分類:和食
所在地:金沢市尾張町(武蔵辻近く)
探検時期:2009年3月
今回の探検目的:宴会
今回のお品書き:会席料理
今回の所要経費:おそらく10000円以上
探検隊の報告:
今年度も残すところあと2日である。そして,送別会である。その会場に選ばれたのが,ここ尾張町の「壽屋」であった。
前から建物は見かけてはいたのだが,入ったのは初めてである。建物自体は江戸時代の町屋建築で,建物の見学だけでも価値がある。しかし,そんな見学をする暇もなく,宴会である。せっかくなので,入ってすぐの風情だけ撮影しておいた。
さて,出てくる料理もしっかりとした和食である。会席のコースを頼んでいるはずなので,上品な料理が次々と出てくる。そして,おねえさんがいったいこれは何なのかをいちいちていねいに説明してくれるのだが,もはや覚えていない。
ちなみに,手前が先付け。丸いお皿には八寸で,いろいろと載っている。
この送別会の司会で,一番の下座に座っていたのだが,司会は淡々と進める。いろいろと司会者がしゃべる場合もあるのだが,司会者は主役ではないので,自分はしゃべらない。その分時間をとって,去る人たちにたっぷりとしゃべってもらうのだった。
料理の量としてはそんなに多くはないと思うのだが,お酒を飲んで語らいながら食べるにはちょうどいいくらいの量である。
司会をしながら,まわってお酌をしながら,全部食べ尽くすのだった。やはり出されたおいしい料理をすべて食べ尽くさなくっちゃね。そして,夜が更けていくのだった。みなさんありがとう。
探検時期:2016年2月
今回の探検目的:宴会
今回のお品書き:会席料理
今回の所要経費:おそらく一人あたり税込み10000円強
探検隊の報告:
同業者の会の解散会である。2月ではあるが,毎年恒例でこのような時期に行っている。誰が異動するのかもわからない段階でとにかく解散会なのだった。
さて,今夜の会場は「壽屋」。いわば金沢らしさが残る料亭である。
部屋は2階であるが,テーブル席。畳の上にカーペットを敷き,その上にテーブルを並べ椅子席である。最近ではこのようにしてくれる座敷のある料亭の宴会も増えてきた。なにしろ膝が痛い年寄りは正座ができないのである。座るにしてもお酌するにしても,畳の上での正座ができなくなってくるのである。自分は今年度はこの会の会長だったのだが,幹事より「座敷ですが,テーブルにしてもらいますか?」と聞かれ,お酌するにも都合がよいのでそうしてくれと頼んだのだった。
さて,自分の挨拶と乾杯の音頭で宴会が始まる。
身内の気楽な会なので,気を張ることもなく,楽しく始まる。
前回は正式な送別会で,司会でもあったので,ゆっくり撮影もできなかったが,今回は一品ずつしっかりと撮影する。
こちらは最初に出てきた「なまこ酢」。適度な食感で美味しい。
左,椀物。何だったかの眞丈である。
右,お造り。4点盛り。
今年度1年間もみなさんのお世話になりました。
途中から冷酒に変更。なにしろビールだとお腹がふくれてくるので,美味しい料理をいただくために冷酒である。
はて,何という銘柄だったのやら。
右,焼き物。どの料理も美味しいねえ。
そして語りつつ夜は更ける。
左,金沢の郷土料理治部煮。本当に治部煮は料理屋でしか食べない。自宅で作ることはない。
右,揚げ物。
いろいろと注いで回っていたが,本日急遽体調を崩して欠席した者がおり,その席に座っていたら,この揚げ物がやって来て,揚げ物は2つ食べた。何だったのかは一つも覚えていない。
やはりここもサービスとしてお品書きがほしい。それを書いてくれて,渡してくれただけでも,食べる方も視野が広がる。そうなのかこんな食材なのかなどと感心することにもなる。おそらく説明をして置いてくれていたはずだが,全く覚えていないのである。たいていはおしゃべりをしているので,説明も「右の耳から左の耳へと」状態である。
さて,左はごはん。いくらの載ったごはんである。量が少ないので,食べる。いつもの自宅での晩酌ならば米の飯は一切食べないのだが,この手の宴会のごはんはいつもいただくのだった。
そしてデザート。
いやはや美味しかったね。そしてまた2次会へとみんなで繰り出す。
この25人がこうやってそろうのは後にも先にも二度とない。そんな我々の会なのだった。
探検隊おまけの報告:
くわしくはウェブサイトへどうぞ:壽屋のウェブサイト