満腹探検隊
満腹探検隊の探検先:らーめん樹(いつき)

分類:ラーメン 所在地:金沢市長土塀
(県道146号線沿い,長土塀交差点と三社交差点の間くらい)

−−−お箸の仕切り線−−−
探検時期:2012年5月&5月  今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:らーめん+中華そば  今回の所要経費:650円+600円
探検隊の報告:
 土曜,日曜と元車交差点近くの市営中央市民体育館に用事があってやって来た。そのお昼である。2日連続してここ「らーめん樹(いつき)」へとやって来る。ここは前は「8番らーめん」があったところである。この体育館から歩いていける距離のラーメン屋である。途中には「丸亀製麺」という讃岐うどんのお店があるが,それを素通りして,ラーメン屋へと向かうのだった。
 店に入り,空いているカウンター席に座るが,店の構造は以前の「8番らーめん」とまったく同じである。ただ,内装が白と黒を基調とした,渋い色使いに変わっている。
 この店はとんこつラーメンが売りらしく,外のお店の看板にも「濃厚とんこつ」と書かれている。で,お品書きにも基本はとんこつラーメンであるのだが,もう1種類「中華そば」があり,2種類のラーメンを供しているようである。
らーめん  さて,1日目は満腹探検隊お決まりのお品書きの一番上から注文する。この店の売りであるとんこつ醤油の「らーめん」である。
 待つことしばし,やって来た「らーめん」のスープをすすると,やや味は薄め。看板は「濃厚とんこつ」なのだが,濃厚というよりもあっさり目である。
 なにしろ看板の「濃厚」に対して,お品書きには「まあるくやさしい味わい」となっていて,おいおい,どっちなんだよ,って感じである。
 そしてこのラーメン,チャーシュー,メンマ,ネギのほかに岩のりが入っているのが特徴である。岩のりを混ぜていただくと,磯の香りがする。スープは美味いんだが,麺は少々軟らかめの感じがする。目の前で店主が麺を茹でながら,麺の硬さをみていたはずなんだが,この麺は伸びるのか。後半なんだか軟らかいなあと思いつついただいたのだった。
中華そば  2日目はもう1種類の「中華そば」を注文する。
 昨日の席の一つお隣の,カウンターの一番端に陣取る。
 この「中華そば」は「あっさり昔なつかし和風スープ」とある。こちらのスープを一口すすると,昨日に比べて,こちらの方が濃いめのような気がする。基本的な醤油味ではあるが,魚介系の味わいである。「昔なつかし」というよりも,新しい魚介系の味わいである。自分にとって「昔なつかし」とは鶏ガラスープの醤油味なので,この味は「濃厚な魚介系の味わい」って感じだ。そして,麺についても,昨日と違って,軟らかさは感じない。麺にスープがからみ,美味しかった。
 ということで,二日連続して通った結果はというと,ウリの「らーめん」よりも「中華そば」の方が美味しくいただけた,ということであった。

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−−−中華の仕切り線−−− 探検隊おまけの報告:
お品書き
このとき(2012年5月)のお品書きいろいろ:
とんこつ醤油
らーめん→650円,特製らーめん→850円,
チャーシューメン(チャーシュー3枚)→800円,(チャーシュー5枚)→900円
中華
中華そば→600円,中華チャーシューめん(チャーシュー3枚)→800円

大盛りは100円増し,煮玉子,メンマ→各100円,海苔4枚→50円
セットものはラーメンとセットでは150円,ごはんもの単品では200円
Aセット(チャーシューごはん),Bセット(辛ネギチャーシュー丼),
Cセット(貝柱のつくだ煮ごはん)

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−−−お箸の仕切り線−−−
探検時期:2013年9月  今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:しおそば  今回の所要経費:650円
探検隊の報告:
 9月の祝日のお昼である。これまた市営中央市民体育館に用事があってやって来た。そのお昼ごはんにまたもやここ「らーめん樹」へと歩いてやって来る。
 台風が日本列島を縦断し,福井,京都などが大雨の被害を受けた日である。金沢も雨が降り,強い風が吹いたが,たいしたことはなかった。その雨の中を傘をさして出かける。途中に「丸亀製麺」があるのだが,それを横目に見て,「雨にも負けず,風にも負けず,うどん屋の誘惑にも負けず」歩いて店にたどり着く
 店に入ると前回とほぼ同じようなカウンター席に座る。お昼時なので,ほとんどの席が埋まっている。
 さて,何を注文するかだが,お品書きをよく見ると新しいものがある。それがこの「しおそば」である。要するに鶏がらスープの塩ラーメンである。窓の張り紙には「まかないから昇格」とある。このほかにも夏季限定のお品書きがあったが,昨日は「吟とん」で「つけ麺」を食べたので,今日はありきたりの、スープのあるラーメンにしようと,この食べたことのない「しおそば」を選んだのだった。
 「しおそば」を注文すると,若いおねえさんが
「それだけでよろしいでしょうか?」
 との問いかけ。「なんだい?ライスやら、セットものやらを注文してほしいのかい?周りのお客のように。」と聞きたいところだが,特にこれ以上何もいらないので
「それだけ。」
 と答える。左のお客はAセットらしい。右のお客はライスを注文したらしい。右のお客はライスを注文したはいいが,ライスを食べて,ラーメンを残している。いらんことまで観察する満腹探検隊である。
 「俺はラーメンだけを食べたいんだぁー!ほかのものは注文しないー!残さないぞー!」と,一人夕日に向かって叫んでみたのだった。
 ちなみに,台風のため,夕日が見られるような日本海ではなかったのだが…
しおそば  さて,でてきた「しおそば」はこんな感じ。「中華そば」と同じように海苔が2枚載る。
 そしてスープだが,これが結構濃いめ。窓の張り紙にも「あっさり味」と書いてあるのに,そうではない。かなりの濃いめの塩味である。
 ここは「中華そば」といい「しおそば」といい,味付けが濃いめである。濃い味好きの自分なのだが,その自分が濃いと感じるくらいだから,結構濃いと思う。せっかくの鶏がらスープの味がわからないくらいの塩味である。まあ,麺を食べるにはこのスープがからまって十分美味いのだが,お汁好きの自分としては,もっと薄めで,鶏がらスープのコクのある方がいいかなってスープだった。
 ちなみに麺は,前の「とんこつ」と違って,適度な硬さ。食べ終えるまである程度の歯ごたえの残る適度なゆで加減だった。
 こりゃあ、このスープは高血圧にはよくないぞ,などと思いつつも,結局はスープをほとんど飲み干すのだった。しかし,飲み干しながら,やっぱり看板通りもっと「あっさり」にならないものかと思ったのだった。

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−−−中華の仕切り線−−− 探検隊おまけの報告:
お品書き
このとき(2013年9月)のお品書きいろいろ
とんこつ醤油スープ系(まあるくやさしい おさかなとんこつ)
(細麺,太麺から選択。いずれも大盛りは100円増し。)
とんこつ醤油らーめん→650円,特製ちーめん→850円,
チャーシューメン 3枚→800円,5枚900円
あっさり鶏ガラスープ系(あっさり 味わいスープ)
(いずれも大盛りは100円増し。)
中華そば→600円,中華チャーシューめん→800円,
しおそば→650円,しおチャーシューめん→850円
つけ麺(自慢のトロトロスープ)
大(2玉)→900円,中(1.5玉)→800円,小(1玉)→700円

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−−−お箸の仕切り線−−−
探検時期:2016年5月  今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:濃厚とろとんこつ  今回の所要経費:680円
探検隊の報告:
しおそば  前の味を忘れているのだが,これは結構濃厚な魚介スープだった。
 人の味覚なんていい加減なものだが,この手の「魚介豚骨醤油」のラーメンというのはたいていどこでも結構濃いめの味だ。なので時にはコクというものがあまり感じられずに食べてしまうことが多い。その濃いめの醤油味にとりあえずは麺がからんで,美味しくいただけるのだった。
 そして食べていくうちにこの味にもなじんでしまう。時々水を飲むと,そうかこのラーメンはこんな味かなどと確認しつつ,結構濃い味のスープをいただくのだった。
 ということで,中央体育館へとやって来たこのお昼,久しぶりにここ「らーめん樹」を訪問したのだった。

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−−−中華の仕切り線−−− 探検隊おまけの報告:
お品書き
このとき(2016年5月)のお品書きいろいろ
とんこつ醤油→680円
(チャーシュー3枚で830円,チャーシュー5枚で930円),
特製らーめん→880円
濃厚とろとんこつ→780円
(チャーシュー3枚で930円,チャーシュー5枚で1030円),
特製とろとんこつ→980円
黒潮とんこつ→680円
(チャーシュー3枚で830円,チャーシュー5枚で930円),
黒潮特製らーめん→880円
中華そば→600円,中華チャーシューめん→800円,
しおそば→650円,しおチャーシューめん→850円
魚介系とんこつつけ麺
大(2玉)→910円,中(1.5玉)→810円,小(1玉)→710円

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−−−お箸の仕切り線−−−
探検時期:2016年9月  今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:特製らーめん  今回の所要経費:880円
探検隊の報告:
 久しぶりにやって来て,ついつい満腹探検隊の習性で券売機の一番左上を選んだらそれが「特製らーめん」だった。
 スポーツ大会応援の土曜日のお昼である。中央市民体育館から歩いてやって来た。
 久しぶりだったので,これまで何を食べたのかの記憶もなく,「まあ券売機の左上が基本でしょ」とそれを選んだ。これはこの店の基本の「とんこつ醤油らーめん」にちょいとばかり贅沢に追加の具を載せた(通称「トッピングした」)ものだった。チャーシューが3枚になり,海苔が4枚になり,さらに煮玉子が載るという,ハイカロリーなラーメンである。「特製」というので,特別なちょっとわかった味わいかと思って注文したが,何のことはない,追加の具が多いだけだった。
特製らーめん  おじさんはこんなにもいらない,と思ったが注文してしまったので,そのままいただいた。まあラーメンのスープ自体はとんこつ醤油だが,やはり味は濃いめ。まあラーメンの味よりも,追加の具が多くて,ゆっくりラーメンが味わえない気分だった。
 こういうのが好きな人ももちろんいるだろうが,券売機はもうちょっとわかりやすくしてほしい。やはり左上は「とんこつ醤油」。その隣に「特製とんこつ醤油ラーメン(チャーシュー3枚,海苔3枚,煮玉子入り)」とでもしてほしい。あるいは券売機にしっかりと写真をつけてほしい。何事も人にわかりやすい表記や表現にしてほしいものである。
 まあ,このように何を言っているのだかわかりにくい表現の駄文を書いている身からすれば,人のことは言えないが……

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−−−お箸の仕切り線−−−
探検時期:2024年2月  今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:とんこつ醤油  今回の所要経費:830円
探検隊の報告:
 魚介の味わいたっぷりのいい味のスープだった。
 久しぶりの訪問である。午後から会合があり,早めに職場を抜けて,通り道の途中にあるここ「ラーメン樹」にやって来た。
 久しぶりなので,券売機の一番左上を選ぶ。しばらく前に来た時に左上が何だか上に載る具たっぷりのボタンで,それを押して失敗したのであったが,今回は大きな4つのボタンがすべて基本のラーメン4種類で横並びになっていて,実にわかりやすかった。
 ということで,一番左上の基本の「とんこつ醤油」を選び,食券を渡すと「麺は細麺,太麺ありますがどうしますか?」と聞かれて,太麺を選択した。
とんこつ醤油  さて,待つことしばし,ご所望の「とんこつ醤油」がやって来る。
 スープを一口すすれば,かなりの魚介の味わい。そして,ほどよい醤油味。
 これまでの報告を読むと,散々濃すぎる味と書いてきたが,今回それは感じない。むしろとんこつよりも魚介の味わいが強く,ほどよい醤油味で,コクもあった。
 それにこの太麺がちょうどよい。最後までいい味わいで食べることができた。
 チャーシューも濃い味ではなく,スープの味を邪魔しない。
 ここのスープはいつの間にかその名の通りの「まあるくやさしいお魚とんこつ」となっていたようである。おかげでスープはしっかりと飲んだ。最後まで飲めるいい味のスープだったのだ。

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−−−中華の仕切り線−−− 探検隊おまけの報告:
お品書き
このとき(2024年2月)のお品書きいろいろ
とんこつ醤油→830円, 黒潮とんこつ→830円
中華そば→780円, しおそば→780円
ブラックラーメン→880円
(季節限定)ニンニク油のみそらーめん→850円
担々麺→880円
チャーシュー3枚増し→200円増し,チャーシュー5枚増し→400円増し
その他ごはんもの,一品もの,トッピングいろいろあり

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