分類:ラーメン
所在地:金沢市新保本3丁目155
(国道8号線御経塚北交差点から東へ約100m)
探検時期:2024年5月
今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:醤油らぁ麺
今回の所要経費:900円
探検隊の報告:
甘めの醤油味で,飽きの来ないスープだった。そして,やや硬めの細麺が食べ応えもあり,このスープに合って美味しかった。
某タウン誌に載っていた新店ということでやって来てみた。
扉を開けて入るとまずは券売機がある。その上に写真もあるが,いつものことで満腹探検隊は一番左上と言いたいところだが,一番左の列はすべて「特製」だった。そしてその隣は味玉付き。さらにその右の3列目が基本のお品書きらしい。都合5行あるから,5種類のラーメンのある店らしい。
で選択は,1行目3列目の基本の「醤油らぁ麺」である。
で,さらに扉を開けて店内に入る。店の外見は大きそうだったが,カウンター席が基本で,テーブル席が2つだけだった。1人なので空いているテーブル席に座り,食券をおねえさんに渡すと「らーいっちょー」とのかけ声。店にいる間に聞いたのは「特らーにちょー」と「あぶらいっちょー」だったが,はて,あとのお品書きはどういう符丁でいうのだろう。
カウンター席の向かいのテーブル席に見える男女の2人連れはラーメンどんぶり2つに,ごはんものらしきお椀が2つに,どうやらつけ麺まで食べているようで,よく食べるなあと感心しているうちにラーメンがやって来た。
さて,スープを一口すすれば,先述のように醤油味が引き立つ,やや甘めの味わい。なかなか美味しいスープであった。
そして麺が細麺だがスープに絡み,食べごたえのある麺だった。
チャーシューは2種類。豚の本来のチャーシューと,蒸し鶏といった淡泊な味わいのもの。いずれも薄味でスープの味を邪魔しない。
ということで,飽きの来ないスープを最後まで飲み干し完食であった。
探検隊おまけの報告:
このとき(2024年5月)のお品書きいろいろ
醤油らぁ麺,炭火焼鯵煮干しらぁ麺,背脂醤油らぁ麺→各900円
濃厚つけ麺→950円
味玉付き→100円増し,特製にすると250円増し,メンマ増し→150円
まぜそば→880円
らぁ麺は替玉制 替玉→150円,半替玉→100円
つけ麺は大盛り制 大盛り→150円
ごはんもの,飲み物などあり
探検時期:2024年5月
今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:炭火焼鯵煮干そば
今回の所要経費:900円
探検隊の報告:
魚介の味わいたっぷりのスープだった。
2回目の訪問で,2行目の「炭火焼鯵煮干しそば」を選択する。もちろん「特製」でもなければ「味玉」でもない。一番右の「何も足さない,何も引かない」である。
1時を回っていたので,カウンター席はいくつか空いており,その空いている席に座り食券を渡すと「にぼ いっちょー」とのかけ声。ちなみに「特製」は頭に「特」が付いて呼ばれ,「味玉付き」は頭に「玉」が付いて呼ばれるらしい。
さて,待つことしばし,ご所望の「炭火焼鯵煮干しそば」がやって来た。
スープを一口すすれば,かなりの魚介の味わい。鯵の煮干しというのは見たことがないが,まあ,通常の鰯の煮干しとは違う味わいなのか。いずれにせよ,魚粉を使わずに魚介の味わいだなあと感じさせるスープだった。
チャーシューは通常のチャーシューが2枚。これは薄味で,煮干しスープの味わいを邪魔しない。
しかし,このメンマがなんだか変わった味だった。なんだかいかにも竹の子っぽい。いや,竹の子から作るものだからそうなのだが,この店のスープの甘みに比べたら,メンマの甘みが感じられなかった。まあ,メンマを食べに来たわけではないので,まあいいでしょう。
とにかくこの細麺がいい味わいだ。
後でお隣に来たおにいさんは「つけ麺」を注文していたが,「麺を茹でるのにお時間をいただきます」ということで,タイマーを見たら「5分」だった。ちなみに,らぁめんの麺は「1分10秒」。次には「つけ麺」に挑戦してみますかね。
探検時期:2024年5月
今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:背脂醤油らぁ麺
今回の所要経費:900円
探検隊の報告:
背脂のまったり感もあるが,にんにくの香りに反応した。
3回目の訪問は3行目の「背脂醤油らぁ麺」である。順調にノルマをこなしている。
空いている時間を狙い,1時頃に職場を出る。駐車場にも空きがあり,カウンター席も10席中8席が空いている。厨房に近い席に陣取り,食券を渡すと「背脂いっちょー」とのかけ声。まえは「脂いっちょー」だったが,まあ,結構適当ってことか。
さて,待つことしばし,というよりも,ほとんど待った気がしないうちに,ご所望の「背脂醤油らぁ麺」がやって来た。
上には背脂が浮き,つまりは「醤油らぁ麺」の背脂増しって感じか。前の「醤油らぁ麺」の味わいをまったく覚えていない身としては,とりあえず濃いめの,コクのある醤油味としか表現しようがない。背脂が載って,少々まったり感が増えているのだろうが,食べてみれば,ま,背脂があってもなくてもいいかな,好きな人は背脂増しのこの「背脂醤油らぁ麺」を選ぶといいかな,という感想。自分としては基本の「醤油らぁ麺」で十分かと思った。
ついでながらスープを一口すするとにんにくの香りがした。今回もまた最後までスープをいただいたが,最後にスープから刻んだにんにくが出てきて,それをガリッと噛んだ。それで,最初のにんにくの香りはやはり合っていたのかと思ったのだった。
麺は相変わらず美味しく感じる。
3回目もごちそうさまでした。
探検時期:2024年6月
今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:濃厚つけ麺
今回の所要経費:950円
探検隊の報告:
甘めの美味しいつけ汁だった。
4回目は4列目。いよいよこれで昼のお品書きはすべてかと思ったら,塩ラーメンを昼にも出すことにしたという張り紙。つまりは6回来なくては……
ということで,今日は麺の種類が太麺の平打ち麺。「お時間をいただきます。」ということで,茹であがりまで5分待つ。そうしてやって来たのがこちら。
麺は冷や盛り。つけ汁は熱い。このつけ汁につけていただくと,実に甘めのコクのあるいい味だった。たっぷりつけ汁を麺に絡ませていただく。
スーツにお汁が飛ばないよう注意して食べたが,テーブルの上にはポタリとこぼしてしまう。つけ汁が少し冷えてからは器を持って,口の近くにまで持って来て麺をいただいた。
チャーシューは2種類。これらもつけ汁につけてみた。
とにかくつけ汁が甘めでいい味わい。最後に少し残ったので割りスープをもらおうかとも思ったが,残り少なかったので,そのまま味わってみた。
これは美味しいつけ麺だった。
探検時期:2024年6月
今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:まぜそば
今回の所要経費:880円
探検隊の報告:
いよいよ5回目の訪問で5行目の「まぜそば」である。
とりあえず目の前にあった「まぜそばの食べ方」に沿って,忠実にやってみた。
「一,よく混ぜ,そのままお召し上がりください。」
ということで,よく混ぜた。混ぜると載っていた具材が下に沈む。気にせず麺をいただく。
麺は前回の「つけ麺」と同じ太麺で,これが食べ応えあって美味しい。ちなみに「つけ麺」は冷や盛りだったが,「まぜそば」は温かく,最後まで温かく食べられるのがよい。
ちなみに,味は結構濃いめの醤油味。結構ドロドロしていて,「天下一品」のスープをさらに濃縮したような色と味わい。
時々顔を出す四角いチャーシューやメンマをいただきつつ,半分ほどになる。
そこで次「二,トリュフ香る漬け卵黄を入れて釜玉風に。」ということで,小皿にあった「卵黄」を投入。美食家(グルメ)ではないのでトリュフの香りも味わいもよく知らないから,「まあこんなものか,釜玉風といえば釜玉風だ」と思いつつ食べる,
残り4分の1ほど。最後の食べ方「三,最後に,レモンを絞ってサッパリと。」ということで,絞ればレモンの香りと味わいを知っているので「おおレモンだ」といいつつ,まあレモン汁はなくてもいいかなと思いつつ食べ尽くす。
ごちそうさまでした。
同じ太麺なら「つけ麺」の方が美味しかった。比較すれば,あのちょっと甘めのつけ汁が美味しかった。
ということで,5回通って,5行目までですべてのお品書きを味わってみた,と思っていたら,「夜限定の塩らぁめんが昼も提供するレギュラーメニューとなった」といった趣旨の張り紙がある。おお,夜は来ないから,6行目の「塩らぁめん」は食べる機会がないなあと思っていたが,最低でももう1回は来なくては。
探検時期:2024年6月
今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:塩らぁ麺〜ポルチーニ香る〜
今回の所要経費:900円
探検隊の報告:
コクと旨みのある塩味で,美味しいスープだった。
結局は6週連続やって来て,6行目の「塩らぁ麺」を食べてみた。「夜限定のお品書きがレギュラーメニューとなって昼も出す」といったことが書いてあり,副題は「ポルチーニ香る」であったが,「はて,ポルチーニって聞いたことあるけど何だったっけ?」と思いつつ食べ終えた。
しかし,ラーメンがやって来たらすぐにいい香りがした。つまりはこれが「ポルチーニの香り」なのかと思いつつ,スープをいただく。
澄んだスープであったが,塩味はきつくなく,しっかりとコクと旨味がある。ちょっと濃いめだが,塩が勝っているのではなく,全体としてコクの深みだろう。
で,職場に戻って調べると「ポルチーニ」とはキノコらしい。どこかで聞いたような気がするが,まあ,今となってはそうかこの味か,とか,そうかこの香りか,なんて言えないので,そうだったのかあの香りはとだけ言っておこう。
上にはピンクペッパーが数粒散らされていたが,最後までスープを飲んだが,いつの間にか麺と共に食べてしまったらしく,何も残っていなかった。
で,この細麺が美味しかった。
この店はどれを選んでも美味しいと思うが,おすすめベスト3は「醤油らぁ麺」「つけ麺」「塩らぁ麺」というところかな。
探検時期:2024年12月
今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:濃厚鶏白湯塩らぁ麺
今回の所要経費:980円
探検隊の報告:
その名の通り,かなりとろりとした,濃厚なスープのラーメンだった。
久しぶりに来てみたら,期間限定ものがあったので,迷わず選択してみた。それがこの「濃厚鶏白湯塩らぁ麺」。基本のお品書き6種類はすでに食していたので,それではと選んだのだった。
店に入るとカウンター席の空いているところに案内される。ちょうど角で狭いような広いような席。右には先程来おしゃべりしながらラーメンをすすっている女性2人がいる。
見ているとこの麺の茹で時間は1分。なので,茹で始めてからはあっと言う間にラーメンができあがる。
まずはスープを一口すすれば,結構とろみがある。そして,塩味。お品書きの名前を覚えていなかったので,これって「塩ラーメン」だったっけ,と思ったが,「塩ラーメン」なのだった。
これが醤油味になれば,あの「天下一品」の「こってり」とまではいかないが「屋台の味」風のとろみ。とはいえこちらは塩味なので,鶏の旨みを引き出している。
細麺にしっかりと濃厚なスープがからみ,美味しくいただける。
最後にはスープをしっかりいただいた。
入ったときからすでにラーメンを食べていたおねえさん方は,まだおしゃべりしながら食べている。麺が伸びているんじゃないの?スープも冷めているんじゃないの?とは余計なお節介らしい。まだ丼には麺が残っているからねえ……
「なんて女はおしゃべりが好きなんだ。まるでうちの連れあいじゃないか……」といった感想は近頃言ってはいけないらしい……