分類:和食
所在地:新潟県新潟市中央区東大通(新潟駅近く)
探検時期:2010年8月
今回の探検目的:宴会
今回のお品書き:肴2品+生ビール3杯
今回の所要経費:1680円
探検隊の報告:
新潟の夜1日目の一人2次会である。1軒目は「おでん処じゅんちゃん」であったが,そこから泊まっているホテルに向かって帰るまでの途中にあったここ「食彩家こころ」にやって来たのだった。
ここはホテルを出て,とりあえず近辺をぐるりと歩いたときに「8月1,2,3日限定生ビール1杯100円」と書いてあったのを見かけた店である。
入って「一人」と言うと,「申し訳ありません。うちはカウンターがないのでお部屋でもよろしいでしょうか?」と小上がりに案内される。こちらとしては逆に,4人も入れる小上がりに一人で入れてもらえるのだから「申し訳ありません。」というのはこちらの方である。4人の席を一人で占有して,こちらとしては何ら問題はない。
さて,席に座ってしばらくすると,突き出しがやってくる。そしてそれには小さなグラスのお酒がついているのであった。「これなんですか?」と聞くが,答を聞き取れなくて,再び聞くと「巨峰酒」とのことである。つきだしに乾杯用の(?)お酒がついてくるのは初めてである。(ちなみにこのお通し350円也)
さて,これがただいま1杯100円の生ビールである。この「食彩家こころ」には姉妹店があって,その姉妹店がちょうど1周年らしい。それを記念して,この3日間生ビールが1杯100円であるらしい。まったく持って,ちょうどいい日に新潟に行ったものである,というか,ちょうどいいところに店を見つけたものである。
このあたりはあまりたくさん飲み屋がない駅の北東側なのだが,それでもこの通りにはほとんどが飲食店である。向かいはちょっと怪しげな店で,「ただいま10000円」と出ている。「ただいま10000円」でいったい何が起こるのやら。この「食彩家こころ」だったら,10000円あったら生ビールが100杯飲める。
それにしても,やって来るお店の女の子は常に笑顔である。当たり前というか,ちょっと暗めの照明で,可愛く見えるんだが,まあ,気持ちよく小上がりに座り,原稿を書く。何しろ一人で黙って飲んでいても時間を持て余す。そこで何をしていたかというと,せっかくの個室のテーブルを使って「満腹探検隊」のレポートを書いていたのだった。1軒目の「おでん処じゅんちゃん」の報告もかなり長いと思うが,あれはすべてここ「食彩家こころ」で1杯飲みながら書いていたのである。一人酒であるが,生ビール3杯注文して,1時間40分もこの個室にいたのである。実に有意義な過ごし方であった。A4の新潟のホテルあたりの地図を打ち出した紙の裏に4ページも思いつくままに原稿が書けたのである。個室はいいなあ。じゃなけりゃこんなにねばらないよ。どうせなら原稿用紙を持ってくるんだった。
ちなみに,最初に注文したのは「しめ鯖」550円也。今日2回目の鯖である。5切れほどで550円だからいい値段なんだが,一応2次会ということもあり,美味いものを少量食べるおじさんなのだった。
これは2杯目の生ビールだったか。向かいに人がいないので,ちょっと寂しいのであるが,小上がりの薄暗い雰囲気を撮ってみた。
しかし,この奥の方の席にはそんなに客が来ない。時間がまだ早いせいか,それとも月曜日で週の始まりであるせいか,自分がのんびり座っていたあとに奥に来たのは1組だけで,さらに自分より奥に入っていった。この奥の小上がりというか,座敷はいくつもあり,結構人は入るようである。カウンターがないので,団体さん専用って感じなのか。
さて,最後に注文したのは「まいたけ天」480円也である。これは予想に反して結構量があった。これは480円だったのだが,美味かった。
生ビールも100円だから,4杯目に突入しようかと思ったのだが,もう結構おなかがふくれてきたのだった。しかもすでに1時間半以上テーブルで原稿を書きながら一杯飲むという,実にいい時間を過ごしたので,もう帰ることにしたのだった。
生ビール3杯飲んで300円。どの料理よりも安い生ビール代であった。
こうして新潟1日目の夜は更けていったのである。
探検隊おまけの報告:
お品書きいろいろ:(この日のおすすめ)
お造り 宮城 しめ鯖,静岡 キハダマグロ,北海道 活つぶ貝,佐渡 黒鯛,ノルウェー アトランティックサーモン→各550円,新潟 メバル→400円など
逸品 豚肉,キムチ,納豆の特製ピリ辛味噌炒め→630円,活〆穴子とキスと夏野菜の天ぷら盛り合わせ→800円,豆アジのカレー揚げ特製ねぎソース→500円,冷え冷え豊栄産フルーツトマト→400円,霜降り新潟和牛タタキと豊栄産焼きナスのカルパッチョ→750円,まいたけ天,いかげそ天→各480円,活蛸天→550円 などなど