満腹探検隊
満腹探検隊の探検先:勝乃屋(かつのや)

分類:洋食 所在地:金沢市武蔵町(名鉄エムザ地下)
−−−お箸の仕切り線−−−
探検時期:2015年3月  今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:ハントンライス
今回の所要経費:1080円
探検隊の報告:
 お値段の割りには量が少なかったねえ。
 日曜日のお昼である。この日午前中玉川町の「玉川こども図書館」で仕事があった。そのあとはそのまま帰宅ではなく、また職場に戻る。そこでこのあたりでお昼ご飯を食べることにした。
 さてどこに行くかだが,前にハントンライスがある店を見かけたので,そこに行くことにする。それがこの武蔵が辻の「名鉄エムザ」の地下にある「勝乃屋」であった。ハントンライスは1080円とかなりお高めであったが,満腹探検隊としてもハントンライス探検隊もしなくてはと,日曜出勤のご褒美にこれを食することとした。
 まあ,自分で自分へのご褒美というのも寂しいものであるが,ちょっとした贅沢である。
 さて,日曜日のお昼時ということもあり,店はかなり混んでいる。しかし,一人なのですんなりと三席横並びに空いているカウンター席の空いているところに座れる。だが,直後に家族の三人連れがやって来て,座ってしばらくして,自分は二人掛けのテーブル席にずれてくれと言われて,移動する。
 回りを見ると3分の1は観光客だろうか。家族連れはお昼ご飯からビールを飲んでいる。カウンター席に一人で座っているおばちゃんも小グラスでビールだし,そのとなりの三人連れもそろってジョッキでビールを飲んでいる。いいねえ。
ハントンライス  待つことしばし,出てきたハントンライスを見て,最初の感想は「あらら,量が少ない。」ということだった。
 店の表のサンプルはお皿一杯に載るハントンライスだったが,出てきたものはお皿の半分に載るハントンライスと残り半分に載るキャベツの千切りサラダとポテトサラダだった。「看板に偽りあり」ってのはこのことだなあと思いつつ,食べることにする。
 ご飯の量はおそらくいつも食べるご飯茶碗程度。それが普通と言えばそんなもんだが,ハントンライスだけ食べようと思った身にしては,おまけいらないからハントンライスだけにしてよ,って感じであった。
 きっと,観光客の女性が,「金沢名物ハントンライス」を食べてみようかなと思って注文したら,サラダもスープもついていて,「これでちょうどいいわ。ハントンライスってこんなものなのね。」という感想を持ちそうな「ハントンライス」であった。
 ちなみに,上に載っているのは海老フライが二匹と白身魚のフライ。基本のハントンライスではなく,応用系ハントンライスである。スプーンとフォークではなく,スプーンと箸がついてくるのも洋食屋とは言え,日本である。
 味の方は普通だろう。一応タルタルソースがかかり,ハントンライスの基本形である。ケチャップライスにはコーンが入っていた。
 まあ,ハントンライスの方は全体でスプーン10杯以内で終わったので,やはり値段の割に量的には少ないかなと感じた。男性にとっては物足りない量だろう。
 要するに海老フライがお値段の大半を占めているのか?海老フライやめて,魚フライにして,ごはん倍量にしてほしいなあ。
 この店は金沢名物ハントンライスだけではなく,福井名物ボルガライス,富山名物白エビライスと北陸3県の名物洋食を取りそろえている。福井名物はソースかつ丼の方だと思うのだがまあいいだろう。それといつの間に白エビライスが富山名物になったのか。あまり詮索しないでおこう。
 ということで,ここは基本的に観光客目当ての店なのかなと思う。それともちょっと洋食が食べたいなと思う人の店か,もっと奮発して,目の前で焼かれる分厚いステーキをお目当てにやって来るお客の店なのか。
ショーケースの中の3つのサンプル  帰り際にせっかくだからショーケースの中のサンプルを写しておいた。左より
「白エビライス」,
「ボルガライス」,
「ハントンライス」。
 見ての通り,サンプルのようにお皿一杯に載っかるハントンライスを期待してはいけない。
 一応ハントンライス探検隊としてはこれまでで最も量の少ないハントンライスと認定しよう。
−−−海老フライの仕切り線−−−
探検隊おまけの報告:
お品書き
このときのお品書きいろいろ:
サーロイン定食(100g)→927円,サーロイン定食(200g)→1944円,
豚生姜焼き定食,ハンバーグデミステーキ→各972円,とんばら定食→864円,
ハントンライス,ボルガライス,白エビライス,エビフライ定食→各1080円など
−−−ハントンライスの仕切り線−−−
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