分類:洋食
所在地:金沢市柿木畠
探検時期:2006年4月
今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:ランチ(日替わり)
今回の所要経費:650円
探検隊の報告:
金沢で洋食屋というとこの「グリル中村屋」を思いつくほど,ここは金沢では老舗の洋食屋である。
創業は1938(昭和13)年らしい。
子どもの頃にここに来た覚えがある。ということは,この日久しぶりにここへ来たということは,なんと35年ぶり!くらいに来たということだ。
で,注文したのは,メニューの一番上にあったランチ(日替わり)というやつで,今日の注文は他の店で注文するものと代わり映えがしない。
35年ぶりに来たのだったら,この店の名物のカツ丼にするんだった。でも,今度また,満腹探検隊で来る楽しみができた。
さて,今日は同僚と3人で来ているのだが,1階のテーブル席は満席,2階のテーブル席も満席,それで,2階の畳席に座る。
先客が寝っ転がってマンガを読んでいる。この日のこの部屋の雰囲気は,美味しい洋食を味わおうという女性客には不向きな雰囲気である。どうも,サラリーマンのおじさんの溜まり部屋である。
しかし,あとのテーブル席は明るく,雰囲気もよい。
そういえば,先週別の同僚がここに来て,ハヤシライスの大盛りを注文したらしい。100円増しの大盛りであったが,とても量が多かったという話を職場でしていたのだった。誰か大盛りを注文しないかと思ったが,みんな日替わりランチを注文する。
今日のランチの主菜は,鮭のフライ,鶏のトマトソース煮。ご飯が進む味である。あとはスパゲッティが少々入っているのと,小鉢に蓮根の煮付けがある。それと味噌汁,香の物。
洋食屋ではあるが,味噌汁が定食につくというのは,やはりここは日本である。
探検隊おまけの報告:
このとき(2006年4月)のお品書きいろいろ:ランチメニュー
ランチ(日替わり):650円,カツ丼:650円
カレーライス:650円,カツカレー:700円,エビカレー:700円,コロッケカレー:700円,ウインナカレー:700円
ハヤシライス:700円,焼き飯:700円
大盛:100円増し,目玉焼き:50円増し など
探検時期:2006年4月
今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:カツ丼
今回の所要経費:650円
探検隊の報告:
前回ここに来て,カツ丼にするんだったと思ってから2日後,ここに来る。
今日は1時までの仕事。したがって,昼食は1時からで,お昼時をはずした1人だけの食事である。それでは!というので,満腹探検隊としては,前回食べそびれた名物カツ丼に挑戦したのであった。
1時も過ぎれば,ここ中村屋もだいぶすいてくる。1階の4人掛けのテーブルに1人で座る。ほかのテーブルもほぼ満席だが,それでも4人掛けを2人とか,1人とかで使っている。テーブル席はとても明るい雰囲気である。
さて,カツ丼であるが,やはり普通には思いつかない調理である。白くて丸いお皿にご飯を盛り,その上にカツ,そして,和風味の玉子入りあんかけである。これをスプーンでいただき,おまけに味噌汁付き。
味はちょっと濃いめで,和食を食べているような感じ。さすがに1938年創業である。洋食のようで洋食ではなく,洋食でないようでいて,洋食。でも当時これを食べた金沢人は,とてもハイカラな食べ物だと思ったことだろう。「ハイカラ」という言葉も,もはや死語になりつつあるが……
探検時期:2007年4月
今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:カレーライス
今回の所要経費:650円
探検隊の報告:
今日はここ「グリル中村屋」のインド料理に挑戦である。
ま,「カレーライス」なのだが……
基本のカレーライスは,はじめから目玉焼き付きである。これで650円で,カツカレーが700円であるから,どっちがいいかというとちょっと微妙な判断である。
まあ,次はいろいろと挑戦してみよう。
最初にスプーンとフォークがついてくるが,このフォークで味噌汁のワカメを食べるのだった。
いろいろなお品書きに味噌汁が付いてくるのが,老舗である。(ほんまかいな?)
さて,カレーはかなり黒い色をしている。だが,そんなに辛くはない。かといって学校給食のように甘くはないが,子どもでも食べられる辛さである。
一人で入ったので,入口の円形テーブルに一人で座る。カウンター席が一杯だったのだ。一人の客はカウンター席か円形テーブルで相席ということになるのだった。
探検時期:2007年4月
今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:ハヤシライス
今回の所要経費:700円
探検隊の報告:
2日続けて「グリル中村屋」である。
今日は「ハヤシライス」に挑戦である。まあ,挑戦であると言ったって,「ハヤシライス。」と注文して,食べるだけであるが……
出てきたハヤシライスは,タマネギがたっぷりのっている。そして牛肉。あとはマッシュルームが少々。味はやや甘め。汁気よりも具が多い。
これは子どもも喜びそうな味である。よい子はタマネギをたくさん食べましょう。
そして味噌汁が付く。
お品書きを見ても「ハントンライス」がないのだが,やはり金沢名物「ハントンライス」は新しいお品書きなのだろうか。
探検時期:2007年5月
今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:オムライス
今回の所要経費:700円
探検隊の報告:
黄金週間最終日の日曜日,週明けの仕事に備えるべく,出勤である。
で,お昼ごはんはここ「グリル中村屋」。まだまだ食べていないお品書きがたくさんある。
その中で今日は「オムライス」を選ぶ。
第一印象は,えらくケチャップが多い!ということであった。上にかかっているケチャップもさることながら,中のごはんも,結構な量のケチャップで味付けされている。まあ,ケチャップ好き,オムライス好きであるからいいのだが,それにしても,ちょっと甘め。
中も鶏肉ではなく,ハムが入っているようである。そんなオムライスを食しつつ,ゆとりがほしいと思う,今日この頃‥‥
探検時期:2012年2月
今回の探検目的:宴会
今回のお品書き:宴会コース
今回の所要経費:会費5000円
探検隊の報告:
ここ「中村屋」では初めての宴会である。いろいろと昼ご飯を食べに来たことはあるが,宴会をするのは初めてである。
会場は3階の和室である。和室でも,2階までが満席の時にはランチを食べに来たことがあるが,今回はここにずらりと座卓が並んでの宴会である。
写真は最初の状態。左,サーモンのマリネ。右,鴨か何かの燻製。さすがというか,洋食である。
左,海老の塩焼き。
これは和食名か?
洋食名で言うと何?
グリルドシュリンプ?などといらぬことを考える。
右,洋風茶碗蒸し?
いったいどういう料理だったのかは忘れている。とうに消化されてしまった。
左,手羽先唐揚げ。
名古屋名物手羽先って感じである。やや甘めのタレで美味い。
右,ロールキャベツ。
さらに外側にベーコンで巻いてあるところが,中村屋風。ちょうどいいとばかりにスープもいただく。
最後に出てきたのが中村屋名物の「コキール巻き」である。
お品書きには「クリームソースの豚ロース巻き」とある。
最後にちょっとがっつり,揚げ物が出てくる。
本日の会は女性も多く,食べきれずに残す人もいる。こちらは元気にすべてを完食である。洋食の宴会であったが,なかなか美味かった。
探検時期:2019年5月
今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:ハントンライス+エビフライハントンライス+瓶ビール
今回の所要経費:900円+900円+650円
探検隊の報告:
正統派の「ハントンライス」だったね。
日曜日のお昼ごはんである。午後からは仕事。その前に21世紀美術館へ行き,今やっている「黄金時代の鉄道展」を見る。ふらり歩いて,市役所の裏から柿木畠にさしかかり,「グリル中村屋」の前を通ると「ハントンライスはじめました」とある。ここ,金沢では老舗の洋食屋「グリル中村屋」にも,これまでは「ハントンライス」がなかった。ここは昔から「カツ丼」が有名で,わざわざ「ハントンライス」というお品書きがなくても,それ以外で美味しいお品書きがたくさんある店なのだった。それがいよいよ「ハントンライス」を始めたらしい。なので,「ハントンライス探検隊」としても,これは味わってみねばなるまいと,店に入る。
まだ12時前だったので,客の入りは半分くらい。空いているテーブル席に連れ合いと2人座る。仕事でも何でもない連れ合いは,バスで帰るので,瓶ビールを注文する。中瓶で650円だから,ややお高めだが,居酒屋ではないので,こんなものか。
注文は,「ハントンライスはじめました」の看板にあった2種類「ハントンライス」と「エビフライハントンライス」の2つとも注文したのだった。
こちら「ハントンライス」。
ケチャップライスの上に載るのは,薄焼き玉子と,マグロのフライが3切れ。そして,ケチャップやタルタルソースがかかる。よくハントンライスの説明には「白身魚のフライ」とあるが,ここは「マグロのフライ」。これこそが「トン」である。まさしく「正統派ハントンライス」である。
揚げたての熱いフライも美味しいが,全体として,濃い味付けのケチャップ味で,美味しい。
こちらは「エビフライハントンライス」。
マグロのフライの代わりに,エビフライが3つ載る。
エビフライとマグロのフライが同価格,とつい計算してしまう。
こちらは正統派ハントンライスではないのだが,とりあえず何が載っていても,「ケチャップライス+玉子+フライ+タルタルソース」でハントンライスと称するようになっているので,充分にハントンライスである。
でも,考えたらオムライスの上にフライを載せて,タルタルソースをかけたら何でも「ハントンライス」と言えてしまう。それほど金沢では「ハントンライス」は派生形が増えているのだった。
いや,つい先日行った,料理が出てくるのがやたら遅かった「フルオブビーンズ」では,ケチャップライスではなく,確か,十六穀米で作ったものだったが,それを「ハントンライス」と称していたのだった。
それに対して,ここ「グリル中村屋」の「ハントンライス」は実に正統派だったね。
探検隊おまけの報告:
このとき(2019年5月)のお品書きいろいろ
米飯料理
カツ丼(ご存知中村屋名物の皿カツ丼)→750円,
エビ丼,コロッケ丼,ミックス丼→各800円,
カレーライス(目玉焼き付き)→750円,
カツカレー,エビカレー,コロッケカレー,ウィンナーカレー→各800円,
デラックスカレー(エビ・コロッケ・ウィンナー)→1300円,
ハヤシライス,オムライス,ヤキメシ→各800円
コキール料理(中村屋名物クリームソースの豚ロース巻き)
コキール巻→1300円,コキール巻定食→1900円,
コキール巻(小皿)→650円,海老コキール→1200円,
海老グラタン→1400円
御料理
ポークカツ→1500円,ヒレカツ,一口カツ→各1300円,
海老フライ→1600円,ミックス魚フライ→1400円,
洋食盛り合わせ(コキール巻・海老フライ・ポークステーキ・魚フライ)→2200円
定食セット(ライス・味噌汁・小鉢)→600円増し
小皿料理
コキール巻,あらびきウィンナー,チキン手羽先,海老フライ,鮭フライ→各650円,
フライドポテト→450円
スパゲッティ
イタリアンスパゲッティ,ミートスパゲッティ→各800円,
ナポリタンスパゲッティ(イタリアンのクリームソースがけ)→1200円,
特製スパゲッティ(野菜たっぷりマヨネーズがけ)→850円,
カレースパゲッティ→1000円
米飯料理・スパゲッティ
大盛り→150円増し,カツダブル→300円増し,
目玉焼き付き→80円増し,味噌汁付き→200円増し
満腹探検隊の
ハントンライス特集のページ