分類:和食・中華(ラーメン)
所在地:東京都葛飾区柴又(京成柴又駅近く)
探検時期:2010年8月
今回の探検目的:軽食
今回のお品書き:もつ煮込み+炭火焼き
今回の所要経費:400円+α
探検隊の報告:
葛飾は柴又の帝釈天にお参りに来た。その帰りである。暑い夏だ。帝釈天のあと寅さん記念館も見学して,また京成金町線の柴又駅に戻るべく,参道を帰ってきた。柴又街道を横切り,参道の門のようなところ(左の写真)をちょっと過ぎたところで見つけたのがこの店「かなん亭」である。
「いよいよビールの時間だ,のどを潤す店はないか。」と歩いていて,目にとまったのが「もつ煮込み」と「自慢の炭火焼き」の文字である。しかも,これらが店頭で売られている。ということで,この店の前で立ち止まり,小休止としたのだった。
店頭の前の様子はこんな感じである。左は柴又駅方向。大鍋にもつ煮込みが煮込まれていて,いかにも下町風(?)。
右は参道方向の店の看板の真下。こうやって店先で炭火焼きである。
この店は元々は甘味処らしい。あんみつやら心太(ところてん)やらの店である。しかし,その他にも,こうやってちょっとしたおつまみやら,うどん蕎麦,それにラーメンもある。
ちなみに,ビールはここで買わなかった。柴又駅をちょっと北の方へ行ったところにマーケットがあり,そこにビールを売っている。歩いて1分あまり。もちろん冷え冷えのビールである。そしてもちろん居酒屋価格の半額である。
ということで,この店でもつ煮込みと,数本の串焼きを買い,ちょっと離れたマーケットで缶ビールを買い,門のあたりの「姓は車,名は寅次郎,人呼んでフーテンの寅と発します」という石碑の前で,寅さんを忍びつつ,美味しくビールをいただいたのだった。ちなみに,店の脇にもテーブルコーナーはあるが,缶ビールはよそで買ってきたものなので,そこは使わず,参道沿いの石の上に座っていただくのだった。
しかし,この写真にもあるように,この石碑のところにもたばこの吸い殻が無造作に捨てられている。たばこを吸う奴はなんてマナーが悪いんだろう。いや,すべてがすべてとは言わない。いつも携帯灰皿を持ち歩いている人を何人も知っている。しかし,このように無造作に吸い殻を捨てる人間の方が過半数だろう。溝やら,公園やら,道路脇やら,はたまた平気で車の中から道路に捨てる。ひどい奴になるとタバコの包み紙,ケースまで車の中からぽいと捨てる。だから道路はゴミ箱だと思っている。だから平気で次は空き缶やらペットボトルを道路に投げ捨てる。いつもの吸い殻を投げ捨てる習慣だから,それ以外を捨てても何とも思わなくなってしまっている。
これが自分の家の前の溝や,庭の中だったらどうだろう。家の花壇にゴミが投げ捨てられても,怒らないのだろうか。そして,このような公共の場所はいったい誰が掃除すると思っているのだろうか。まったく身勝手なものである。
喫煙者に対しては今は風当たりが強い。だからこそ,マナーを守り,くだらぬことでたばこを吸う奴はマナーが悪くて話にならん,などと言われないようにすべきではないのか。これではたばこを吸う奴は,受動喫煙の害をまき散らすだけではなく,平気で町を汚す馬鹿者と言われても仕方がない。
帝釈天様,どうかこのような不埒な奴らに天罰を!
探検隊おまけの報告:
くわしくはウェブサイトへどうぞ:かなん亭のウェブサイト