯」を目指した。入浴料200円の天然温泉である。いかにもひなびた感じだったが,お客は次々とやって来る。その昔,大江山の酒呑童子を退治した坂田金時を生んだ山姥もこのお湯に浸かったとか……
探検時期:2017年4月
今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:かけそば+山菜天+イワナ塩焼き
今回の所要経費:600円+500円+500円
探検隊の報告:
春の陽気に誘われて,花見にと旅に出た。
目的地は「荘川桜」だったのだが,まだ咲いていない。そこであとはひた走りで,岐阜県のドライブであった。
その途中で立ち寄ったのが久しぶりのここドライブインでもある「板蔵ラーメン」であった。
ちなみにコースはこんな感じ。
金沢→道の駅 上平→道の駅 飛騨白山→道の駅 白川郷→荘川桜→道の駅 桜の郷 荘川→道の駅 ななもり清見→高山市(山武商店でコロッケとメンチカツ買う)→ここ「板蔵ラーメン」→平湯→道の駅 奥飛騨温泉郷 上宝→金沢
まあ,道の駅巡りをしているようなものである。
さて,「道の駅 桜の郷 荘川」で軽く昼ご飯というか,軽食をいただいたのだが,午後1時半を過ぎ,小腹が空いて,またもやここ「板蔵ラーメン」に立ち寄ったのだった。で,ラーメンを食べるのではなく,前回とてもよかった天ぷらをいただくこととする。つまりは「板蔵ラーメン」の大きな建物の前に居並ぶ出店のような感じの中から選択して,表で風に吹かれてご馳走をいただくのであった。
ちなみに自分はかけそば。連れ合いは運転しないので昼ビールである。
かけそばも前回から見ると少々の値上がり。それはやむを得まい。
そしてこちらが山菜天,500円也。
山菜と言っても,ここのおばちゃんが朝山から採ってくるもの。なので,500円で山盛り。
前回は秋だったので「野菜天」だったが,今回は春で山菜の季節なので「山菜天」である。この揚げたての「山菜天」が実に美味しい。ぜひいつかは誰かに連れてきてもらって,この揚げたて天ぷらでビールをいただきたいものである。
ついでに連れ合いがビールのお供に購入した岩魚の塩焼き。
これもいいねえ。
ここにやって来る人はラーメンを目的にやって来る人も多いのだが,自分は揚げたて天ぷらだねえ。
探検隊おまけの報告:
くわしくはウェブサイトへどうぞ:飛騨高山板蔵ラーメンのウェブサイト(外部リンク)