分類:和食・洋食
所在地:岐阜県高山市奥飛騨温泉郷(国道471号線沿い,新平湯温泉)
探検時期:2007年10月
今回の探検目的:夕食
今回のお品書き:中華そば+テッチャン+トンチャン+焼きそば+あとはビール
今回の所要経費:550円+800円+650円+550円+いくらか
探検隊の報告:
金沢への帰りである。松本から安房トンネルを抜け,平湯温泉へと出る。そこから少し下ったところにある新平湯温泉にまずは立ち寄ったのだった。「静岳荘」(せいがくそう)というところが,立ち寄り入浴可だったので,そこに入った。一人500円である。ここには露天風呂もある。ちなみにこの露天風呂は混浴。
そのあと,どこかで食事をしようと思い,いいところはないかと「静岳荘」で聞くと,道路の筋向かいにあるこの「奈賀勢」(ながせ)という店が中華そばやテッチャンで有名で,美味いとのこと。それでここにやって来たのだった。
店に入ると,たくさんの色紙が飾ってある。多くの有名人がこの店に訪れたらしい。写真もたくさんある。それほど有名だったとは知らずに入ったのだった。
さて,お品書きの一番最初には「中華そば」とあるので,「静岳荘」でも聞いた,この中華そばを注文する。中華そばはなかなか美味い。基本の醤油味である。いい味である。
それと,やはり「テッチャン」である。小さなガスコンロが置かれ,しばらくするとできあがったテッチャンがやってくる。これがまた美味い味噌味である。
すべて食べ尽くして,少々物足りなかったので焼きそばと「トンチャン」を追加注文した。
「トンチャン」の方は皿に載せてきて,ガスコンロの上に残っていた「テッチャン」の鍋の中に入れられる。今度は火が通るまでお待ちくださいとのこと。ちなみに,「テッチャン」は腸で,「トンチャン」は臓物である。凍ったものが入れられて,火が通るまで5分ほどかかっただろうか。しかし「トンチャン」もうまかった。
ちなみに焼きそばはどこにでもあるソース焼きそばだった。これよりも,ご飯をもらって,この「テッチャン」の鍋に入れて,玉子を1個もらって雑炊にするんだったと,うちの連れあいと反省したのだった。あとでおばちゃんが,これってうどんを入れても美味しいんですよと言ってくれたが,早く勧めてくれたら,焼きそばはやめて,ご飯かうどん玉をもらうのだった。
それにしても,思わぬところで,思わずうまい食事をしたのだった。これなら,新平湯温泉に逗留して,ここに晩ご飯を食べに来るのも悪くないと思ったのだった。
探検時期:2007年11月
今回の探検目的:夕食
今回のお品書き:中華そば+テッチャン+ごはん+あとはビール
今回の所要経費:550円+800円+いくらか
探検隊の報告:
今回も長野から金沢への帰りである。
高速道路ばかりを使ってもいいのだが,北陸道に接続するためにはかなり東へ向かい,上越まで行かなくてはならない。距離も長くなる。高速道路だが時間がかかり,お金も無駄である。ということで,松本から毎度おなじみ安房峠へと向かったのだった。
今回は風呂の方は八ヶ岳を巡っての帰り,茅野市の「尖石温泉・縄文の湯」に入ってきたので,松本からひた走り,安房トンネルを抜け,食事にここ新平湯温泉の「奈賀勢」立ち寄る。
前回と同じく「中華そば」を頼み,あとは「テッチャン」である。
今回はカウンターに座ったのだが,それにしても,このおばちゃん松井秀喜の大ファンであることを確認した。
確かに,周りじゅうにタレントの色紙やら写真があるのだが,一番多いのは松井関係のものだった。そして極めつけはわざわざニューヨークまで出かけて,松井と会食したときの写真である。それ以外にも,松井のコーヒー缶やらポスターやらサインボールやらがたくさんある。
松井のことを語らせたらきりがないのだった。
ちなみに,今回は前回の反省を生かし,テッチャンのあとにご飯と玉子をもらった。ご飯を頼むと,ちゃんとダシも用意してくれて,これを入れてどうぞとのことだった。これがまたうまい。
テッチャンのダシを残らずいただくことができる。鍋の底をさらい,残らずいただいてきたのだった。
やはり,この新平湯温泉ではここ「奈賀勢」がおすすめだね。
探検隊おまけの報告:
座席数:4人掛けテーブル2脚。カウンターは6席あまり。奥に座敷もある。
このときのお品書きいろいろ:
中華そば,ザル中華,焼きそば→各550円,冷やし中華,飛騨そば→各600円,月見そば,山菜そば,山かけそば,天ぷらそば,ザルそば→各700円
カレーライス→600円,玉丼→600円,カツ丼→700円
トンチャン→650円,テッチャン→800円 など