分類:和食
所在地:熊本(阿蘇山中腹)
探検時期:2006年5月
今回の探検目的:宴会
今回のお品書き:猪鍋(ししなべ)
今回の所要経費:???円
探検隊の報告:
九州へと旅に出た。
3日目である。
今日の宿泊先は,阿蘇の中腹,地獄温泉清風荘である。
ここは有名な温泉らしい。そんなこととはつゆ知らず,旅の案内書を見て予約したのだった。
開湯が江戸時代であり,いったいどんなところなのだろうと思いつつやってきたのだった。
たどり着けば,建物も本館は由緒ある建物。明治時代に建てられたものらしい。
自分たちはその本館に泊まる。なんだか江戸時代の旅籠の気分である。
長い廊下にふすまが並び,もちろん鍵などかからない。
テレビと蛍光灯がなければ,水戸黄門が格さん,助さんと座っていても不思議ではないような部屋である。
温泉も何か所かあり,内湯に露天風呂,おまけに混浴露天風呂まである。
夕食を何にするかということだったので,いくつかあるものの中から猪鍋を選んだ。
せっかく阿蘇まで来たのだし,これまで食べたことがないようなものにしたのだった。
これが,猪鍋の始まりである。
まずは野菜が入れられる。
そして右手に見える大皿にきれいに並べてあるのがしし肉である。
しし肉も入れ,だいぶ煮えてきたところで,味噌を入れる。
あとは器にとって,好みに応じて唐辛子などを入れたいただく。
肉の方はというと,牛肉と豚肉の中間のような味で,臭みもない。
ただ,少々堅めである。
ありがたくビールを飲みながらいただき,このあと再び露天風呂に入りにいった。
なにしろ,金沢からはそう簡単に行けるところではない。
貴重な体験であり,旅であった。
それにしても,温泉もいいし,食べ物もいいし,いい温泉旅館であった。
探検隊おまけの報告:
くわしくはウェブサイトへどうぞ
地獄温泉清風荘