分類:和食・洋食・中華
所在地:三重県北牟婁郡紀北町紀伊長島区東長島(国道42号線沿い。お食事マンボウは道の駅 紀伊長島マンボウ内)
探検時期:2008年7月
今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:さんま寿司定食+マンボウフライ丼
今回の所要経費:650円+680円
探検隊の報告:
金沢から和歌山を目指した。
目的地は新宮市なのだが,朝7時頃に金沢を出て,ようやくここ三重県紀北町にたどり着いたのが,午後1時頃であった。
夏の明るい日差しもあるが,海が近いせいか,広いせいか,元気に賑わう道の駅である。
駐車場に車を止め,食事をしようと建物に近づいていくと,まず目につくのがテントの下で実演販売されている「マンボウのから揚げと串焼き」である。
これまで,マンボウというのは水族館で見ることはあっても,これを食べる魚とは思っていなかったので,これは食べてみようと思ったが,串焼きだけでは昼ご飯にならないので,道の駅の建物に入る。
いろいろとおいしそうなものも売られていたが,まずは中のお食事処を目指す。
ここは「お食事マンボウ」を名付けられている。
そして,今回は,ここでやはりご当地ものの「マンボウフライ丼」と「さんま寿司定食」にした。
「マンボウフライ丼」はその名の通りマンボウのフライの丼で,玉子でとじてある。
マンボウのフライはどんな味なのかと思ったが,白身の魚で,淡泊な味。かなり堅めのカマボコという感じである。
部分によっては脂っぽい。
まあ,味そのものは特にない,淡泊な感じで,これにいかに味付けをするかって感じのものだった。
それにしても,旅に出ると,いろいろな食べ物に出会うものである。
さて,もう一つは「さんま寿司定食」である。
寿司は好きなので,売店で見つけてすぐ,これが食べてみたいと思ったのだが,このお食事処にもあった。
ちなみに,券売機で食券を買うときにはうどん付きの「さんま寿司付きうどんセット」のつもりだったが,単に「さんま寿司定食」というのを選択したらしく,あっという間にカウンターから出てきて,よく見ると寿司のみ。これは早いはずだと思ったが,しかし,結果的にはこちらの方がよかった。
食べたかったさんま寿司だけがたっぷり食べられたのだった。
このさんま寿司というのも紀州の名物らしく,三重,和歌山の海沿いではあちこちで見られた。
丸ごとのサンマの寿司であるが,別の道の駅ではさんま寿司用のサンマということで,パック入りの開いた酢漬けのサンマが売られていたりした。
さすが,紀州である。
さて,翌日は帰りである。
熊野三山にお参りをし,また再びここ道の駅「紀州長島マンボウ」に立ち寄った。
帰りは食事ではなく,夕食用のお寿司を買うために立ち寄ったのである。
やはり,「さんま寿司」は買わねばなるまい。
ここでは実演販売もしていて,そこのおじさんの話だと,実演販売のところの方が新しいよということだったので,そこから買う。
「めはり寿司」という高菜でくるんだいわゆるおにぎりもこのあたりの名産らしい。
しかし,これは買わない。
あと「イカめしコロッケ」という,イカの中にご飯を詰め込み,これに衣を付けて揚げたやつもおいしそうだったが,ほかにもおいしそうな寿司がたくさんありすぎて,候補から外れたのだった。
そしてやはり,外でその場で揚げていた「マンボウ唐揚げ」である。
唐揚げも串焼きもともに300円であったが,今回は唐揚げを選択する。
注文したらその場で揚げてくれて,待っているのだった。
やはり日本は海に囲まれた国である。
魚介類の料理はいろいろとある。
そして,ところ変われば品変わるというのを実感したのだった。
探検隊おまけの報告:
「お食事マンボウ」の
このときのお品書きいろいろ:
えび天うどん,マンボウかき揚げうどん→各650円,伊勢うどん→400円
和風ラーメン→400円,海老天丼→780円,あぶり真鯛丼→800円,海鮮盛り合わせ丼→880円
うどんセット さんま寿司付き,地だこいなり付き,ミニマグロ丼付き→各650円,ミニ真鯛丼付き→650円
マンボウフライ丼,マンボウフライ定食→各680円
さんま寿司定食→650円,熊野古道定食→750円,道の駅紀伊長島定食→1000円 などなど